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富士山静岡空港コミュのオオタカの営巣について

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昨日の新聞に、富士山静岡空港の建設現場で、稀少種であるオオタカが営巣をあきらめたとの記事がありました。

地方紙と全国紙とで視点に大きな差があり興味深いものがありましたので、のちほど転載したいと思います。

簡単にいうと、建設推進の立場にある県議の著書を出版している静岡新聞では楽観的な記事になっており、
全国紙の毎日新聞は厳しい目での記事になっています。

地元政財界と、全国的な視点との温度差をみる格好の材料と考えます。

コメント(5)

まずは、5月19日の、毎日新聞、静岡版23面の記事から抜粋します。

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「オオタカ営巣やめる:静岡空港予定地 別のつがいが巣」

 静岡空港予定地のオオタカ営巣地域で県が伐採を始めた問題で、県は18日、同地域のオオタカが営巣やめたことを、巣に配慮しての作業を提言していた学識者による「オオタカ保護連絡調整会議」に報告した。また同地域近くで別のつがいが新しく巣を作ったことを明らかにした。
 県は3月27日の伐採開始以降、巣から四角になる斜面で作業していたが、4月以降はオオタカが落ち着かない様子になっていたという。オオタカは今月3日以降は姿を見せなくなり、県が16日に調べると生活の痕跡がなくなっていた。同時期に巣から700メートルほどの、工事用の防災用緩衝池近くで新しいく別のつがいが営巣を始めたことも確認した。
 会議では、委員から原因究明の必要性などが指摘されたが、県は「新たな調査は考えていない」として、来月末にも伐採を終える方針を示した。また新営巣地については「防災上からも空港建設上も、いま工事をすることが必要」として、巣から100メートルの距離をとりながら工事を進めると説明した。
 一方、オオタカ保護を訴える「静岡空港オオタカ調査会」は同日、「営巣をやめたのは結果的に配慮の効果がなかったということ。調整会議で確認されたことと実際が大きく違っている」として、県に説明を求めた。
次は同日の、静岡新聞、27面の記事から抜粋します。

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「『静岡空港』周辺 新たな営巣確認: オオタカ保護調整会議」

 静岡空港建設地周辺のオオタカの保護について話し合う保護連絡調整会議が18日、島田市内で開かれた。これまで営巣が確認されていた地点のひ一つで営巣がなくなり、別の場所での新たな営巣を確認したことが報告されている。
 新たな営巣地は、以前に繁殖が確認されたA地域の営巣地から約700メートル離れた山林。一方、オオタカの繁殖環境に留意して樹木の伐採、集材作業が行われていたA地域では4月中旬まで、餌を運ぶ姿などが確認されていたが、その後に営巣がなくなったという。両地点で同時期に姿が確認されていることから県は「別の固体と思われる」とした。
 新たな営巣地の対策としては、県側は「近くに調節池があり、防災上から早期工事が必要。保護対策を取りつつ工事をすすめたい」とし、
▽営巣地から約100メートル以内は立ち入りを制限し、原則重機作業のみを行う
▽モニタリングを継続し、工事の影響を監視する−
などの案を示した。調整会議委員は県の案を了承した。
以上から、
・すくなくとも二組のつがいのうち、一組は雛を育てる段階で巣を放棄した。
・見出しの印象が正反対である
ことがわかります。
今後、新しいつがいの営巣が成功するか否かで、空港建設の環境に与える影響が明確になるものと思われます。

あくまでも個人的な意見ですが、
静岡新聞は無理矢理にポジティブな雰囲気にもっていこうという感じがいたします。
その後オオタカのつがいがどうなったかご存じのかたは書き込み願います。

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