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Gaia・ガイア 動物の世界コミュのハイエナ

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画像1,2:ブチハイエナ 画像3:シマハイエナ

●ハイエナ(=ヒヤエナ)はネコ目(食肉目)ハイエナ科に属する動物の総称である。長い鼻面と長い足をもち、イヌに似た姿をしているが、ジャコウネコ科に最も近縁である。★サハラ以南のアフリカのほか、シマハイエナはトルコ、アラビア半島の中東、ロシア南西部、インドにも分布する。★現生の4種のハイエナのうち、昆虫食のアードウルフを除く3種は、強力な頭骨と顎、消化器官をもつ。これらによって、他の肉食動物が食べ残すような骨を噛み砕き、有機成分を消化吸収することができる。角、骨、ひづめなど消化できないものは、ペリットとして吐き戻す。★一般にハイエナには、「サバンナの掃除人」として死肉をあさるという印象が強い。実際、中型のカッショクハイエナやシマハイエナは、狩りをするより腐肉をあさることの方が多いが、ブチハイエナの食物は、(腐肉も確かに含まれるものの)大半が自分たちで捕えたものであり、逆にライオンに狩りで仕留めた食料を横取りされる場合が多い。イギリスの生態学者 H.Kruuk の研究では、セレンゲティ国立公園のブチハイエナは、10〜15頭の群れでヌーやシマウマを狩ることが明らかにされている。他の動物が掘った巣穴に住み、巣穴の回りには動物の骨などが散乱している。この骨は非常食であり、食料が無い時にはその骨を食べ飢えをしのぐ。ハイエナの群れのリーダーはメスであり、メスのリーダーの長女が群れのリーダーと継ぐことが常識的になっている。その為、オスは群れの中で順位が低い。
★分類:ハイエナ科は、同じネコ目のジャコウネコ科から進化したと考えられる。その出現は比較的新しく、最古の化石はアフリカとヨーロッパの中新世前期のものである。初期のジャコウネコに似た比較的小型の系統(イクティテリウム亜科)は鮮新世前期までに絶滅し、現在の系統(ハイエナ亜科)は、中新世後期に出現して現在に至っている。 ハイエナ科のほとんどは、アフリカとユーラシアに分布が限られるが、チャスモポーセテス属だけは、鮮新世後期には北アメリカまで分布を広げていた。現生のハイエナ科には、4属4種が含まれる。
★ブチハイエナ(下段に細則説明) Crocuta crocuta
赤道付近の熱帯雨林を除いたサハラ以南のアフリカに広く分布する。鳴き声が人間の笑い声に似ているため「笑いハイエナ Laughing Hyaena」の異名をもつ。その名のとおり、灰色の体に黒い斑点があるのが特徴である。頭胴長120〜180cm、体重55〜85kgと、ハイエナ科では最も大型の種である。哺乳類としては珍しく、メスは平均してオスより一回り大きい。10〜15頭程度のクラン(clan)と呼ばれる母系の群れを形成し、共同の巣穴で生活する。群れのメンバーが協力して、ヌーやシマウマなどの狩りを行う。同じサイズの動物中、もっとも強力な顎をもち、驚異的なスピードで食物をたいらげる。
★カッショクハイエナ Parahyaena brunnea
以前はシマハイエナと同属のHyaena brunneaとされていた。アフリカ南部(南アフリカ西部、ナミビア、ボツワナ、西・南ローデシア)に分布する。頭胴長110〜140cm、体重40〜55kg。ブチハイエナと同様、母系の群れ(クラン)を形成し、共同の巣穴で生活する。ライオンなどの捕食者の食べ残しや、病死した動物の死体を主食とする。
★シマハイエナ Hyaena hyaena
分布はサハラ以北のアフリカ北部・東部からアラビア半島までの中東、インド、ロシア南西部に及ぶ。サハラやアフリカの砂漠では見られず、草原や半砂漠に生息する。頭胴長100〜120cm、体重37〜55kg。背に先端の黒いたてがみをもち、その名のとおり、胴と四肢に多くの黒いしまをもつ。群れを形成せず、雄と雌は繁殖時だけ一緒になる。
★アードウルフ Proteles cristatus
他のハイエナ類とは大きく異なった形態や生態をもつ小型のハイエナ。別名ツチオオカミ。東および北東アフリカと南アフリカに分断された分布域をもつ。頭胴長85〜105cm、体重9〜14kg。きゃしゃな頭骨と細い櫛状の歯をもち、シロアリを主食とし、一晩に20万匹のシロアリを食べると言われる。一夫一婦制である。

★ハイエナは肛門腺が発達しており、これがしばしば女性器と見間違えられたため、長らく両性具有であると信じられてきた。ただしアリストテレスは著書『動物誌』で両性具有は誤りであると記している。古代ローマの博物学者プリニウスは、『博物誌』で、ハイエナは交尾をしなくても出産できると記している。このような、性がはっきりしないという迷信から、中世までのキリスト教では、神を受け入れたかはっきりしないあいまいな人間の象徴として、ハイエナが用いられた。★ブチハイエナのメスの外性器は、外見上、オスのそれとほとんど区別がつかない。すなわち、メスの外性器の各部分が、にせの陰茎や陰嚢を形作っているため、野外で雌雄を明確に見分けるのは困難である。ハイエナが両性具有であると(あるいはしばしばその性を転換すると)考えられたのはこのためであるが、この現象は、ハイエナの胎児において、高いアンドロゲン(雄性ホルモン物質)濃度が維持されるために起こるものであることがわかっている

■ブチハイエナ(Crocuta crocuta)は、哺乳綱食肉目ハイエナ科ブチハイエナ属に分類されるハイエナ。本種のみでブチハイエナ属を形成する。特定動物。別名マダラハイエナ、ワライハイエナ。★分布:サハラ砂漠以南のアフリカ大陸★体長120-180cm。尾長20-35cm。体重55-85kg。ハイエナ科最大種でメスのほうが大型になるが、メスもオスと同じような外性器を持つため外観から雌雄を判別することは困難。★頭蓋骨・顎は頑丈で、門歯、犬歯、裂肉歯で肉や軟骨を切りはぎとると同時に臼歯でゾウの骨でも噛み砕くことができる。そのため糞には噛み砕かれた骨粉が多く含まれ白くなる。丈夫な消化器官を持ち、死肉を食べても腹を壊さない。消化できなかった角や蹄、毛、骨等はペリットにして吐き出す。また少量の食事でも十分に腹を満たすことができる。★耳は大きく同亜科の2種(カッショクハイエナやシマハイエナ)と違い丸みを帯びる。後頭部から肩までタテガミがあり幼体では白い。上半身が大きく背中が後方に向かうにつれ傾斜する。和名や英名の通り黒い斑点が入る。
★サバンナに生息する。クランと呼ばれるメスを中心とした群れで生活する。産まれた子供には順位が予め設けられリーダーの子供(メス)が次のリーダーを世襲し、群れの中での立場が逆転することはない。先天的に階級を設けることで群れの中での争いを防いでいると考えられている。夜行性で昼間は自分で掘るあるいはツチブタ等が掘った穴等を利用した巣穴で休む。巣穴の回りには動物の骨などが散乱し、獲物が少ない時にこの骨を非常食にする。威嚇やコミニケーションとして人間の笑い声に似た鳴き声をあげる。食性は肉食性で死肉も食べるが、同亜科の2種のように食性の多くを死肉が占めることはなくレイヨウやシマウマ等の中型哺乳類を狩りによって仕留めて捕食することが多い。持久力に優れ1日で30km移動することもあり、その持久力を生かして群れで獲物を追いつめるため狩りの成功率も高い。一説には一般に知られるイメージとは逆に、本種の狩った獲物をライオンが横取りする割合が高いという。繁殖形態は胎生で、子育ては群れにいる複数のメスで行う。★外観や鳴き声、死肉のみを食べるという偏見から一般にあまりよいイメージは持たれていない。また大型肉食動物であるため人間を襲うこともある。雌雄の判別が外観から困難なことから雌雄同体もしくは性転換すると考えられていた。
★日本では大宮公園小動物園と天王寺動物園、日本平動物園で飼育されている。

以上がハイエナの概要である(フリー百科より)。以前はリカオンとハイエナを混同していた。生息地別の呼び名の違い程度と思っていた。 トピックスを作って調べて初めて判ったのも面白い発見である。

コメント(11)

バンパイヤ http://www.vampire-kashiwa.com/

ブチハイエナの赤ちゃんが180万円で販売されてます。
ある面、安いとは思うのですが・・・・
2007.05.01岡山・池田動物園

シマハイエナ
2007.05.01岡山・池田動物園

シマハイエナ
●ユーラシアで絶滅のブチハイエナ、化石が大量出土―河北省秦皇島市 8月9日10時30分配信 Record China

2007年8月5日、河北省秦皇島市で大規模な化石発掘調査が始まり、ブチハイエナの化石が大量に見つかった。中国科学院と中国地質大学の共同チームの研究によるもので、今後DNA鑑定技術を使って、化石が生存していた時代の地質や生物の遺伝子の暗号を解くという。頭蓋骨化石がすでに30個以上見つかっており、これほど大量の出土はアジアで最多。また前足、前爪、胴体、肋骨も良い状態で発掘され、ユーラシア大陸ではすでに絶滅したブチハイエナの過去の空白を埋めるものとして注目される。また、第四期の動物である毛サイやキツネ、げっ歯類の化石などあわせて24種類が出土した。
[ 撮 影 日 ] 2008.01.13

[ 撮影場所 ] 天王寺動物園

[動物名など] ブチハイエナ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.13

[ 撮影場所 ] 天王寺動物園

[動物名など] ブチハイエナ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.13

[ 撮影場所 ] 天王寺動物園

[動物名など] ブチハイエナ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.13

[ 撮影場所 ] 天王寺動物園

[動物名など] ブチハイエナ

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