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経済・経営学部コミュの新しい経済の形とは?

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個人のニーズを満たすサービスは急速に進化して、飽和状態といっても過言ではない状態にあります。
例えば、女性の「奇麗になりたい」と言う欲望のため、化粧品屋さんはもとより、コンビニ、スーパー、デパート、インターネット、通販と、いたるところで化粧品が販売され、エステ、サウナ、岩盤浴、ジム、ヨガ教室、その他もろもろのダイエットに関する商品やサービスが充満しています。これらは供給過多といってもいいでしょう。
しかしながら、今の日本に社会的なニーズに対応するサービスが圧倒的に不足しているのではないでしょうか?
○不足する保育所、老人ホーム、介護士
○虐めを減らすために改革を迫られる学校
○増加傾向にある自殺、ストレス
○悪化するマナー、モラル
○破壊される文化、自然環境
○崩壊する食文化、食育の必要性
○経済格差問題
○少子化問題
…………。
など、どちらかと言うと個人のニーズと言うより「皆が享受しなくてはならない社会的サービス、文化、習慣」が崩壊しているように思えます。
この原因について多くの学者が消費経済の成長による急激な生活習慣の変化を指摘しています。

そこで最近の世論に目を向けると、経済大国としてのアメリカに対する求心力が弱まり、ヨーロッパ、特に教育で世界ナンバーワンとされたフィンランドなどの北欧に関心が高まっているように思えます。充実した福祉制度を羨やんでいるようにも見えます。
しかし、フィンランドなどの北欧の国は「高負担」によって「高福祉」を実現しています。が、日本では環境税導入の審議に現れるように「負担はいやだ」という意識が見え隠れします。買い物袋に関する税金に対しても、コンビニ各社が敬遠しています。が、森林の間伐やごみ処理等にものすごいお金が必要なため、私としてはコンビニ等で配られる使い捨ての割り箸やスプーン、フォークなどにも税金をかけるべきだと思います。しかしながら、日本の消費者は「農村の幸せ、都会の幸せ」の著者、徳野貞雄氏が日本の消費者の自然食や有機野菜に対する態度に付いて、「日本には”その良さや重要性を知ってるか?”といえば知っている消費者が多いが、”ではそのためにお金を出すか出さないか?”と言えばお金を出さない消費者が多い」としているのとよく似ています。「環境に対して何かしなければならないのは分かっているが、お金は払いたくないし、別に何かしようとも思わない」といったところでしょう。
私はファミリーマートでバイトでしてますが、このコンビには環境に対する募金活動をしています。皆さん1円や10円程度なら募金してくれます。で、期間中にたまった金額がうちの店で2400円程度。この金額があまり大きくないことからも、日本の消費者の環境責任に対する態度が見え隠れします。

20世紀はまさに自由や権利の時代でした。世界各地で民主主義政権が確立して、ロシアや中国までが自由経済化しました。テレビではお笑い芸人が「自由だ〜!」と言っています。
しかしながら、消費者の態度やモラルの悪化などが目立っています。そのための悪影響がでています。これから、21世紀からは責任の時代、自由を享受しつつ責任を全うできる経済の時代ではないでしょうか。その実現のためにも消費者の意識変革が不可欠だと思います。

コメント(2)

こういう関心はマルクス・エンゲルスあたりがこたえてくれんじゃないかな。
私は意識改革よりも急進的な社会主義革命よりも消費者行動を誘導するよう金銭的なインセンティブが現段階では必要だと思いますよ。
例えばレジ袋削減のために(環境問題全体で見るとあまり効果なさそうですが)繰り返し使えるオリジナルの買い物袋にポイントカードの機能をくっつけるとかさ。
企業のメセナ活動にしてもアレは非課税枠があり奨励されてるからさかんだってのもあるわけで。
返信遅れました(^^;)
それはいい考えですね!買い物袋を使うと、袋代節約だけでなく、あとあと商品がもらえたりしてお得感増ですね!

エネルギーで言えば電気代や公共交通機関の利用とか、そんなところにも応用できそうな手法ですね。

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