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個別指導研究会

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詳細 2012年4月6日 00:41更新

いまや4000億規模産業に成長したといわれる個別指導。
一斉指導を素人仕事で食い荒らす魔物なのか?
それとも新しい学習形態なのか?
家庭教師にせよ、個別指導にせよ、一斉指導技術と比較して、いまひとつ実態が見えてこないのも事実。
そこで個別指導を研究してみたいと思う。

現場では1:1〜5は人数別に3年経験、また一斉授業を試験運用し、1:12くらいまでは可能と見てきた。
たった一人の紹介から、企業内起業家として、小さな地方予備校にて100名を超える部門に2年で成長させた。半年係で一斉指導との融合を図った。

それが今の自分の立脚点。

そして、再び個別指導の原点に戻りたいと創業を企図、退却不可能なところに自分を追い込んだ。

かたや一斉指導の醍醐味や効果、ライブ授業の五感に訴える教育効果も見逃すことは出来ない。講師教師へのインセンティブと特に高度な演習授業における膨大な準備作業による送り手側の学習効果は見逃せないと思う。

個別指導はやはり、あるものを提供する、部分が大きいと思う。

私は、学校にいかなくてよかったのが幸いだった。
といったのは哲人マルクスアウレリウスだったか。

中高不登校で、偏差値測定不能の推定20台前半で入塾、個別指導と少人数ゼミ指導を半年行い、東京都内有名私立大(偏差値60近く)に合格した教え子もいる。
塾でさえ三日続いたことがないんです、と母親は、打ち明けた。
かまってくれるからいい、と彼女は言った。
コーチング効果、そういうものは確かに近い個別指導にはある。
伴走コーチにはなれる。
しかし、多人数システム管理を志向したモデルには、結局、接触頻度と密度の点で、多数一斉指導へ近づく懸念も現場で感じてきた。
全国学力テストでは少人数クラス制のフィンランドモデル採用の秋田県が最上位、一方自分の住む沖縄県は最下位。
低い所得と貧困、高い失業率、かつては異国であった文化風土、様々な要因を抱えながら、最上位生たちを医学科に入れる場所に居た。
個別指導。
故・久保田師が引っ張り、伝授してくれた。
それがなければとっくに違う業種に行っていた。
非常に魅力だった、ビジネスとしても、また、教育と言う聖業的側面も。
一方、塾講師などは、先生と呼ばれても、生徒にとっては掃除のおばちゃんと一緒、その冷徹な実際面も身をもって体感してきた。

個別指導。

定義もあいまい。

1:2までなのか?それぞれの課題に合った質問受付と動機付け、教材付与ならば1:12でも出来る、生徒を充分把握し準備さえ良ければ。

一方、超少人数の一斉演習指導はクラス指導といえるのか?
解説準備を入念にする以上、個別指導ではない、と僕は思う。
やはり2人相手でも、準備した教材をまとめて発信する作業は一斉指導だろう。

個別指導。

指導という共有部分さえあやしくなる。

個別教唆、と一斉解説、そのほうが語感はまずいが近いのではないか?

結局のところ、それはまだ始まったばかりなのではないか?

牽引力の一斉、集団力学

柔軟な個別、定量継続力。

なんともいわく言いがたい個別指導/一斉指導の境界とあいまいさを充分意識しながら、ここしばらくは個別指導について突き詰めてみたい。
まずは適切な演習教材を自学できる環境を整え、見守ってあげること。
教師用マニュアルまで渡して放置、と一斉型講師から罵倒されて解雇された個別講師がいた。
僕はそこに一つの明確な境界を感じる。
実はそれでもいいのが個別指導なのだ。
金太郎飴型で、解説のしっかりした自学教材を、教えすぎずに観察示唆すべし、故・久保田師はしきりに語った。

個別指導。

なんやかんやいっても、学力を上げるのが至上命題。

良い教材を本人状態にあわせ演習を適宜補助し定量的に定着させ効果測定を行いつつ段階的に偏差値を引き上げていく作業。
実は最も大切なのは効果測定ではないか、とも思う。
効果が少なければ、違う処方を試す必要もあろう。
名著・栄光の新演習シリーズを使っていればセンター数学までは伸びる。しかし英文法は量の多さと解説のイメージ薄さで、桐原の参考書には負ける。定量的演習ではない、何かが語学にはある気がする。
とにかく一冊仕上げるのだ。そういわれそうしてきて東大までわりとすんなりと入った。違いが明確だったのは、学習持続時間が人より長く、かつ、目標設定とそれに対する執念が人より貪欲だっただけのような気もする。
個別指導。
力ある個人塾と、家庭教師には叶わない、と久保田師は常々言っていた。僕も本能的にそう思う。
やはり努力持続力の安定長期化と適切な教材によるバグの少ない効果的な学習ということか。

ここまで考えた。

まるで個別指導の唄だ。

これからは、ここから考えて進もう。

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