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昭和の本が好き♪♪コミュの「ミカドの淑女(おんな)」・・・林真理子

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その女の名は下田歌子。女官として宮廷に出仕するやいなや、その才気によって皇后の寵愛を一身に集め、ついには華族子女憧れの的、学習院女学部長となった女。
ところが平民新聞で色恋沙汰を暴露する連載記事が始まり突然の醜聞に襲われる。

ここに登場するのは、伊藤博文、乃木希典、そして明治天皇・・・。
明治の異様な宮廷風俗を描きつつ、その奇怪なスキャンダルの真相を暴く異色の長編。

コメント(12)

乃木希典・・・司馬さんの「殉死」を読み乃木希典のイメージがあったが、この本を読むと、もっと人間臭い乃木希典を見ることができました。。
こんにちは。「ミカドの淑女」は当時夢中で読みましたわーい(嬉しい顔)
詳細をかなり忘れているので、時間を見つけて是非再読したいと思います。
史実を元にしながら、特異な人物像が実に巧みに描かれていました。林真理子は、この作品のみならず、毒のある魅力をもった人物(特に女性)の描写が本当にうまいと思います
この作品の他にも、明治から昭和初期の実在の女性をモデルにした力作を何編か書いているので、今後こうしたジャンルの大家になるかと期待したのですが......
最近のパターンが決まったような恋愛小説にはちょっとがっかりしています。



chardeさん、お久しぶりです。。
「ミカドの淑女」読まれましたか・・・

私も歴史好きで明治維新のころのものも好きなので、その頃の人物の別の面が見られて面白く読めました。。

林真理子さん、女性の描写は彼女ならではのものがありますね。。
でも、私も林さんのはこの本しか読んでないのですが、>明治から昭和初期の実在の女性をモデルにした力作を何編か書いている・・・他にお勧めあったら教えてください。。
kakoさん
すっかりご無沙汰しておりましたあせあせ

下田歌子という人はこの本を読むまで知らなかったのですが、そのほかの登場人物は超有名人揃いですよね。そういった人達の人間臭さというか生生しい描写が印象的でした。鹿鳴館の実態(?)も面白かったです。

林さんの作品で実在の人物をモデルにしているのは、「女文士」(真杉静江)、「白蓮れんれん」(柳沢白蓮)、「テネシーワルツ」(江利チエミと異父姉)、「本を読む女」(林さんの実母)などです。

私が好きなのは「女文士」と「本を読む女」なんですよ。
「女文士」の真杉静江という人は作家としてよりもスキャンダルで名を馳せた人だったようで、彼女を取り巻く人々の中に昭和の有名作家が続々登場します。

「本を読む女」は書店を経営していた林さんのお母さんの話なのですが、林さんがお母さんの影響をいかに受けているかがわかる作品です。主人公に林さん自身が投影されているような印
象があります。

どちらも、元文学少女で読書の楽しみや本との付き合い方を熟知している作者ならではの作品だと思います。それまでエッセイストだと思っていた林真理子という人への見方ががらりと変ったのを覚えてます。
charadeさん
そういえば、内容は見事に忘れてますが「白蓮れんれん」は読みました。。
面白かった印象だけ残っています。
確かに、林さんがその系統の本をどんどん出していたら面白い本が読めたかも・・・

「女文士」と「本を読む女」おもしろそうですね・・今度本屋さんに行ったら探してみます。。
「ミカド・・」のカバーの裏に「胡桃の家」というのが載ってますが、どんなでしょう??
私も林氏の作品は『ミカドの淑女』と『白蓮れんれん』を読んでいます。
どちらもおもしろかったですが特に『白蓮・・・』は主人公に共感することが難しかったです。
『本を読む女』は林氏のお母様を主人公にしたと読んだことがありますが、正しかったかな?
VINしゃま
やっぱり、同じようなもの、読んでますね・・
どうも、他の本は題名が「ルンルン」なんてついてると、つい先入観で読む気が起きません・・・

せっかく、下田歌子という人に目を留めて、あそこまで面白いものを書けるのですから、ぜひ、他の埋もれているような女性も書いてほしいですよね。。

>>『本を読む女』は林氏のお母様を主人公にしたと読んだことがありますが、正しかったかな?


charadeさんが>>「本を読む女」は書店を経営していた林さんのお母さんの話

と書いているので、そうだと思います。。
すみません、間違えていました。「柳沢白蓮」ではなく「柳原白蓮」でした。

VINさん、こんばんわ。
白蓮に共感できない気持ち分かります。
私は恋愛ものがあまり得意ではないので、読みながら主人公二人の濃厚な情熱にタジタジ&赤面になりました。しかも不倫なわけですし....
ストーリーは面白かったんですけどね〜。

kakoさん
「胡桃の家」は確か短編集だったと思います。随分昔に読んだので記憶が怪しくなっています。すみません。
作者である林さん自身の個性が強いせいなのか、林作品は好き嫌いが分かれるようです.....私の周りでも、読まず嫌いな人が結構いるんですよ。
あれ、 charadeさんとVINしゃま、お知り合いるんるんでしたか。。
本好き同士ですものね。

「柳原白蓮」了解です。。
確かに林さんのものは読まず嫌いがありそうですね冷や汗
『女文士』女流作家の人生。武者小路実篤のことも書かれてましたよね。 『胡桃の家』読んでます。それ程古くない『花探し』は花好きの私が花のことが書いてあると思い中も見ず借りましたが。おーとっと!と・・・林真理子さんの本は二極のような?着物の本などは勉強になります。
こんばんわ。遅くなりましたが「ミカドの淑女」再読しました。ストーリーを大分忘れていたので、結末が気になって一気に読んでしまいました。
十数年前に読んだ時には何も感じなかったのですが、今この年齢になって読んでみると、男性がこんなに他人の心中を想像するのかな?という若干の疑問を持ちました。人のことをあれこれ妄想するのは女性の特技、と思っていましたので。
下田歌子という人に周囲の人の心を乱さずにはおかない妖しい魅力があったということなんだろう、と解釈することにしました。
それにしても平民新聞の記事は強烈でしたふらふら
結構面白かった本でも、時間が経つと忘れるものですよね。。

明治天皇が、こう思った・・・なんて小説、時が時ならお縄もの(笑)・・・
平民新聞にばらした人がいた・・・ということ・・男の人もおしゃべりな人が偉い人でもいたんですね・・



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