ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

昭和の本が好き♪♪コミュの「殉死」・・・司馬遼太郎

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
乃木希典−日露戦争で苦闘したこの第三軍司令官、陸軍大将は、輝ける英雄として称えられた。戦後は伯爵となり、学習院院長、軍事参議官、宮内省御用掛など、数多くの栄誉を一身に受けた彼が明治帝の崩御に殉じて、その妻と共に自らの命を絶ったのはなぜか。

当時、日本人の鏡とされ、本書は日本中の国民が涙したといわれるその英雄の死を描いているのですが、そこに至る一人の人間の歪んだ美意識、将軍としての無能ぶりをも痛烈に暴いている。

「軍神」の内面に迫って、人間像を浮き彫りにした問題作。





コメント(3)

たまたま、テレビのドラマで、この「殉死」を見ました。
乃木は緒方拳が演じていましたが、その前に「櫂」で緒方ファンになっていた私は、この乃木役の緒方拳も、孤高の人というイメージで、すごく引き込まれました。

もともと、本を読んで自分のイメージを作ってから、映像を見たいほうなんですが、本書は逆でしたが、イメージのずれはありませんでした。。
何かの本で読みましたが、乃木大将の第三軍、旅順203高地、機関銃と鉄条網に守られた要塞を攻撃するのに、隊伍を組んだ歩兵の突撃はどだい無理な話であり、惨憺たる死傷者を出した。 ... 空前の犠牲者が出てもまだ203高地は落ちず、4万の兵士の命を落とした・・・と書いてありましたが・・結局乃木の戦略は失敗だったと思いました。。

ただ、林真理子さんの本で読みましたが、明治大帝は乃木をすごく気にいっていて、(結局、それゆえに殉死という形になったのだと思いますが・・)乃木を奉る流れだったと言う事ではないでしょうか・・・

Mikeさんのお父様が言われたように、乃木をはじめ明治の立役者達が英雄として日本人にはすり込まれていた感じがします。
それより私は、その英雄達の妻が芸者さんが多かった・・・と言うところに興味がありました。

この「殉死」を読み、私が一番違和感と言うかなんで??と思ったのは、乃木の妻静子が、なぜ一緒に死ななければならなかったのか・・・という所でした。
司馬さんも書いているように、旅順攻撃で犠牲になった4万の兵士と共に、妻静子も乃木のゆがんだ美意識の犠牲者ではなかったのでしょうか??

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

昭和の本が好き♪♪ 更新情報

昭和の本が好き♪♪のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング