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英国原盤コレクター研究会コミュのATOM HEART MOTHER 70-PINK FLOYD

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ATOM HEART MOTHER 70-PINK FLOYD

HARVEST (UK PRESS ORIGINAL)

[Gramophone Rim/II/両面マト1の英国 Harvest、FIRST PRESS ORIGINAL/RIM : THE GRAMOPHONE CO.LTD./EMIボックス・ロゴなし/Gatefold Jacket-(オリジナル見開きジャケ) The Piper At The Gates Of Dawn/Ummagumma/Meddle/Obscured By Clouds/Wish You Were Here/Animals/The Wall- FIRST PRESS ORIGINALで所有]

バンドのセルフ・プロデュースによる、PINK FLOYDの5thアルバム、PROGRESSIVE ROCK(70年発表の本作から始まった)の名盤!牛(名前は(ルルベル3世)というらしい)の写真を使用したHipgnosisよるデザイン・ワークも秀逸/有名。ひとつひとつ楽曲のクオリティはもちろん、作品全体をトータルで構築するコンセプト・アルバムとしての評価も高い。Abbey Road Studiosにてレコーディングされており、Allan Parsons(後にフロイドの音楽方法をパクり、Gilmourの怒りをかってしまうプロジェクトで有名)がスタジオ・エンジニアとしてクレジットされている。全英初登場1位、全米55位を記録するなど各国でヒットした。それまでの彼らのアルバムは、どちらかと言うとアンダーグラウンドで難解な実験音楽的要素が強かったが本作では分かり易く聴きやすい内容になっている。このことがSyd Barrett脱退後のバンドに初めて商業的、音楽的成功をもたらすことになる。表題曲[ATO
M HEART MOTHER(原子心母-(日本語のタイトルは[原子心母-(Atom=原子)(heart=心)(Mother=母)と英語をそのまま直訳したものである。このタイトルをつけたのは、東芝音楽工業(現・EMIミュージック・ジャパン)の洋楽ディレクターだった石坂敬一(現・ユニバーサルミュージック代表取締役会長兼CEO)。表題曲はA面を覆い尽くす23分を超える大作で、ストリングスやブラス・バンド、コーラス隊などを大胆に使った作品、この曲の為に彼はチェロ奏者と10人の管楽器奏者、20人の合唱団を起用している。原題の「Atom Heart Mother」とは、心臓にペースメーカーを埋め込んで、生きながらえている妊婦のことを書いた新聞記事の見出しから取られたもの。制作はメンバー4人だけでなく、Ron Geesinが加わっている。B面は、バンドの個人による書き下ろし曲と、メンバー全員の共作による曲が収録されている。Roger Waters作[If]は、後の大傑作[The Dark Side Of The Moon]のコンセプトの原形と言える。[Fat Old Sun]はDavid Gilmourによる作品で、ライブレパートリーになった曲である。[Summer '68]はRick Wright作であり、3人による曲の中で一番ポップである。最終トラックの[Alan's Psychedelic Breakfast]はバンド全員による共作で、楽器を使用しない音楽=musique concrete作品)。実験作と言ってしまうには惜しい美しい組曲。実際この曲をこのアルバムのハイライトに挙げる人は多い。

1. Atom Heart Mother (Waters,Wright,Mason,Gilmour,Geesin)
a. Father's Shout
b. Breast Milky
c. Mother Fore
d. Funky Dung
e. Mind Your Throats Please
f. Remergence

1. If (Waters)
2. Summer '68 (Wright)
3. Fat Old Sun (Gilmour)
4. Alan's Psychedelic Breakfast (Waters,Wright,Mason,Gilmour)
a. Rise and Shine
b. Sunny Side Up
c. Morning Glory

David Gilmour(Guiter,Vocal)
Roger Waters(Bass,Vocal)
Rick Wright(Keyboard,Vocal)
Nick Mason(Drum)
Jhon Aldiss Choir(Chorus)
Produce:Pink Floyd
Executive Producer:Norman Smith
Enginner:Peter Bown, Allan Parsons

1967 The Piper At The Gates Of Dawn
1968 A Saucerful Of Secrets
1969 More
1969 Ummagumma
1970 Atom Heart Mother
1971 Meddle
1972 Obscured By Clouds
1973 The Dark Side Of The Moon
1975 Wish You Were Here
1977 Animals
1979 The Wall
1983 The Final Cut
1987 A Momentary Lapse Of Reason
1988 PERFECT LIVE! Delicate Sound Of Thunder



Pink Floyd-Atom Heart Mother




*Hipgnosis(ヒプノシス):Storm ThorgersonとAubrey Powellが1968年に結成したUKのアート集団(Storm Thorgerson/Aubrey Powell/Peter Christopherson)。Storm Thorgersonがアート・カレッジで知り合ったPINK FLOYDのRoger Watersからの依頼で、2ndアルバムA Saucerful of Secretsのアルバム・ジャケットを手がけたことをきっかけに、本格的にアルバム・ジャケットのデザインを手がけて行く。 その後、LPレコード全盛の70年代を中心にロックアーティストのアルバム・ジャケットを数多く制作。PINK FLOYDのアルバム[Animals](1977)において、Roger Watersが“Sleeve design by Roger Waters Hipgnosis”と勝手に表記してしまい、それ以来HipgnosisはPINK FLOYDのデザインをやめた。その後、Waters脱退後の新生フロイドによる1987のアルバム[鬱-A Momentary Lapse Of Reason]でPINK FLOYDのジャケット制作に復帰している。

*Ron Geesin:PINK FLOYDの代表作/名作[原子心母/Atom Heart Mother]のアレンジャーやBRIDGET ST. JOHNのアルバム[Jumble Queen]のプロデュース、Roger Watersとのサントラ[Body]等が有名、実はかなりの数のアルバムを発表している。

*PROGRESSIVE ROCK:プログレッシブ・ロックという言葉は、当時、東芝音楽工業(現・EMIミュージック・ジャパン)のピンク・フロイドの宣伝担当ディレクターであった石坂敬一が、従来のロックとは異なるピンク・フロイドの音楽を形容するために考案したものといわれている。在"progressive rock"は英語でも普通に使われている言葉である。省略形は"prog-rock"。1970年発売の同バンドのアルバム[原子心母/Atom Heart Mother]のタスキに、(ピンク・フロイドの道はプログレッシヴ・ロックの道なり!)というコピーが掲げられている。これがおそらく、日本で(または世界で)[プログレッシヴ(ブ)・ロック]という言葉が使われた最初の例である。その後、遡って解釈され、The Moody Bluesの[サテンの夜/Days Of Future Passed]が世界初のプログレのアルバムとされている。King Crimsonの[クリムゾン・キングの宮殿/In The Court Of The Crimson King]もプログレの世界への門戸を開いた、確立した作品として評価が高い。イギリスを主として70年代に全盛を誇ったロック音楽のカテゴリーの中の1つのジャンルであり、KING CRIMSON(キング・クロムゾン)以外に、PINK FLOYD、YES、GENESIS(初期のみ)、Emerson,Lake&Palmer(EL&P) など。(プログレッシブ)とは、本来、(先進的/前衛的)というような意味だが、プログレッシブ・ロック・バンドという場合、そのアルバムや楽曲などが次のような特徴がある。アルバム全体を一つの作品とする(コンセプト・アルバム)/大作・長尺主義傾向があり1曲が長い/技巧的で詩が難解で、曲も複雑に構成された楽曲(変拍子・転調などの多用)/インストゥルメンタルの楽曲も多い/芸術性を重視した曲作りクラシック音楽/ジャズ/現代音楽とのクロスオーヴァー・ミクスチャーを試みたものも多く、高度な技術を有するシンセサイザー/メロトロンなどといった、当時の最新テクノロジーを使用した楽器の積極的使用、今までにない独創的な音楽性etc

*HARVEST:ハーヴェストは英国のメジャー、EMIレコードのレーベルとしてThe Beatlesの[Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band](67以降、1969年に設立されました。従来のロック(ビートバンド)の枠を越えたロック(プログレ)の誕生という新しい音楽の流れに対応するため、他のメジャー・カンパニーも時期を同じくしてVertigoなどといった新レーベルを設立します。 ハーヴェストも実験的なアーティストの作品を供給すると表明していたようですが、それらのレーベルほどアンダーグラウンド色は強くなく、66年にDecca Recordsが先んじて設立したDERAM(デラムはデッカのサブ・レーベルとして1966年に設立されたました。 いわゆるプログレッシヴ・ロックのレーベルとしてその道のファンには人気の高いレーベルとなっています。)に近い。80年代に入るとハーヴェストはピンク・フロイド用のレーベルといった状態になり、そのピンク・フロイドが(The Final Cut)を最後にレーベル離れたため83年に終息した? ピンク・フロイドが離れたと言うより、ハーヴェストが新設のEMIレーベルに吸収された?

*Gramophone Rim/II 1969-71:グラモフォン・リム(第2期)CENTRAL REMARK(ビートルズ・コレクターが呼ぶ有名なもの再販価格?1964〜69年にかけてEMIのレーベル全てにこれがあったと言われています)が無くなった第2期[Gramophone Rim]です、まだEMIのボックス・ロゴは見られません。

*Gramophone Rim/III 1971-72:グラモフォン・リム(第3期)1971年になるとハーヴェストのロゴの上にEMIのボックス・ロゴが付されるようになりました(レーベルとしてのEMIが設立されたのが確か71年だった?これと連動した動き)。 第3期は72年まで使用されました。 傘下レーベルである米キャピトルのアルバム・ジャケットでも同じ頃からEMIボックス・ロゴが表示されるようになります。

*musique concrete(ミュジーク・コンクレート/ミュージック・コンクレート):1940年代の後半にFranceでPierre Henri Marie Schaefferによって作られた現代音楽のひとつ、音響・録音技術を使った電子音楽の一種。具体音楽とも訳される。人や動物の声、鉄道や都市などから発せられる騒音、自然界から発せられる音、楽音、電子音、楽曲などを録音、加工し、再構成を経て創作される。


THE DARK SIDE OF THE MOON 73 - PINK FLOYD
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=996085661&owner_id=3484654

THE DARK SIDE OF THE MOON 73
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ATOM HEART MOTHER 70
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