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発音にこだわるジャズヴォーカルコミュの課題曲2 "L-O-V-E"

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L-O-V-E


"L" is for the way you look at me
"O" is for the only one I see
"V" is very, very extraordinary
"E" is even more than anyone that you adore can

Love is all that I can give to you
Love is more than just a game for two
Two in love can make it
Take my heart and please don't break it
Love was made for me and you


Nat King Coleのバージョンです。美空ひばりも歌ってるとか。質問、コメントなどありましたらお願いします。

コメント(6)

一番最初には、 atが いけてません。

リズム的に look と at の間でつながっておらず、

それぞれ個々に発音される感じかなと思うので、 
at は catのa かなと思うのですが、
そうでもなく、
シュワかなと思うがシュワでもなく、
Vひっくり返した発音記号でもなく、
いったい何なのでしょうか?

文章力なく伝わっていなかったら、ごめんなさいです。
あきちゃん:
結論から言うと、"hat"の"a"です。"cat"の"a"は"c"の発音に影響されて頭の部分がややつぶれるので、厳密には"cat"の"a"と同じとは言えないと思います。

それから、"look at"とリズム的につながっている場合でも"at"の"a"にはアクセントがありますので、"hat"の"a"で、"about"の"a"のようなあいまいな音にはなりません。つまり、

"Look at that building."と、

"The concert will be held at that building."では、

"at"の"a"の部分の発音が異なるということです。
"L"の「エ」と"way"の「エ」

"L is for the way you look at me"の
"L"「エル」の「エ」と"way"の「ウエイ」の「エ」は明確に違うって知ってましたか?

もし、"L"の「エ」は日本語の「エ」と同じで、"way"の「エイ」は、日本語の「エ」に「イ」を軽く添える、なんて書いてある発音の教則本をお持ちでしたら、すぐに焼却処分してください("go"の"o"にあたる二重母音は、日本語の「オ」に「ウ」を軽く添えると書いてある教則本は皆さん既に焼却していただいていることと思います)。

"L"の「エ」と聴こえる部分は、日本語の「エ」よりもやや「ア」に近く、日本語の「エ」よりも口を横に大きく拡げて、顎を下に降ろします。

一方、"way"の"ay"にあたる部分の二重母音の最初の「エ」と聞こえる部分は、日本語の「エ」よりもむしろやや「イ」に近く、上記の"L"の母音と同様、口を横に大きく拡げますが、顎は上に上げて、唇は人差し指も入らないぐらいに狭めます。さらに、日本語の「エイ」に聞こえる部分の「エ」の部分を「イ」の2倍から3倍長く伸ばし、その後、「エ」のために横に広く拡げた口をだんだん狭めていき、最後は上下の前歯の間から舌の表面が見えるぐらい顎と舌の中央部分を上げます。


●この曲の中で、"L"と同じ母音を含む単語
very, extraordinary, anyone,

●この曲の中で、"way"と同じ母音を含む単語
game, take, break,made


この2つの母音を明確に差別して発音する必要があります。身近に音源があったら、確認してみてください。
問題の"love"について

1."o"
最大の落とし穴は、"love"の"o"の部分の母音の発音にあります。ライブやセッションでよく耳にするのは、この部分の母音を、"hat"、"hand"、"land"とかの母音で代用している例です。これだと"lav"に聞こえてしまいますが、"lav"は"lavatory"の略語で、以前説明したとおり、「便器」そのものを指します。便器を相手に捧げたり、二人で便器に入ったり、二人の記念に便器を作ったりと、替え歌としては面白いかもしれませんが、知らずにやっているのだとすれば、これほど恐ろしいことはありません。でも、実際は六本木の外人がいっぱい来るジャズクラブとかで"lav"を歌っているヴォーカリスト、結構いるんですよね。1ステージ5曲として、2ステージだったら10曲、そのうち、"love"が出てこない曲なんてたぶん1〜2曲ですから、おそらく2ステージの間、「便器」を連呼しまくるわけです。想像してみてください。

"love"の"o"の部分と同じ母音はこの歌の中にはありません。同じ母音を含む単語は次のようなものです。

front
come
some

この母音の発音のコツは、日本語の「ア」よりも縦に口を大きく開き、さらに、日本語の「ア」では、舌の真ん中辺が口の中で盛り上がるのに対し、"love"の"o"の場合は平らに保ちます。結果的に、日本語の「ア」よりも暗く、奥まった深い音になり(日本語の「ア」よりも口の中の後方で響かせることによる)、日本語の「ア」とも「オ」ともつかない微妙な音になります。

さらに、日本人ジャズヴォーカリストというか、日本人の英語話者の特徴として、この母音を短めに発音してしまうという癖があります。日本語で「ラブ」と標記されるのをそのまま読んでるんですね。でも実際は、「ラーヴ」もしくは「ローヴ」ぐらいに長く強く発音されます。

英語の愛は深くて長続きするんです。

ネイティヴの歌手が歌っているのをよく聴いて研究して、自分の発音の録音したものと比較検討してください。比較の対象は"love"だけでなく、これと同じ母音を含む全ての単語が対象となります。つまり、"love"の母音の発音がちゃんとできているのであれば、"some"が"Sam"のように聴こえるような「揺れ」があってはならないとういことです。

2."l"
これも、「rは日本語のラ行と違って舌を上につけないが、lは日本語のラ行と同じで構わない」とか書いている教則本があったら、今すぐに庭に持っていって焼却してください。マンションなどで庭がない場合は、流しで燃やしてください。

まず、日本語の「ラ行」の音との大きな違いは、日本語の「ラ」と言う直前の口を鏡で見てみると、上下の前歯の間から、舌の【先端】もしくは【表面】が見えるはずです。

一方、英語の"l"を発音しようとしているときの口を鏡で見ると、舌の【裏側】が見えなければなりません。

つまり、どういうことかというと、日本語の「ラ」の場合は、舌の先の弧を描いている部分全体、もしくは、舌の全体の前から4分の1ぐらいのところを上歯茎の裏の後方につけて発音するのに対し、英語の"l"は、舌のまさに先端部分のみを上歯茎の裏のほとんど歯と歯茎の境あたりに付けて、あたかも歯茎をしたから押し上げるようにします。ですから、英語の"l"の場合は、正面から見ると、舌の裏側が見えることになります。

さらに、このような舌の位置になると、口もそれにつれて縦に開かなければならないことになり、ちょうど日本語の「オ」のような口の開け方で、唇を日本語よりも意識的に丸める形になります。

加えて、この音(子音)は、半母音と言われるほど、母音の要素も持ち合わせています。したがって、この"l"の音が文の最初に来るときには特に前述の日本語の「オ」に近いような口の形で発せられる母音が日本語の「ラ」に聴こえる子音の前に伴うことになります。

犬が吼えるときに、いきなり「ワン!」と吼えずに「ウ〜ワン!」というふうに、「ウ〜」といううなり声に続いて爆発的に「ワン!」と吼えるときがありますよね。

これと同様に、"love"が文の最初に来ているときには、「ォラーヴ」のような発音になることが多々あります。Nat King Coleの"L-O-V-E"ではこれが顕著に認められます。

それだけ、"love"の"l"はあせらずじっくりと時間をかけて発音されなければなりません。

3."ve"(上級編)
この"v"の発音、"b"と区別が付かない人は読み飛ばしてください。
"v"は発音の教則本とかには「有声の摩擦音」とか書かれています。
しかし、4小節の最後とか、この歌のように"love"の後に休符がある場合は、
特殊な処理が必要となります。

それは、最後の"v"の後に"f"の音を続けるということです。

"love"の最後の"ve"の音を「ヴ」というように文字通り有声の摩擦音として発音すると、「ラーヴゥ」というふうに、極端に言うと余計な「ゥ」という音が入ってしまいます。かといって、この"ve"をあまり弱く発音すると全く聴き取れないか、"f"のように聴こえてしまって、はなはだ不完全です。

そこで、本来の"v"の音をしっかり聴かせた後、母音だけをオフにして、最後に"f"の音だけを残す、という高級テクニックです。極端に言うと、「ラーヴフ」のように聴こえるわけです。

これもNat King Coleの"L-O-V-E"で顕著に認められます。


ここまでやって、「便器」が立派な「愛」になります。


不明な点があったら、ご遠慮なくお尋ねください。
"you"の"ou"の部分の発音について。


日本語の「ユ」の後に日本語の「ウ」を伸ばしただけでは、きれいな"you"になりません。

学校ではこの母音は「長母音」と教えていますが、実際には多分に二重母音の性格を持っています。"y"の発音の後、日本語の「ウ」よりも唇を丸めた形からスタートし、徐々に唇をすぼめていき、最後は極端に言うと縫い針1本しか通らないくらいに丸く唇をすぼめるのが基本形です。ほとんど"woman"の "w"の音で終わるといっても過言ではありません。

母音の最初から最後までずっと同じ口の形ではありません。


●この曲の中で同じ母音が含まれる単語
two

●この曲に出てこない同じ母音が含まれる単語
too whoなど 


この傾向は、下記の順番で顕著に表れます。

1)文・節の最後。
"I love you." "Me, too."

2)直後に有声子音が来るとき。
"mood" "good" "food"

3)直後に無声子音が来るとき。
"boot" "root"


韻を踏んでいる節にこの母音が出てくるときには、特に気をつけて発音しないと、日本語っぽい英語になってしまいます。コツは、この音節に割り振られた音符全体を使って徐々に唇をすぼめていくことです。全音が割り当てられているのに、最初の四分音符相当のところで"w"まで持っていってしまって、残りの三分を"w"の音のまま伸ばすのはとても不自然です。


●以下、脚韻を踏んでいて、特に注意を要する部分

"Love is all that I can give to you"の"you"

"Love is more than just a game for two"の"two"

"Love was made for me and you"の"you"


また、前述の、"w"の要素が顕著に出るのが、

"Two in love can make it"の"Two in"です。

続けて発音されると、"Two win"のように聴こえます。

歌手によっては、"Two"で一旦切ってから"in love"と歌う人もいるかもしれませんが、ここで"w"の音を入れて発音すると、私のような英語の専門家から見ると、「オッ、こいつわかってるな」ということになるし、英語の発音などに詳しくない人が聴いても、「あの人ネイティヴっぽい」ということになります。


いろんな歌手のいろんな歌を聴いてみて、確認してください。
美空ひばりさんのLove聴いたわ蛙

そのCD何処にいったかわからないの残念たらーっ(汗)

凄く心に響く歌よね目がハート

私も頑張って練習してみますわーい(嬉しい顔)

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