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法哲学コミュの自然法主義と、法実証主義

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自然法主義というものは、もともと、「古典命題」、による立法論的性質を持っている。
実定法主義の国で、正義論に基づく、「正の善に対する優先性」における、正こそが、実定法(法実証主義)であるが(ただし、違憲立法審査権に基づく、違憲立法の排除)古典命題、特にキリスト教、カントに基づく、道徳的在り方、また道徳感情論に基づく道徳的な在り方、によって、おおよそ、古典命題に即して、決められる。
憲法は原則的にはリベラリズムに基づいて、立法され、解釈され、適用される。
そもそも、立法論としての、自然法が優先であれ、実定法としての自然法は、法として定立していなければ、価値をもてないのではないか。
その答えといて、リベラリズム憲法に基づく、法の補充があげられる。
もちろん、法が要請しておらず、また憲法が法の補充を要請していない場合、実定法主義に基づけば、けして、救済されることはないが、そもそも、その救済は、法の支配の前提では予定されておらず、そもそも、その救済すら、古典命題的に予定されていないのではないかと思われる。
したがって、古典命題的に、自然法として、予定されていることそれ自体が、実定法的に担保されている現代において、自然法と、法実証主義の論点に何の価値があるのか大変疑問である。

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