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レーモン・クノーコミュのクノーを知ったきっかけ、自己紹介あたりから

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ぼくは、詩を書いていて、「文体練習」という本が
ずっと気になっていました。

少し前、価格が突然はね上がって
とても高価になりました。
以前は、1500円の定価だったと思う。

思い切って買って、驚嘆したわけです。

立ち読みでは、わからなかった。

「ある男がバスに乗って移動する、バスを降りる」

というストーリーの骨格(ミニマムなコンテクスト?)
があって、それを

ゲイ風に書いたり、オノマトペでやったり、アカデミックな論調
にしたりして、

99+3の詩のバリエーションを開示しています。

結局、「意味」が消えて、あるいは気がかりではあるが
うっすらしてきて

「文体」が生きてきて、あるいは気がかりになる。

そうすると、ひょっとして、文学って、「気がかり」ではないの。

などと思うと、文学の魅惑がたちのぼってくる。


どう思いますか?

コメント(24)

私は大学でフランス文学を専攻していたのですが、どうも
サルトルやらモーパッサンやらがあまり好きになれなくて、
というか、よくわからなくて、もっと新しい人を読もうと
「地下鉄のザジ」を読んだらなんだこれは?!と思って、その後
文体練習を読んでさらに衝撃を受け、卒論でザジについて
書きました。あれ、じっくり読むとすごい発見がいっぱい
あって、なんだかすごいんです。
文体練習は原書をまず読んだんですが、訳はムリでしょーと
思っていたのですが、日本語訳(訳というより日本語バージョン
って感じですかね)、見事ですよね。大好き。

もう死んじゃったけど、レーモン・クノーとぜひ友達に
なりたかった。すごくおもしろい人だと思います。

ちょっとコミュニティーらしくなってきましたね。
・・ってここで終わったりして。
私も「文体練習」を購入しました。
パラパラっとめくって、すぐに楽しそうだと直感したので。
直感はあたっていました。

文体の遊びって誰でも経験があるんじゃないかと思います。
若い頃、友人とのやりとりで口調を変えたり、
文体を変えたり、という遊びをしませんでしたか?
もちろん、クノーみたいに徹底してやったわけではないのですけど。

文体にこそ現代の文学の可能性があるということを強く感じさせますね。
個人的には、文体に重きが置かれる文学は好みではないのですが……
それはさておき、言葉遊びの楽しさがわかる方にお勧めしたい本です。
実は、ぼくはまだ小説は読んでないんです。
ブルトンとの軋轢などを書いた、初期のものなどとても興味は
あるのですが

しかもフランス語なんて、まったく疎い。

「ザジ」あたりから、あわてて読んでみます。

もうひとつは、「聖グラングラン祭」が机上にあります。

古い文学全集ですが

クノーの上2作と、ベケットの「名づけられぬもの」が
一冊に収まっています。

いずれも、手強い。
ジャック・ルーボー(ウリポのメンバー)のオルタンス・シリーズというのが、クノーの『わが友ピエロ』の続篇?っぽい作品で好きです。是非翻訳されるべき作品です。
「文藝ガーリッシュ」というコミュニティをはじめました。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=180032
はじめまして。
ザジ、ルイ・マル監督のがお初です。
小学校のころ、日曜のお昼は家で映画を観ていました。
焼きそば(しかもうちはそれにごはんを足す)かなんかを食べながら、ポップでかわいくてしっちゃかめっちゃかな映像にグッとくるもんを感じましたが、そのときはそのときで。
時は流れ高校生になってから、某有名古本店へ本を漁りに行くと、すてきな装丁の「文体練習」を発見したのでした。電流がながれました。
たけぇ。と思いつつ内容がとにかくすさまじいので、レジへ持っていくとすみませんコチラ¥100です、といわれおどろいたおどろいた。
なんでも、背表紙が日焼けしていたかららしいのだけど、きにしないきにしない!!
また後で呼び止められたりしないだろうかとハラハラしながら、さっさかさーと帰宅。
その後もクノーは私にいろいろな出会いを与えてくれました。
「文体練習」は私にとって宝物ですね。

クノーって本国で哲学に関する功績もすごいと聞いたのですが。。。。
ウリポに入りたい。
初めまして、
私がクノーを知ったきっかけは『文体練習』ではあったんですが、
クノーを知ってこの本に出会ったわけではありませんでした。
1年前、学校で本を作るので装丁相談をある人にしたとこころ、
仲條さんというアートディレクターが手掛けたこの『文体練習』をすすめられ、初めて出会いました。

文字がページの中で動き回っていておもしろい。
読んでみてクノーの頭の柔らかさにびっくりしました。
フランス語はわからないので日本語訳しか読んでないんですが、
結構翻訳家の方が過剰解釈してる部分もあるんだろうなあと思い、
フランス語で読める方がうらやましいです。
ご挨拶が遅くてすみません。

大学で、クノーは面白い!と卒論に選んでしまいました。日本語の本や資料を漁ってる間は楽しかったのだけれど、結局、フランス語の実力がついていかずにずっと未消化のまま。本棚の原書(やっぱり捨てられない)に、未だにプレシャーを感じてます。
再度、ぐれです。

「はじめてのカルトナージュ」という本をぱらぱらと見ていたら、ブックカバーの作り方のページで、見本として使われてたのが「文体練習」の原書でした。持ってるものと同じなのですぐわかりました。著者も読んだのだろうかと思うと、なんだか嬉しくなってしまいました。

全然文学っぽくない話題ですみません!

※カルトナージュとは、フランス生まれの厚紙工芸で、箱、写真たて、ブックカバーなどを作ります。
ぐれさん、

「文体練習」原書の装幀って、興味しんしん。
カルトナージュも、見てみたい。

頑ななエンターテイメントって感じだろうか。
はじめまして。
クノーはやはり「文体練習」のインパクトはでかいですね。こんなのアリ?とか思いました。
また彼の作品では「はまむぎ」もすごいと思いました。かなり難解ですが、難解すぎて、もはや詩的でさえある、という(笑)。こちらもお奨めです。
>褄黄さん

フランスのアマゾンで同じ物を見つけました。
文体練習の原書です。ほぼ、新書サイズです。

http://www.amazon.fr/exec/obidos/ASIN/2070373630/qid=1118748189/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/402-3586264-4446563

で、私がぱらぱらと見ていた「はじめてのカルトナージュ」はコレです。カルトナージュのコミュもmixi内にありました。まだまだこれから広がっていくものなのでしょう。エンターテイメントというより手芸の世界に近いです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/452904064X/qid%3D1118748399/249-0368303-6197948
原書の装幀、素っ気ないですけど面白いですね!
直接的といえば直接的ですけが、
うまく内容をあらわしている気がします。
昨年、パリであった
「マルシェ・ド・ラ・ポエジー」という催しに参加したのですが
パリだけでなく世界各国の詩の出版社が
出店を出して軒を並べて、交流し
そして舞台では、詩をリーディングするのですが

その出店の大小出版社の本(本作り)の多彩さに驚きました。

本自体が、パフーマンスしているほどに凝っています。

手作りですが、情熱が宿っていて
むしろメジャー系よりも手作り本のほうが
楽しかった。

装幀って、中身と外身という対比ではなくて、
装幀もまた、中身なのですね。

その中身から外に逸脱する、粋狂も含めて「中」身
なんでしょうね。

カルトナージュ、いろいろ可能性ありそうですが
高価になるでしょうね。

京都にマーブル紙の店があるのですが
値段を見て、びっくりしました。
太陽神さんの、コミュのラインナップ。
それだけで、清然(こんな言葉ないけど)とした
文脈感じます。

いやあ、面白い。

話は脱線してしまいますが、

マンディアルグに青江三奈

レトロ喫茶にレオン・トーマス

トラウトマンに諸星

などなど。

レーモンクノーに悪名(カツシン)

などと、橋をかけてしまいそう。


いやあ、脱線、脱線。
「文体練習」の原書は私にとってはなんだかカワイイ感じです。で、簡単に読めそうに見えて、読めないんですよね…。


カルトナージュ、本を作る人にとってはその延長にあるものなのかもしれませんね。もう少し知ってみたくなりました。が、近くに習いにいけるところはなさそう。(-_-;)

「マルシェ・ド・ラ・ポエジー」は初耳でした。調べると今年が23回目とは、すごいです。日本で同様の詩のイベントってあるんでしょうか?
http://www.marchedelapoesie.com/
はじめまして。ぐれさんが紹介されていた《エグゼルシス・ド・スティル》の件に即してフランスの書籍について少しだけ書きたいと思います(別に専門家ではなくて、ただのリズールにすぎません)。

ぐれさんが見つけた原書はポッシュとよばれる形態の書籍で、日本でいう文庫本です。はじめはハードカバー(ハードでなかったりするのですが、単行本のことです)で発行されたものが、ポッシュとして再録されるケースが多いのです。初版は1947年で、これが原型になります。ポッシュは日本の文庫本に比べて味も素っ気もなく、紙質も味わいがなくて僕はあまり好きになれません。フランスのハードカバーも素っ気ないものが多いですが、白地を基調として、そこに有色で縁取りされているだけの表紙がフランスの本という感じです。ハードカバーの本は封切りされていないことが今でもあるので、ペーパーナイフなどで自分で裂きながら読みます。大学の図書館の蔵書などで手に取った原書が読まれているかいないかがそれでわかります。(目次の載っている最後の頁だけ裂かれている場合もあります)。

 僕が持っているものもポッシュで、翻訳本は見事な出来映え(書籍の形態から、翻訳の出来まですべてひっくるめて)だっただけに、以前からオリジナルは気になっていたので、今日ちょっとフランスの古書ネットで注文してみました。届いたらどんなものかまたお見せしたいと思います。
はじめまして。

私の場合「文体練習」は完全にジャケ買い。。
なので、クノーやフランス文学に対しては全くの初心者です。

でも内容見て驚きました。
自分の語彙量の少なさに唖然とする感じで。
ひとつのことに対して、こんなにも色々な表現方法があるんだなぁ、と。
時間がある時に目を通すだけですが、読むたびに新鮮な印象を受けます。

値段が跳ね上がったとは知りませんでした。。
これには、ちょっとショックを隠しきれませんが、
まぁ、しょうがないですよね。
「イカロスの飛翔」あ、ごめん、泥棒だっけ。
どうも、よろしく。
しばらく書き込みないようですね。
ぼくがクノーを知ったのは筒井康隆がなんかの本で「イカロスの飛行」を紹介していたのを読んだからでした。学校の図書館で読んで気に入ったので「地下鉄のザジ」を買いました。それ以降、「はまむぎ」「地下鉄のザジ」「わが友ピエロ」など読みましたが、「青い花」と「聖グラングラン」が古本屋や図書館で探しても全く見当たらず、いつか読みたいなと思ってます。
>バンブ−さん

僕は日本語しか読めないので、日本語訳に限られた話になってしまいますが、日本で出版されたクノーの小説はすべて読みました。そしてすべて持ってます。『わが友ピエロ』『人生の日曜日』『はまむぎ』なんか2冊ずつもってます。オタクです。

それはよしとして、『青い花』はとても面白いですよ。きっとクノーの作品の中では着想といい完成度といい一番なのではないでしょうか(もちろん日本語訳済の中での話)。力の入れ所も非常にバランスがよく、『はまむぎ』のようにある種の排他的な印象もなく、『地下鉄のザジ』のようにはっちゃけまくってるわけでもありません。決して読みやすくはありませんが、がんばって読むに値する最後の感動は、他のクノーの作品には見当たらないものだと思います。クノーが探究したテーマを考えても『青い花』が一番的を得ていると思います。

ちなみに僕は『青い花』は神保町の五十嵐書店で6000円で買いました。神保町を何度かまわってたま〜に高値で発見するという感じですね。
いざとなったら国会図書館に行けば『青い花』も『聖グラングラン祭』も全部読めると思いますよ。読むことができたら、ぜひ感想を聞かせてほしいです。
皆様、はじめまして。

『青い花』は若かりし日に古本屋でニアミスしました。高くて、買えませんでした。もったいないことをしました。

僕とクノーの出会いは、ルイ・マルが撮った『〜ザジ』です。原作と映画が「引き分け」レヴェルであるのは、滅多にないことです。筒井康隆へ影響を与えたのかな、とも感じました。

さて、『文体演習』は僕のバイブルです。
ひと月に一度は拾い読みしております、たぶん。
はじめまして
しめじと申します。

クノーとの出会いはヴィレッジヴァンガードに平積みされていた『地下鉄のザジ』。言葉のレイプ犯!! という店の宣伝文句に踊らされ買ったのですが、素敵過ぎました。その後『文体練習』、『はまむぎ』と読んでいます。『青い花』常に探しているのですが、中々近場では見つからないですね。

ちなみにしめじのブログで『文体練習』の真似事をしていますので、よろしければご覧にいらしてください。

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