(笑)
頂き、ありがとうございます
写真とかなら最近やたら発見出来たりするのに、流石に肉眼でゎ一切見えない(笑) まぁーうちで暴れてるのゎきっと、実父なんだけど
昔、一人暮らしを謳歌するために住んでいたｱﾊﾟｰﾄでの体験談『何かいる部屋(一人暮らし)』ｼﾘｰｽﾞも第31段となりました。
閲覧頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々
なお、初見の方はｱﾊﾟｰﾄの詳細が書いてある
【実体験】一人暮らし
http://
を、読んでから閲覧頂くことをｵｽｽﾒします。
もちろん、強制ではないので悪しからず。
更に、文才がないので誤字脱字乱文等があるかとは思いますが、温かい眼差しで見てくださいね。
ﾎﾞｼﾞｮﾚｰﾇｰﾎﾞｰの季節が到来して、『愚か者の酒』なんて別名がついているﾜｲﾝが日本人の喉を潤す今日この頃。
今年は史上稀に見るほどの不出来だとかで、話題になっているらしいけど。
飲んだ方いますかね？
まぁ、私はﾜｲﾝが苦手な性分なのでﾎﾞｼﾞｮﾚｰﾇｰﾎﾞｰ含めﾜｲﾝは滅多に口にしないんやけど。
こうして、巷でお酒が話題になるたびに一人暮らしをしていたときの出来事を、ふと思い出す。
と、言うことで一風変わった我が家の見えない同居人さんとの酒盛り初体験をばφ(..ｶｷｶｷ)
《千鳥》
『ﾍﾟﾀ…ﾍﾟﾀ…ﾍﾟﾀ…』
ﾌﾗﾌﾗと歩き回る音が目の前で右往左往してるなぁと思いながら、それを敢えてｽﾙｰしつつｺｯﾌﾟの中の焼酎を飲み干した。
『…ｺﾞｯ
…ｶﾀﾝ…ﾊﾞｻｯ』
壁に衝突する鈍い音と共に、何かが床に落下するような音が響く。
あぁ、押し入れの部屋から音がしたから、多分ｶﾚﾝﾀﾞｰか？
まぁ、後で直せばいいや。
のほほ〜んと枝豆を口に放り込んで、DVD鑑賞でもしようかな？とﾉｰﾄﾊﾟｿｺﾝを持ち出して、TSUTAYAで借りてきた某投稿心霊動画ｼﾘｰｽﾞをｾｯﾄした。
もちろん、目の前でｿﾌｧｰの部屋と押し入れの部屋を仕切る襖に寄りかかって『ｶﾞﾀｶﾞﾀ』と音をたてている黒い靄の固まりさんは見なかったことにする方向で。
あちらさんも、お酒に酔うことがあるんだね〜。
初めて知った(笑)
あれ？
屍みたいに動けなくなってるけど……大丈夫なんやろか？
ちょっとした罪悪感を感じながら、この状況の原因についてを思い起こしてみた。
私が一人晩酌を開始してすぐの事だった。
久し振りの晩酌にｳｷｳｷしながらｿﾌｧｰに座ると、まったりと焼酎をｺｯﾌﾟに注いでいたら、ﾛｰﾃｰﾌﾞﾙを挟んだ目の前にﾁﾗﾁﾗと何かが見えた。
なんやねん。
そう思ってﾅﾁｭﾗﾙに視線をそちらに向けると、黒い靄の塊が佇んでいる。
うん？何か見覚えがあるｼﾙｴｯﾄやな。
あぁ、見えない同居人さんか。
数秒、視界が固定されるも視線を手元に戻す。
うん、気にしない、気にしない。
そう思いながら肴を摘まみながらお酒を呑む私を余所に、見えない同居人さんは、音もなく目の前に座り込んでお酒の入ったｺｯﾌﾟを『じぃ〜』と凝視していた。
そんなに見詰められたら、呑みづらいやんか
か細く耳の奥で響く耳鳴りも、微かに痛む蟀谷も、視界に映り込む黒い靄の塊も、すでに慣れたものとして私の中で消化されているらしい。
微妙に気になりはしても、当初のように反応することは既に無くなっていた。
でも、まぁ、どないせいっちゅうねん
何かを訴えかけるような視線(と言うのか？)を、ひたすら私の手元に向ける見えない(見えてるけど)同居人さん。
の、呑みたいんかな？
お酒が少し回って、やんわりとする思考。
そんな気持ちのいい状態で、目の前で起きている非現実的な状況にぼんやりと思考を巡らせていた。
『ねぇ、晩酌付き合ってくれるん？』
口から自然に滑り落ちた言葉だった。
『ﾊﾟﾁﾝ』
まるで『YES(*´д｀*)
』とでも言うように、天井から返事が来た。
特に、なにを考えるわけでもなく台所からｺｯﾌﾟを持ってくる私。
並々と焼酎を注いで正面に置くと、自分のｺｯﾌﾟにも継ぎ足すと『ｶﾁﾝ』と軽く当てて乾杯してみた。
それから数十分。
家鳴りさんと仲良く(？)晩酌をしながら、いい具合に酔いに浸る私は、端からみたら絶対に引かれるだろう光景を繰り広げていたんやろなぁ。
はい、酔っ払いです、すみません。
で、冒頭に戻るわけなんやけど。
あちらさんがお酒を呑むと、ｺｯﾌﾟの中身の味が変わるらしい。
『お代わり』と言いたげに、音をたてるｺｯﾌﾟの中身を興味本意で舐めてみたら、ｱﾙｺｰﾙが抜けているのか水っぽくて不味くなっていた。
ちょっと新発見。
何回目かは正直よく覚えてないけど、ｺｯﾌﾟの中身を交換してすぐだった。
黒い靄の固まりさんがﾌﾗﾘと腰をあげたと思ったら、千鳥足であちこち衝突して暫く動かなくなった後、消えていった。
『お分かり頂けただろうか？』で、お馴染みのﾅﾚｰｼｮﾝさんの声を聞きながら、さっきまで見えない同居人さんが蹲っていた場所を眺めつつ、私はちょっと後悔の念にかられたのはここだけの話。
閲覧頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々
なお、初見の方はｱﾊﾟｰﾄの詳細が書いてある
【実体験】一人暮らし
http://
を、読んでから閲覧頂くことをｵｽｽﾒします。
もちろん、強制ではないので悪しからず。
更に、文才がないので誤字脱字乱文等があるかとは思いますが、温かい眼差しで見てくださいね。
ﾎﾞｼﾞｮﾚｰﾇｰﾎﾞｰの季節が到来して、『愚か者の酒』なんて別名がついているﾜｲﾝが日本人の喉を潤す今日この頃。
今年は史上稀に見るほどの不出来だとかで、話題になっているらしいけど。
飲んだ方いますかね？
まぁ、私はﾜｲﾝが苦手な性分なのでﾎﾞｼﾞｮﾚｰﾇｰﾎﾞｰ含めﾜｲﾝは滅多に口にしないんやけど。
こうして、巷でお酒が話題になるたびに一人暮らしをしていたときの出来事を、ふと思い出す。
と、言うことで一風変わった我が家の見えない同居人さんとの酒盛り初体験をばφ(..ｶｷｶｷ)
《千鳥》
『ﾍﾟﾀ…ﾍﾟﾀ…ﾍﾟﾀ…』
ﾌﾗﾌﾗと歩き回る音が目の前で右往左往してるなぁと思いながら、それを敢えてｽﾙｰしつつｺｯﾌﾟの中の焼酎を飲み干した。
『…ｺﾞｯ
…ｶﾀﾝ…ﾊﾞｻｯ』 壁に衝突する鈍い音と共に、何かが床に落下するような音が響く。
あぁ、押し入れの部屋から音がしたから、多分ｶﾚﾝﾀﾞｰか？
まぁ、後で直せばいいや。
のほほ〜んと枝豆を口に放り込んで、DVD鑑賞でもしようかな？とﾉｰﾄﾊﾟｿｺﾝを持ち出して、TSUTAYAで借りてきた某投稿心霊動画ｼﾘｰｽﾞをｾｯﾄした。
もちろん、目の前でｿﾌｧｰの部屋と押し入れの部屋を仕切る襖に寄りかかって『ｶﾞﾀｶﾞﾀ』と音をたてている黒い靄の固まりさんは見なかったことにする方向で。
あちらさんも、お酒に酔うことがあるんだね〜。
初めて知った(笑)
あれ？
屍みたいに動けなくなってるけど……大丈夫なんやろか？
ちょっとした罪悪感を感じながら、この状況の原因についてを思い起こしてみた。
私が一人晩酌を開始してすぐの事だった。
久し振りの晩酌にｳｷｳｷしながらｿﾌｧｰに座ると、まったりと焼酎をｺｯﾌﾟに注いでいたら、ﾛｰﾃｰﾌﾞﾙを挟んだ目の前にﾁﾗﾁﾗと何かが見えた。
なんやねん。
そう思ってﾅﾁｭﾗﾙに視線をそちらに向けると、黒い靄の塊が佇んでいる。
うん？何か見覚えがあるｼﾙｴｯﾄやな。
あぁ、見えない同居人さんか。
数秒、視界が固定されるも視線を手元に戻す。
うん、気にしない、気にしない。
そう思いながら肴を摘まみながらお酒を呑む私を余所に、見えない同居人さんは、音もなく目の前に座り込んでお酒の入ったｺｯﾌﾟを『じぃ〜』と凝視していた。
そんなに見詰められたら、呑みづらいやんか
か細く耳の奥で響く耳鳴りも、微かに痛む蟀谷も、視界に映り込む黒い靄の塊も、すでに慣れたものとして私の中で消化されているらしい。
微妙に気になりはしても、当初のように反応することは既に無くなっていた。
でも、まぁ、どないせいっちゅうねん
何かを訴えかけるような視線(と言うのか？)を、ひたすら私の手元に向ける見えない(見えてるけど)同居人さん。
の、呑みたいんかな？
お酒が少し回って、やんわりとする思考。
そんな気持ちのいい状態で、目の前で起きている非現実的な状況にぼんやりと思考を巡らせていた。
『ねぇ、晩酌付き合ってくれるん？』
口から自然に滑り落ちた言葉だった。
『ﾊﾟﾁﾝ
』 まるで『YES(*´д｀*)
』とでも言うように、天井から返事が来た。 特に、なにを考えるわけでもなく台所からｺｯﾌﾟを持ってくる私。
並々と焼酎を注いで正面に置くと、自分のｺｯﾌﾟにも継ぎ足すと『ｶﾁﾝ
』と軽く当てて乾杯してみた。 それから数十分。
家鳴りさんと仲良く(？)晩酌をしながら、いい具合に酔いに浸る私は、端からみたら絶対に引かれるだろう光景を繰り広げていたんやろなぁ。
はい、酔っ払いです、すみません。
で、冒頭に戻るわけなんやけど。
あちらさんがお酒を呑むと、ｺｯﾌﾟの中身の味が変わるらしい。
『お代わり』と言いたげに、音をたてるｺｯﾌﾟの中身を興味本意で舐めてみたら、ｱﾙｺｰﾙが抜けているのか水っぽくて不味くなっていた。
ちょっと新発見。
何回目かは正直よく覚えてないけど、ｺｯﾌﾟの中身を交換してすぐだった。
黒い靄の固まりさんがﾌﾗﾘと腰をあげたと思ったら、千鳥足であちこち衝突して暫く動かなくなった後、消えていった。
『お分かり頂けただろうか？』で、お馴染みのﾅﾚｰｼｮﾝさんの声を聞きながら、さっきまで見えない同居人さんが蹲っていた場所を眺めつつ、私はちょっと後悔の念にかられたのはここだけの話。
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