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とにかく怖い話。コミュの【実】あと少しだったのに【梟】

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昔、一人暮らしを謳歌するために住んでいたアパートでの体験談『何かいる部屋(一人暮らし)』シリーズを書いている者です。

いつもお世話になっておりますウッシッシ

今回は『何かいる部屋(一人暮らし)』シリーズ以外の体験談を投稿しようと思います
φ(..カキカキ)

そして、今回の投稿は長くなりそうなので、読みやすくするためにコメントを使いますがご了承下さい。

なお、文才がないので誤字脱字乱文等があるかとは思いますが、温かい眼差しで見てくださいね
m(_ _)mフカブカぴかぴか(新しい)



あちらさんと濃い関係を築いていた『一人暮らし』を経験する過程で、半ば強制的にレベルアップした『スルースキル』を問答無用で発動してはいるものの……目の前で起こっている現象を半ば諦めたように傍観している私がいた。

布団の中で、仰向け状態。

頭の先から足の先まで、石膏で固められたんやないかと思うくらい、ガッチリと固まって動けないこの現状を体験するんは一体何度目だったやろ?

今にも落ちてしまうそうな瞼を二度、三度と瞬きながら、寝たいのに眠らせて貰えない状況に心の中で思い付く限りの悪態をついていた。

現在の時刻は、多分真夜中を過ぎているだろう事は、就寝した時間帯が遅かっただけに重々承知していたんや。

室内も真っ暗だしね。

折角の休日だと言うのに……一体、私が何をしたと言うん?

友達に誘われて、二泊三日で遊びに来た県内某所の温泉旅館で、気分よく温泉を満喫した後、お酒を呑みつつ

『明日は何処に行こうか?』

何て言う他愛もない話に花を咲かせていた一日目の夜半過ぎ。

睡魔さんの訪れと共に、フカフカの布団に潜り込んだ。

までは良かったんや。

丁度、シーズンも過ぎた山奥の温泉地。

聞こえくるのは、自然の音のみと言う贅沢きわまりない空間。

なのに、どうしてこうなったんexclamation ×2

夢の中にいた私を、叩き起こしてまで何がしたいの?

特に“何かの夢”を見ていた訳ではないけど、水の中にいるような浮遊感の中を漂っていたのは覚えている。

その浮遊感の中から現実へと引きずり出されて、瞼を見開くように一気に意識が覚醒した。

自分の意思を無視して、眼球がキョロキョロと忙しなく動いていて視界が一点に定まらない。

少し落ち着けや、私。

そう思いつつ、一度瞼を閉じる。

慌ただしい呼吸を整えるために深呼吸を繰り返して、ゆっくりと瞼を開く……と、思わず息を飲んだ。

真っ暗な室内に蛍がいる。

しかも大量に。

いや、可笑しいやろ、時期的に。

てか、何で室内に蛍やねん。

そう思いつつ、よくよく観察してみると、それはふわりふわりと空中を浮遊する小さな光の玉。

そう認識出来た所で、私の頭の中は色んな思考でざわつき始めていた。

眼鏡のない裸眼で、くっきりと捉えることのできる発光体。

暫く唖然としたのは言うまでもなく。

その後、不快感を思いっきり表情に出そうとして、ふと気付いた。

表情筋が言うことを聞かない。

えっ、何、どういうこと?

そう思いつつ、自分の顔に触れようと左手に力を込めた。

あれ……手が動かなんやいけど?

と言うか、全体的にピクリとも動かない。

何故に?

夢の中……って言うわけでもないやろ?

って事は、またなのか?

例のごとく金縛りか?

あぁ、もう何やねんexclamation ×2

両隣に友達がいるやんか。

お二人さん、頼むから起きて〜。

今まさに、心霊現象起こってるで。

『経験してみたいわぁ(笑)』とか言ってたやん。

ほら、部屋の中に変な物体が浮遊してるで〜。

脳内で必死に呼び掛けても、無反応って言う。←何か泣きたい

私の表情筋、仕事しろよexclamation ×2

こんな時、家鳴りさんの存在を思い出す。

あの部屋で同じような状況に陥ったら、きっと『パキパキ』いってくれるんやろなぁ。

なんかもう初日だっていうのに、アパートに帰りたくなってきた。

あのアパートのあの部屋で生活を始めて、真上の破戒僧もといおっさんやら、陣屋さんやらと絡むようになってから、あちら側に対する『価値観』というか『認識』というか……が、私の中で一般的なものから随分と遠ざかったような気がする。

現状、一般的じゃない状況真っ只中でも、ポジティブ思考MAXでボンヤリと『見えない同居人の皆さん』を思い出すあたり、すっかり『こういうこと』に馴染んじゃってるのかねぇ。

ホンマに、慣れとは素晴らしい機能です。

仕事をしない表情筋は、この際どっかに置いといて頭の中で乾いた笑いを浮かべつつも、ふわりふわりと漂う淡い光を眺めていた。



↓コメントに続く↓

コメント(28)

↑続き↑



どのくらいの時間、そうしていただろう?

身動きが全くとれない状態で、長時間いるんも正直疲れるんよ。

なんて苛々した辺りで、空中に浮遊していた光の粒が『パチン』と弾けた。

なんやねん、あれ。

カメラのフラッシュのように、光が弾ける度に浮かび上がる光景に一瞬目眩を覚えた。

不規則な残光に、浮かび上がる天井。

固定された視界に映るのは、赤黒い肉片のような塊。

空中を這うように動きながら、浮遊する光を吸収でもしてるんやろか?

少しずつ膨れ上がる“それ”は、見ていて『気持ち悪い』以外のなにものでもない。

なんやねん、なんやねん、なんやねん。

頭の中は、その言葉だけで埋め尽くされていた。

今までか細く響いていた耳鳴りが、急に『キィィィィン』という甲高い金属音のような音に変わって困惑している自分がいる。

異様な寒気を感じた。

室内の空気が一気に張り詰めて……体が重くなような圧迫感に襲われて焦る。

浮遊する光には目もくれず、何かを探すように這いずり回る物体が、音にならない声を上げながら空気を震わせている気がした。

もし……あれが私の存在に気付いたら、一体どうなるんやろ?

若干パニックになりながらも、冷静な自分がいて何だか可笑しかった。

蟀谷が鈍く痛んで、目眩がする。

耳鳴りが酷くて、気持ち悪い。

駄目だ……このままだとアカン、のまれる。

そう思っても、動くことができない現状に、どうしたらいいのか分からない。

『う〜ん、だから駄目だってば。○○〜』

…………はい?

切羽詰まってると言うか、緊迫しているというか。

そういう空気が、音を立てる瞬間というのは、まさにこのときの事を言うんやと思う。

右隣から身動ぐ気配がして、『○○たら〜』とか言いながら友達が私の布団に転がってきた。

寝相悪すぎやろ……随分とまぁ気の抜けた寝言やな、一体どんな夢みてんねん。

ガックリと体に入った力が抜けていくのが、自分でも分かった。

人肌が恋しいのは分かったよ。

だからって、抱きつかれても困るんやけど……なんて生暖かい気分で思っていると、『パチンexclamation ×2』というシャボン玉が破裂するような音が聞こえて、視界を右往左往していた“あれ”が雲が散るように姿を消すのが見えた。

それと同時に、今まで漂っていた光の粒も、重々しい圧迫感も綺麗さっぱり消え去った。

『………』

私の体に巻き付いている友達の腕をゆっくりと剥がして、そーっと起き上がる。

金縛りも解けたんやなぁ。

さっきまでの事が嘘のように、静まり返る室内を見渡すと思わず小さく溜め息が出た。

『…アト少シ…ダッタノニ…』

耳元で囁かれるように響いてきた声色は、一体なんだったのか。

そう考えた途端、込み上げてきた強烈な吐き気を押さえ込みながら、ノロノロと布団から這い出ると、物音を立てないように私はトイレに向かった。

暫くして、フラフラになりながら布団に戻ると、左側に気持ち良さそうな寝息をたてる友達の方まで彼女が転がっていて……思わず失笑したのは言うまでもない。

あぁ、もうなんか平和だぁ。



前に要望があったので、『とに怖』に投稿したものの一覧トピのURLを載せておきます。

↓梟の投稿一覧↓

http://m.mixi.jp/view_bbs.pl?id=70514140&comm_id=1154462&guid=ON

弐豆(にまめ) さん、トピック作成ありがとうございました
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)
相方がいない無防備なとこをやられましたね(>_<)
…今回はかなりヤバくないですか((((;゜Д゜)))?
あと少しで憑り付けたのに?アカン、アカン、アカン!

携帯家鳴りさんご一行とか、黒い影子さん同行とかできないもんですかね。
もしかすると…
全てが動かないようにして
存在を気付かせないようにして
家鳴りさん達が守ってくれたのかもしれませんよ♪




怖い 怖すぎます(T_T)

でも 梟さんを狙ったのが
運の尽き だったのかも
( ̄∀ ̄)

寝相の悪いご友人のおかげで 難を逃れられて よかったですね。
アトスコシダッタノニ……のあとに「ドュフフフフ」という声が聞こえなかったのは、梟さんにとっては不幸中の幸いだった。
もう少し金縛りが解けないでいたら、あんなことやこんなことをされる●ズビアンショーが……せっかくショーを飾るスポットライトの調整までして準備していたのに。
出遅れてしもたたらーっ(汗)
今回も引き込まれましたぴかぴか(新しい)
ヤバイヤバイたらーっ(汗)
なに?憑こうとしたの?
それとも、連れていこうとしたの?怖いよたらーっ(汗)
まぁ、なんにしても、友達がおってよかったですねあせあせ(飛び散る汗)
その後は楽しめたんでしょうか?
>>[003]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

一番乗りですね〜ウッシッシるんるん

まぁ、同居人さんですから愛着も沸きますって(笑)

今回は、視力が悪いことを感謝しないとなぁほっとした顔

あぁ、でも裸眼のほうが見えちゃうみたいから、どっちもどっちかもあせあせ

肉塊あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

確かに、暫くお肉が直視できなくなるだろうなぁ
( ´∀`)ハハ…
>>[004]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

相方(笑)

油断大敵ってことなんでしょうねあせあせ

厄介な体質になったもんや冷や汗
>>[005]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

正直、生きた心地はあんまりしなかったあせあせ

あの状態で、熟睡できる友達が羨ましいよ、ホンマにあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

まぁ、お陰で助かったからいいねんけどさぁ。

家鳴りさん……憑いてきたら憑いてきたで、何かありそうな予感(笑)
>>[006]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

そ、そうなんかな?

そうだったら、なんか過保護(笑)

>>[007]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

怖かった、そして泣きたかった泣き顔

友達の寝相の悪さに、感謝する日が来るとは思わんかった(笑)

>>[008]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

いやいや、あんなことやこんなことって(笑)

そんな準備万端に待機されても、お望みの展開にはならんと思うよあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

ないわぁ、あちらさん。

私はノンケやで〜( ´∀`)

だんぞうさんのコメントで、あちらさんがマニアックな変態になるっていう
( ´艸`)ダッシュ(走り出す様)
>>[009]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

今回現れたあちらさんが、何を目的にしてたんかは、私には分かりませんでしたけど……。

帰宅時に、おっさんにお土産渡しに行った際、眉間に皺をよせられて

『お前……獣と呪の臭いがするぞ。何があった?言え、今すぐ』

と、言われましたあせあせ

獣臭はともかく、呪の臭いってなんやねん(´・ω・`)?

あの後は、変なお婆さんに絡まれましたが、まぁ……平和に休暇を満喫しましたよ。

>>[010]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

今回はホンマに怖かったし、生きた心地はあんまりしなかったなぁあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

初日からこんなんで、このあと楽しめるんやろかと落ち込みもしましたけど、まぁ……平和に休暇を満喫しましたわーい(嬉しい顔)

まさか、友達の寝相に感謝する日が来ようとは(笑)

>>非常持ち歩き家鳴りさんとか出来ないですかね(笑)

憑いてきたら憑いてきたで、友達が泣きそうな気もあせあせ

>>[011]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

私かて、平和が一番ですよ〜あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

出来ることなら、あちらさんと関わり合う事なく過ごしたかったしあせあせ

怖いものは、やっぱり怖いですからね。

私、チキンハートなんで(笑)

少しでも、楽しんで頂けましたら幸いですほっとした顔
>>[012]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

ふ、梟マニアですか……照れますね
(*/□\*)

スーパー圏外スキル(笑)

なんか、凄いレベルに到達できそうな響き。

う〜ん、おっさんに『中途半端に修行をすることほど無駄なことはない。なんなら俺の仕事を手伝え。こっち側に来れば自ずと対処法も身に付くぞ(笑)』と言ってたんで、全力で辞退しました。

あぁ、私の文章に関西弁がチラホラしてるのは、前の職場や周りの環境に関西弁の方々がいたので影響された結果ですあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

気が付いたら、こんな喋り方にはなってました(´・ω・`)

>>[013]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

まぁ、毎回こんな感じになる訳じゃないんですけどねあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

あちらさん専用のアンテナ(と言うのか?)が、こうやって電波を受信しちゃうと今回みたいなことになるようですあせあせ

なんて厄介な体質や冷や汗

う〜ん、私は一般人でいたいので修行はしない方向で(笑)

おっさん曰く、中途半端に対処法だけを身に付けることほど、無駄なことはないそうなんでほっとした顔
毎回、まだかまだかとお待ちしてます。
見つけた時には「よっしゃ〜」な勢いで読ませていただいてます。

今回のお話は寝相の悪いお友達に救われたんですね
何事にもならなくて良かったですあせあせ(飛び散る汗)

また、お話楽しみにしてますわーい(嬉しい顔)
>>[025]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

そう言っていただけると、書き手としてホッとすると同時に嬉しく感じますわーい(嬉しい顔)

他の読み手様へのコメントにも書きましたが、まさか友達の寝相の悪さに感謝する日が来るとは思わんかったです(笑)

少しでも、楽しんで頂けましたら幸いですほっとした顔
>>[020] それはよかったです猫

そのおっさんの
言ったことを失礼じゃなければ、後日談として聞いてみたいですあせあせ(飛び散る汗)

まぁ
なにより、あのあとなにもなく帰れたのがよかったですうれしい顔
>>[027]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

返信が遅くなってしまい、申し訳ない限りですあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

あのあと、とある観光名所のお寺で変なお婆さんに絡まれましたが、それ以外は楽しく休日を満喫できましたウッシッシるんるん

初日からこんなことはありましたが、やっぱり温泉はいいなぁとシミジミ
(*´д`*)揺れるハート

後日談に関しては、結構要望を頂いているので書いてみようかと思っている次第ですほっとした顔

亀の歩み並みに遅い執筆状況なので、いつになるかは分かりませんがあせあせ

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