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とにかく怖い話。コミュの【実話】霊障?隣の「佐藤家」

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かなり久しぶりに書いてみようと思う話があります。たつるです。

(もう10年以上前の話だし、私の中では時効?かなと思いまして。)


以前書かせて頂いた別の話もあります。
もしご興味があれば是非。


【実話】古着のTシャツ
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=23233850&comm_id=1154462

【実話】歌舞伎町コマ劇前の公園にて
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=23262636&comm_id=1154462

【実話】いい人。<院内銀山編>
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=24682901&comm_id=1154462

【実話】添い寝
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=23964098&comm_id=1154462


【実話】生きてる人間の方が怖い。<隣人編>
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=23467251&comm_id=1154462

【実話】生きてる人間の方が怖い。<隣人編>VOL2
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=23469354&comm_id=1154462




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※これは、霊的なものではないかもしれないので、ご興味がない方はスルーして下さい。

実際にあった出来事なので、関係者がそれと気づかぬように配慮して書かせて頂きます。

少々長いのでお時間のある方は是非。








それでは本題へ。




実家の右隣の「佐藤家」はいつも揉め事が絶えない。


私が小学生だった時、佐藤家には私より2つ下の女の子Aちゃん(10歳)と、4つ下の男の子Bくん(8歳)が居ました。





うちが引っ越して来た時には、既に奥さんは出て行ってしまった後のようで
(後日聞くところによると、夫婦喧嘩が絶えなく、奥さんが男を作って逃げたということ。)




その子達と親しくなり家に遊びに行ったりした時は、何も片付けられていない酷い有様でした。



洗濯物なのか、既に着たものなのか、おもちゃ、お菓子のくずがそのままで、色々な所に散在してあり

台所は見るも無残なことになっていたり。


当時飼っていた犬にもろくにご飯も上げず、散歩も行かないのでかなりの異臭を放っていました。
人を見れば吼えるし。初めは優しいいい子だったのに。
あんまり可哀想だから、時々うちの人間がこっそりご飯を上げていたり。



当時、子供だった自分は「なんでこんなに汚いの?」

などと傷付けてしまう発言をしてしまったことを今でもよく覚えています。


今から考えてみれば、小学生の女の子だけで掃除洗濯など全てこなして・・・なんて無理な話で
お父さんも子育てと仕事で精一杯な大変な時期だったのでしょう。



結局飼っていた犬は、狂犬病扱いされて(本当はいい子だったのに凶暴化してしまい)
あっさり保健所送りにしていた旦那さんの冷徹さ。自愛のなさに子供ながらに、恐怖を感じました。

その後も、ちゃんと最期まで面倒みることが出来ないのに、リスやら猫やらを飼っていました・・・。




当然数ヶ月もしないうちに謎の死に方をしていました。


・・・うちならちゃんと可愛がって育てるのに。
(当時うちは断固ペットは飼わないと宣言されていたので。)




そんな「佐藤家」に数年後、変化が起きました。


お父さんが再婚したのです。連れ子2人のバツイチ女性と。


それは「佐藤家」の子達が、思春期真っ最中の17・8歳くらいの時だったように思います。


連れ子の子達は、二人とも男の子で、C君17歳、D君15歳。



長男のC君は活発な感じの子で、いつも友達を家に上げてはどんちゃんやっているというような子でした。

C君は、体は大きいけどシャイで無口なタイプの子という印象でした。



元々居た「佐藤家」の子Aちゃん(18歳)、B君(16歳)、連れ子の2人は傍目からはうまくやっているように見えていました。
(実際のところは分かりませんが。)


そして「佐藤家」の両親は新婚ホヤホヤで、まだ幸せの余韻を味わっている頃は良かったのです。










しかし半年もすると隣近所に聞こえる程の勢いで

「テメーーーー!!!!ぶっ殺すぞ!!!この野郎!!!!」


と夜中に喧嘩が始まるのです。

「やめてーーーー!!!!包丁だけはやめてーーーー!!!殺されるーーーーー!!!!」と叫ぶ奥さん・・・。




あまりにも過激過ぎる夫婦喧嘩で、物が壊れる音や、叫び声が絶えないので




「今度始まったら、警察でも呼ぶか?」

・・・と、うちで家族会議が開かれる程、壮絶な喧嘩ぶりでした。


しかし当時は、今よりも「民事不介入」という風潮が強かったので、結局は警察を呼んだことはありませんでした。



そんなことが頻繁に起き、今まで普通に挨拶していた奥さんの表情もどんどん暗くなっていく。




近所に聞こえているというのが、恥ずかしくもあったのでしょうが
「あれ?この人こんな顔の人だったっけ?」というくらい徐々に人相が暗く虚ろな感じに
変わっていくのが分かりました。




そしてある朝事件が起きたのです。



続きはコメント欄へ








コメント(6)

続きです。

それはいつもと変わらない朝。


学校へ行く準備をしたり、仕事へ行く準備をしたりの各家庭で忙しい時間帯だったと思います。


いきなり救急車が私の実家のある袋小路に、けたたましいサイレンと共に入って来たのです。


近所の方々も、「佐藤家」前で止まるのを見て「あぁ・・・何かあったのかしら・・・。」
自然と外に出ていたように思います。

私はなんだか怖かったので、何も見ずにそのまま学校へ行きました。





そして学校が終わり帰宅。





恐る恐る、「ねぇ。今日来てた救急車何だったの?」

と母に尋ねました。



母は、なんとも言えない表情で
「佐藤さんの奥さん。亡くなったんだって。クモ膜下出血で突然・・・。」


言葉を失いました。



状況を聞くところによると、旦那さんや子供達が起きて来る前に、朝食の準備を1Fの台所でしていて
倒れたそうです。ドスン!!と凄い音がした為すぐに1Fには行かず支度してから
2Fに居た旦那さんが降りて来たら、その時既に亡くなっていたと・・・。


その夕暮時に、母の遺体にしがみつくように泣く子供達の泣き声が、胸を刺すように聞こえてきて

とても私は家に居ることが出来ませんでした。



落ち着くまで、近所の公園で一人ボンヤリしていたこを今でも覚えています。



でも・・・本当なんだろうか?


本当に倒れて数十分も放置で気が付かなった?



と思ってしまうのはどうやら、自分だけではなかったようです。
(近所の方もそのように思っていたようでした)




しかし真相は分からないまま。
・・・「どう考えても早すぎるだろう!」という勢いで
その日のうちにお通夜、次の日は告別式と物凄い速さで全てのことを終わらせた旦那さん。


悲し過ぎるから?


それとも別の意味で・・・?




そしてまた悲しい出来事は続きました。




次が最後です。コメント欄へ
「佐藤家」の奥さんが亡くなってしばらくたったある日。

皆、隣近所の人達はその件には触れず付き合いをしていたように思います。



その中でもうちの母は、D君(15歳)がだんだん学校に行かなくなっている様子に気が付き



「今日どうしたの?具合でも悪いの?」

と声をかけるようにしていたそうです。




最初は、そうやって声をかけられることに慣れていなかったようですが
徐々に心を開いてくれたD君は
「おばちゃん。俺、学校行くの嫌なんだよ。」

と苦しい胸のうちを少しづつ話てくれるようになっていったようです。




母の再婚に伴い、転校して来たこと。いじめられている訳ではないが、無口で馴染めないこと。
再婚して数ヶ月でいきなりの母急死。
でも自立出来る年齢ではないことへの苦しみ。


などをポツリポツリと話してくれるようになっていったようです。



なので、うちの母が声をかけるのが、彼にとって嬉しいことになっていったようで


わざわざ声をかけられるように、近所を散歩してみたりと。
可愛いことをしてみたり。


そんな関係を築いていってたようです。




そんないつもと変わらない夕方。
学校から帰って来た私と母は、家でお茶をしていました。

相変わらず、D君の兄であるC君は彼女を連れて来たり、友達とどんちゃんやっているようでした。

「お隣さんは複雑だけど、なんとか子供同士は仲良くて良かったよね。」


などと話ながら、お茶をしていました。


するとしばらくして、「佐藤家」から「ドスン!!」という重めの音が聞こえました。


母は「何の音だろう?今の聞こえた?」

私も「聞こえた。子供らがはしゃいでる音じゃないの?」





・・・。




その数分後、子供達の泣きわめく声や、慟哭が聞こえ、ただ事ではない何かが起きたことを知りました。



救急車、警察が物凄い勢いでやって来て、しばらくは何が起こったのか分からない状態でした。


兄であるC君が
「一緒に遊ぼう。」
と誘ったのだが、D君は
「今は一人にさせて。」と断ったようで。

それから音楽を爆音で聴きながら、D君が自分の部屋のドアノブでタオルか紐のようなもで
、首を括って自殺をしたということでした。

「一人でゲームやりつつ、音楽でも聴いているんだろう」思ってた兄や友人達はそれ故に発見が遅れたとの証言。


言葉にならない衝撃でした。
まだ彼は15歳だったのに・・・。


確かに何の曲かは分からなかったけど、礼儀正しいD君にしてはもの凄い爆音で音楽を聴いていたように振り返り思い出します。



あの音は彼が最期に立てた物音だったのかもしれません。



彼の苦しい胸のうちを知っていただけに、母はどうにかすることが出来なかっただろうか・・・。
と自分を激しく責めていました。
しかしきっと我々にはどうすることも出来なかったのだと私は思います。






その後、「佐藤家」はあまりに立て続けに良くないことが起きる。ということで祈祷師(?)のような人を呼び
お清めの儀式をしたようです。

うちとの境界線があまりに曖昧な土地なので、我が家にまで勝手に入り込んで盛り塩をしていたということを
最近になって聞き驚きました。
(それが一番私は怖いと思った・・・。)


子供達はそれぞれ自立し、時折実家に帰って顔を見せているようですが、兄であるC君は見かけないね。と母は言っていました。


今は「佐藤家」は3人目の奥さんを貰い、何事もなく平和に暮らしているようです。




しかしこの土地に昔から住んでいる人は
「あぁ。夫婦喧嘩で奥さんが石油ストーブ倒して、全焼し家族が焼け死んだ。っていう曰付きの一角しょ?
あなたのところは大丈夫なの?」
という知る人は知る、妙な土地だったようです。



うちには特に問題はないですが・・・。


2人もの奥さんが普通の状態でいられなかった。というのは土地に憑いている何かの霊障だったのでしょうか?


それとも旦那さんにも原因のあることなのか。

それは今でも分かりません。



なんだか悲しい気持ちになりました涙

霊障だったならば、怖いですね。
>くりぼんさん
コメント有難うございます。
例のお清め以降、特に目立ったトラブルは起きていないので、霊障だったのかもしれません?
(シロートなので分からないんですけど。)

当時は隣のうちとしても、毎日がハラハラものでした・・・。

そして今でも実家に帰る度に、かなり切なく思い出します・・・。

近所の集落で起きた【人間系】の怖い(?)話も幾つかあるので、時間がある時
また書いてみようと思います。

お目汚し失礼しました。

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