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Well Agingコミュの【デーヴァタ】ブリッジ

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ドッキーさんふぁーふぁさんの日記(外部リンクなのでBlogか)で注視されている『ブリッジ』について考察してみる。

先ず『主体』について。
結論から言えば「私」や「自分」と言うもの(我々も広義では主体といえるかな…意見が食い違えば主体とはなりえないのだが…ん〜保留!)。
VedaではRishi(リシ)と言う。

次に『客体』について。
これまた結論から言えば「対象(物)」といえば判りやすいかな?
物理的(具象的)な「自分」以外のもの…と言うと語弊もあるけれど、ザックリとは判って貰えると思う。
VedaではChandas(チャンダス)と言う。

この二つの存在は誰でも理解できる。
「自己と他」という分断の末に生まれたもの。

しかしながらVedaの文献には「Samhitaの価値」としてこの二つをブリッジングするモノの存在がきちんと説明されている。

先に「分断」と書いたが、もともとは統合(統一)されていたものが人間によって上記二つと「それを繋ぐもの(ブリッジ)」の3つに分けられてしまっただけであって、ブリッジの部分が認識されにくいが為に元にあった一つのモノに戻れないだけなのである。

その「繋ぐもの」とはVedaではDhevata(デーヴァタ)という。
判り難いので例を挙げよう。

「そこにコップがある」と言う状況を想像してもらいたい。
ここで主体は「私」、客体は「コップ」、そしてブリッジとなるのは「ある(と認識する)」である。
もしコップに注意を払わなければ(もしくは全く別の方を向いていれば)、コップがそこにある事に気付かない。
「気付かない」ということは「存在していない」とほぼ同意である。
もしそういった状況になれば「客体」であるコップも存在しなくなり、主体のみの世界になる(実際には五感のどれかは働いている訳で、主体のみになりえることは無い)。

ここで現代科学に目を向けてみたい。
科学的な証明の定義とは何か?
・同一条件下で
・同一の手技(実験)を行えば
・誰でも同一の結果を得られる
である。
そうでなければ「科学的に証明された」とは言えない。

しかし経験則で考えると「それって机上の空論チックじゃない?」なんて感覚論で反論したくなる。
感覚論でなくとも、厳密に言えば「同一条件下」と言うのは再現不可能なのである。
なぜか?
それは「実験者の違い」と「時間と言う概念」を無視しているから。
他の条件を全て同じに出来たとしても、実験する人は違う訳だし、時間は不可逆性なので同じにする事は出来ない…ま、これを言うと「あげあし取り」と言われるのでこれくらいで止めておく。

そういった科学的な実験で集められたデータは、基本的に全て「リシ(デーヴァタも)」の存在を抜いた情報の集合体である。
そこに何かの価値があるか?
無い!…と言うと真摯な科学者に対して非礼に当たるので敢えて避けるとしても、「もっと価値のあるものがあるんだ」と言う事を言いたい。

またコップの例えを使う。
テーブルに向かい合って座り、一つのコップを見てみる。
そのコップは同じコップなのだが、向かい合って座っている二人には見え方が違う。
一方の見え方は他方の見え方の真裏に当たるのである。
客体の見え方が全く反対だとしても、コップはコップ、今そこにただ一つだけあるものなのである。

何が言いたいか?
リシが変われば、同じデーヴァタを通してもチャンダスが変わる…えっと(苦笑)「見る人の位置で、同じ対象物の見え方が変わる」ということです。
もしテーブルが透明なら、下から見たら客体たるコップの姿もまた変わるでしょう…そういうことです。

今回は「ブリッジ」について「見る」という分かり易い行動(感覚)にしましたが、このデーヴァタと言うのは「主体」と「客体」を繋ぐありとあらゆるものなのです。
どんなに注意を向けても認識する事が難しいものもあります(「呼吸する」なんて非常に具体的な行為ですら、人間てヤツは無意識にやっていますから)。

だからわざわざ「ブリッジ(繋ぐもの)」の存在を説明しないといけないんですね。

具体的に存在しているモノですらこれです。
もっと抽象的な物事のブリッジを説いていくには相当な苦労が必要でしょう。
ここんちのコミュは人が少ないので何の援助も出来ませんが、それでも「生きる智慧」という観点から『繋ぐもの』の存在を伝えて行きたいと思います。

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