「来世になりたいものは？」「のび太」

ある日、友人と電話で話していると、
ふとドラえもんの話しになる。
発端は覚えていない。多分、地球破壊爆弾ってヤバくね？
とかいう頭の悪い出だしだったような気がする。

で、頭の悪い会話は必然的にドラえもんにおいて
何の道具が欲しいか、というドラスティックな
話しになる。

「どこでもドアは鉄板だな」
「タケコプターの存在意義は今ひとつよくわからん」
「やはり学生時代はアンキパン」
「最強は地球破壊爆弾」

等々話しているウチに、ん？それって性能被ってね？とか
それはあれがあったら必要なくね？
という四次元ポケット内の在庫整理の話しにシフト。

「スモールライトがあればガリバートンネルはいらないな」
「通り抜けフープはどこでもドアでオッケー」
「翻訳こんにゃくは、もしもボックスで代用出来るな」
「それ云ったらアンキパンだってもしもボックスでイケるっしょ」
「取り寄せバッグは欲しいな」
「それならどこでもドアでいけるだろ？」
「チッチッチ、取り寄せバッグは忘れ物とかも取り出せる。
それはどこでもドアでは無理」
「ん〜？基本的に自分の物だけ、ってこと？」
「そうなんじゃない？」
「え、じゃあ、もし、俺がお前の忘れ物を取り出そうとしたら
出来ないのか？」
「それは出来そうだな」
「ふ〜む、面白い。じゃあ、例えば『徳川埋蔵金』とか無理かな」
「・・・出来るかも、な。原理的には『忘れ物』と変わらない筈
だからな」
「ん〜、では、もしもボックスで『もしも落とした何々が出て来たら、
チ〜ン』って頼んだら？」
「ん〜、それでイケるか。もしもボックス強えぇ」
「じゃあ、『もしも徳川埋蔵金が出て来たら、チ〜ン』って？」
「出るだろ、それは（笑）」
「悪魔パスポートも、もしもボックスあればいいもんな」
「なんだ、それ？」
「知らないのか？これを見せれば、その人にどんな悪い事をしても
笑って許してくれるパスポートだ。俺のガキの頃の憧れNo.1だ」
「ヤなガキもいたもんだ。しかし、ヒドい物売っているな、
未来デパート（笑）」
「未来って名前なのな。そこはお前らの世界の現代だろ？って
見るたび思う」
「地球破壊爆弾売っているし」

延々数時間このようなドメスティックな話しを続けた結果
5つに絞ってみたのが以下。

1.タイムマシン（流石にこれは変わる物がない）
2.どこでもドア（あらかたのトラブルはこれで解決）
3.もしもボックス（個人的に最強）
4.スモールライト（いやいや、物が増えたからねぇ、ウチ）
5.地球破壊爆弾（結局これ以上のインパクトはないな、と）

もしもこれは他の物では代替出来んぞ！と云うご指摘ありましたら
大歓迎。

時間の無駄？

・・・知っているよ。