外は雨。
ヘヴィな世の中だ。
こんな時、色々な報せが入って来る。
未整理な事どもも、まとめて襲来してくるし、
洗濯物も畳まなきゃいかん。
テレヴィではCUREが憂鬱な歌を奏でているし、
音の聞こえない子画面では意味の分からん番組が
流れている。演出の一部みたいだ。
それだけ、音の無い世界というのは
どれだけ明るく飾り立て、ライトで照らそうが
沈鬱な物なのだろう。
想う事は色々。
それを拒否するように、ネットをうろつき
本を三行拾い読みしてはやめ、郵便箱に
投函されていたおかしなアンケートにボールペンで
丸をつける。返信はしないだろうけど。
ロバート・スミスにぺ・ヨンジュンが重なって映っている。
面白い構図な気がしてニヤニヤしてみるが、
全く何も面白くない事に気づいて不機嫌になる。
なんで機嫌が悪いのか考えると更に機嫌が悪くなるので
考えない。
今度はコキントウだ。
ロバート・スミスだけは変わらないのに。
どこを向いても落ち着かない。
全くヘヴィな世の中だ。
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