アサヒビールの相談役、福地茂雄氏！
期待していいですか？
期待していていいのですか？！
■ＮＨＫ次期会長は７３歳の財界人
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ＮＨＫ次期会長は７３歳の財界人
(ゲンダイネット - 12月29日 10:00)
すったもんだの末、ＮＨＫ会長人事がようやく決着した。
２５日、ＮＨＫ経営委員会が開かれ、橋本元一会長（６４）の後任に、アサヒビール相談役の福地茂雄氏（７３）が選ばれた。外部からの招聘は１９年ぶりのことだ。
福地氏は、アサヒビールの社長、会長を務め、０６年３月からは相談役。ＮＨＫ経営委員長の古森重隆氏（富士フイルムホールディングス社長）は「福地氏は大企業のトップとしての実績がある」と起用の理由を説明したが、これでハッキリしたことがある。
ＮＨＫ内で海老沢勝二前会長（７３）の影響力が、まったくなくなったということだ。
会長選を巡っては、今月１９日、菅原明子氏、保ゆかり氏の両経営委員が、古森氏の強引手法や外部から会長を呼ぶことを公然と批判、古森経営委員会の内部分裂が明らかになった。
「２人の裏に、海老沢“院政”の下で急進的な改革を阻もうとするＮＨＫ執行部がいたのは間違いありません」（ＮＨＫ事情通）
ＮＨＫの執行部が恐れていたのは、外部会長が受信料の大幅引き下げなど大ナタを振るうことだ。海老沢氏の“傀儡（かいらい）”といわれる橋本現会長は、引き下げには体を張って抵抗。この部分だけは“存在感”があった。だが、福地会長誕生で、海老沢一派のもくろみはパーだ。
「海老沢氏に残されたパワーは、“横審委員長”の肩書だけですが、これも危うい。海老沢氏が委員長でいられるのも、ＮＨＫが年間３０億円の放映権料を支払っているからこそ。福地氏は「すべてを見直す」と語っています」（前出の事情通）
ＮＨＫの行く末は、橋本から７３歳の老人に託されることになる。
【2007年12月26日掲載】
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