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2007年10月26日12:14

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ふと思い出した。

A君
思いっきり振った彼女が、一週間泣いたあと昔の男友達に声を掛けられ傷心を癒せるし付き合ってもいいかなと思い始めた。とたん「おまえがいない人生は考えられない」という口説き文句で縁りを戻し、即両親に報告に行った。今は小学生の男の子2人を連れてNYへ転勤になっている。

B君
新しいJ-POPのCDは買わないと気が済まなくて、壁一面上から下までよーく知られたアイドルやグループの名前が並んでいた。またNIKEが大好きで○○モデルに目がない。妊娠中の奥さんと将来を考えて節約を約束。毎日やりくりに奮闘している奥さんを前に、運命の出会いだと言ってNIKEを三足抱えて帰ってきた時、彼女は涙が止まらなかったという。その娘ももう1年生。第二子も生まれている。

C君
三浪して良くわかんない大学に行き一留の彼は二浪目のころバイトで会った。潔癖症で意気地なしで甘えん坊でなかなか彼女が出来なかった。社会に出てから友人を通して知り合った子と結婚した。保母さんだという。いい人を見つけたね。彼女は子供を欲しがった。「今がいいタイミングなのって言われるとさー、萌えねぇんだよなぁ」と言っていたが程なくご懐妊。そこで初めて羊水検査なるものを知った彼は「調べてみたら」と言った。「で、結果どうするの?」と彼女に言われ絶句したそうだ。「女は強いな」だそうで。健康な男の子を授かった。

D君
奥さんが予定外に妊娠した。なぜ予定外かと言うと慢性的に飲んでいる薬があったからだ。いや、予定外なのは彼女の所為ばかりではないのだが。胎児にどんな影響が出るか分からないことは二人とも知っていた。「自信がない」それぞれが同じ結論を出した。今も子はない。

E君
バイクと車が大好きで夜な夜な走り屋と化していた彼。両親と絶縁状態にあり何とか一人で暮らしている彼女の部屋に転がり込んでいたところを彼女の叔母に見つかる。
「結婚を前提にしていますので」と口走り彼女に驚かれる。彼女の両親は出席しないという形で結婚式は行われ叔父の会社に転職する。結婚式以後、彼の笑い声を聞くことはなかった。昔話にも口を閉ざす彼はその頃の仲間にも「あいつが一番変わったよな」と言われている。

F君
スポーツ選手まであと一歩のところで出来ちゃった婚。双方の親に強制的に就職させられた。そこで出合った職場のマドンナは人妻。旦那さんいいよなぁと口々に言う同僚を尻目に口説き落とし離婚させる。自分も離婚を考えるもなんと妻は妊娠3ヶ月。緊張感漂う夫婦の間で娘は生まれ3ヶ月で乳児突然死を向かえる。妻もマドンナも半狂乱。そして彼も安定剤を手放せない人生を送っている。彼は言っていた。「広い海を見ていると人間はなんてちっぽけなんだと思うんだ。」第一子の男の子はそろそろ大学を卒業か。

G君
スキー場で知り合った彼女と電撃結婚。その村に都会からお嫁さんがきたのは10年以上ぶりだったそうで。村からはお祝い金が贈られ母子家庭ということもありみんなに見守られていたその家は村中の関心を集めた。一挙一動が噂になったらしい。一年後、何事もなかったかのように母子家庭に戻っていたその家。築90年にもなろうかと言う古民家を小さな一軒家に立て替え新しいお嫁さんを迎えた。小さい頃から彼を慕っていた同じ村の娘さんだそうな。

H君
新入社員のころから腐れ縁で続いてきた彼女と結婚に踏ん切りがつけられない。なぜなら転勤してきた子にご執心だからだ。上司は「そろそろどうかね。イタリアに行って欲しいんだけどひとりじゃね」とせっつく。ようやくその子と二人になる機会を作り「四国の母子家庭で育ち育英会で大学を出て就職した。仕事には自信がある。一緒にイタリアへ行ってくれないか。」と話したのは彼女の寿退社が社内に知られた日だった。「腐れ縁の彼女はいるけれどきっと離婚することになると思うんだ。」と言っていた彼は半年後に披露宴をあげた。そしてイタリアへは行ったのだろうか。離婚するかもと思っていた奥さんと。

I君


・・・もういいか。
みんなどうしているんだろうなー。
今はもう会うこともない。

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コメント

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