中学生の頃から野菜を作ってきました。
両親は野菜どころか庭いじりに全く興味がありませんでした。
俺は書籍をたくさん読み、知識を得ました。
近所のおじさん・おばさんとも仲良くなり、色々教わりました。
試行錯誤を繰りかえし、経験値を積んできました。
今年4月2日に某メーカーから内定を頂きました。
来年から(卒論が無事書ければ)社会人。
恐らく実家から離れるでしょう。
家庭菜園はまた落ち着いたら市民農園でも借りてやるとして、とりあえずこの地での栽培に終止符を打ちます!
ってなわけで、これまで10年近く色々な品種の栽培をしてきて
「これは素晴らしい!」と心から思った品種
をここに「表彰」したいと思います!
ジャイからの一言コメント付き。
<ミニトマト>
★アイコ★
「収量性、食味とも、君は本当に抜群のミニトマトだ!実に甘い!君の上をいく質&量のミニトマトは今後、当分現れないように思います。受賞、おめでとう!」
<キュウリ>
★夏すずみ★
「君の凄さは何と言ってもうどんこ病に対する耐病性だ!周囲のウリ科植物の葉が真っ白になっても、君は全く平気な顔をしていた。素晴らしいことです。受賞、おめでとう!」
★フリーダム★
「新鮮なキュウリはどれも美味しいが、その分、品種による味の差は少ない。とすればどれだけ沢山取れるかが重要だ。その収量性という点で君は断トツだった。その健闘を称えます!」
<ナス>
★味の極み★
「水ナスは君を含め、どの品種も素晴らしかった。しかしその中でも君が最も色つやがよく、実がプリプリしていた。レベルの高い闘いの末の勝利だ。誇りを持ちたまえ。」
<ピーマン>
★バナナピーマン★
「いつも狭い鉢に植えていたにも関わらず、君の収量は予想以上だった。初めはクリーム色、その後、黄、オレンジ、赤と熟していき、そのどの段階でも食べられる点が実に便利で面白い。受賞、おめでとう!」
<トウモロコシ>
★キャンベラ86★
「スイートコーンはとれたてなら品種を問わず滅茶苦茶甘い。しかし、数ある品種の中でも君ほど強い品種はなかった。発芽率は高く、風にも強い丈夫な君がつける実は大きく、市販のものより先詰まりがよい立派なものだった。栄光を称えます。」
<メロン>
★プリンスメロンPF★
「自宅でメロンを作るという夢のような話が君のおかげで現実になりました。耐病性にもすぐれ、8月になっても体力を温存し、実を付け続けた君に感動すら覚えました。ありがとう!」
受賞の品種は以上です。
・・・と、ここで終わると受賞品種がなかった野菜から文句が聞こえてきそうです。
受賞品種がなかった「トマト」「カボチャ」について、どういう点がいま一歩足りなかったのかを説明します。
<トマト>
「どの品種もどんぐりの背比べだった。それなりには収穫できるんだが、収量や味で抜きん出る品種が発見できなかったのが敗因です。特別に甘い品種や第5段花房まで安定して収穫できる品種があれば、きっと受賞できたでしょう。私の育て方も(安い土しか使わんし)悪いのでしょう。今後、新たな品種に期待するとともに、育て方の再検討をしたいと思います。」
<カボチャ>
「ズバリ、うどんこ病!このうどんこ病に強い品種が出るまで、もうカボチャを作ることはないでしょう(場所も取るし)。なぜ君はそんなにうどんこ病に弱いんだろう。生長スピードは全野菜の中でもトップクラスで、生育初期は見ているのがとても楽しい野菜なだけに残念です。今後の新品種に大きな期待がかかります。」
う〜ん、野菜作りは奥が深いですね!
※参考写真
一枚目:低い花房から高い花房まで安定して収穫ができる「アイコ」
二枚目:ごろごろと実を付ける「プリンスメロンPF」
三枚目:鉢でもよく育つ「バナナピーマン」
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