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2007年10月02日18:42

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有りや無しやを彼女に問い、愚であると返答される

最近、とみに車を買いなおしたい衝動に駆られる。
愛車であったHONDA BEATである。

中々難儀な車であったが、それだけに愛着もあった。

時に、イタ車並に壊れた。いつの間にか走行車線を
常に走る癖が着いた。
時に、東名高速道路でタイミングベルトが切れて止まった。
時に、エアコンを掛けたまま、4500回転以上エンジンを
回すとコンプレッサが壊れた。
時に、幌車のため、真夏の炎天下駐車しておくと車内温度が
100℃に達した(多分。付けた温度計は90℃が上限で、針はメ一杯振り切れていた)。
時に、車高が低すぎて後ろの車のライトが常にハイビームになった。
時に、リアエンジンのため、リクライニングは効かず車内で寝る羽目になると
さながらヨガの修行のようであった。
時に、雨漏りが当たり前であった。降りる際に雨が降りそうな折には
ゴミ袋をシートに敷いて備えた。
時に、大晦日に実家に帰省するべく大雪の中走らせていた所、謎のエンストを起こした。6時間を暗い夜道で過ごし、除夜の鐘はJAFのおじさんと聞いた。
時に、荷物が乗らなかった。大きなものを買い物に行った時など、助手席に座った人が荷物で埋まり、それを外国人歩行者に笑われた。
時に、小さすぎて駐車場で居場所が分らなくなった。

正直、これだけ書き連ねるとどこが好きだったのか、疑問にも思うが
難儀なのが好きな性分なので致し方ない。
前の彼女も前の前の彼女も、そうじゃなかった彼女も・・・ぶつぶつ。

脱線である。
よく遠出もし、最長で山口まで行った。
その時だって、わざわざ会いに行った結果また、
色々面倒な事になって・・・ぶつぶつ。

脱線である。
そう、遠出であった。
以前に温泉に旅行などに行き、オープンにしてのんびりと
走ったりもした。良い思い出だ。
あの時も小雨がパラついたりもしたが、幌を閉めるのが面倒なので、
しばらく走ったら助手席の人間がエラく怒り、宿まで口を利かなかった。
そんなに怒る事も無かったじゃないか・・・ぶつぶつ。

脱線である。
そのような旅や、日常のこまごまとした用途にも、
絶妙に痒い所に手の届かない気配りを見せてくれた。
燃費の良さは大きな誇りだが、タンクが小さいため、
しょっちゅう給油しなければならなかったり。
自称ミッドシップスポーツカーだが、他社同種の車と比べる
とダントツで遅かったり。
素晴らしい個性であった。

絶版になって早15年。弾数も少なくなってきた。
買うならそろそろ、真剣に検討しなければいかん。
幸い、購入しても眉を顰めるような人もいない。
だってよぉ、しょうがないじゃんよぉ・・・ぶつぶつ。

脱線である。
私のBEATに対する深い愛を綴り、読む人を皆
BEATマニアにするのが目的で書かれた日記であるが、
どうも上手く行く気がしない。
何故であろう。きっと、今までの同乗者が理解を
示してくれなかったからに違いない・・・ぶつぶつ。

脱線で(略
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