ペルー・ボリビアの旅！

一枚目の写真、合成写真じゃないよ！
俺が自分で現地で撮ってきたマチュピチュです♪

リャマだかアルパカだか知らんけど、サービス精神旺盛なんだ、こいつら・・・

ってなわけで南米のペルーとボリビアに行ってきました！！
色々これまでに経験したことのないトラブルに見舞われたけど、無事帰国しました。

二枚目はチチカカ湖に浮かぶウロス島。
この島、本当に浮いてます。
草を編んで作ってるので。

三枚目はボリビアの南にあるウユニ塩湖。世界最大の塩の湖！

アルバム機能使って写真載せようと計画中なんで、写真はそっちでたっぷり見てほしい！



今回の旅は・・・

経由地のダラス（米国）が悪天候で急遽別の空港へ着陸することになった。

予想通り高山病らしき症状が出た。

あの有名な（？）首締め強盗に遭った。

ラパスで麻薬を勧められた。

ストライキで道路が完全に封鎖された。

便座が無いトイレで大便をすることもあった。

真冬の標高3000mや4000mの街で水シャワーしか浴びれなかった。

バス会社やホテルに何度も騙された(「トイレ付きの豪華バスだよ」「暖かいシャワーあるよ」等)。

大地震で崩壊した街を観光することにもなった。

最終日に盗難現場にも出くわした。


でも、

とにかく絶景がたくさん見れた旅！！

食事も割りとまともだった。東南アジアやエジプトより美味しかった。

ただ英語は全然通じなかったので、半年でもスペイン語を勉強して行って良かった。

動詞の活用も名詞の性別も分かんないから、ほとんど単語並べてるだけだったけど・・・。

南米、こんだけ素晴らしい景色があるなら、イグアスの滝やガラパゴス諸島とかもいつか行ってみたいものやね。


以下、簡単に旅程と出来事を紹介。


9/10　伊丹→成田→ダラス→マイアミ→リマと４回のフライト。途中、ダラスの天候不良のためにオースティンとかいう他の空港に着陸。乗り継ぎ便に乗れず、リマ到着は８時間遅れ。（リマ泊の予定が結局、機中泊）

9/11　リマ市内観光。日本人個人旅行者が珍しいのか、現地の子供たちから握手を求められたりする。タクシーで一度、変なところで降ろされる。（リマ泊）

9/12　早朝、空路にてクスコ（3400m）へ。クスコ市内とピサックの観光。高山病のためか微熱、倦怠感があり、息苦しい。夜、アルマス広場で一緒に旅をした相棒が首締め強盗に遭う。（クスコ泊）

9/13　列車でマチュピチュ村(2000m）へ。ホテルの人はlight（部屋の明かり）すら英語が通じない。「ソーススリーアルパカ」という料理を注文したらアルパカステーキに３種のソースをかけた料理が出てきた。この国では英語の綴りミスや文法間違いが多すぎる。語順も滅茶苦茶。マチュピチュ遺跡観光。入場の際に「ナメ、ナメ」と言われる。nameのこと。スペイン語はローマ字読みなのでついそう言ってしまうのだろう。（マチュピチュ村泊）
　
9/14　ワイナピチュ（一枚目のマチュピチュの写真で中央にそびえる山の頂上）登山。列車にてクスコへ。寒い中、ホテルは水シャワー。（クスコ泊）

9/15　プーノ（3800m）へ、１０時間の列車の旅。景色はずっと絶景だし、車内も比較的空いていて同席したスイス人も良い人。途中、どの街でも現地の子供たちが列車を見て手を振ってくれる。（プーノ泊）

9/16　チチカカ湖に浮かぶウロス島とタキーレ島の観光。天候に恵まれ、美しいが、船酔いして気分悪い。（プーノ泊）

9/17　バスにて、コパカバーナ経由でラパス（ボリビアの首都・3700m）へ。途中、バスを手漕ぎボートに積んで湖を渡る驚愕のシーンあり。ボリビアは日本の中古車が沢山走っていて「○○幼稚園」「営業２課」等の文字が車にそのまま付けられていて面白い。「一緒に麻薬しようぜ」と声かけてくる怪しい人あり。（ラパス泊）

9/18　ホテルで朝食が7:30から出るとか言っておきながら、10:30まで準備できないと言われる。バスターミナルでストライキのためオルーロに行く道路が完全封鎖と知らされる。まともな舗装道路は一本しかないため、タクシーでも不可。急遽翌日の航空機を予約。ビジネスクラスしか空いていなかった。（ラパス泊・もちろん別の宿）

9/19　人生初のビジネスクラスでボリビア南部の街スクレ（2800m）へ。スクレ散策後、ローカルバスで銀山の街ポトシ（4000m）へ。夜にホームレスだらけのバスターミナルに閉じ込められ焦る。（ポトシ泊）

9/20　実際に人が働いている鉱山の中へ入るツアーに参加。中は粉塵で覆われ、高度の影響もあって特に息苦しい。鉱山労働者はコカの葉をかんで疲れを麻痺させながら毎日働き、一日数百円の給料だとか。体を壊して５０代で亡くなる者が多いらしい。（ポトシ泊）

9/21　バスで８時間かけウユニ（3600m）へ。悪路で延々と激しく揺れる。車内で歌を歌って小遣いを集める少年。（ウユニ泊）

9/22　ウユニ塩湖一日ツアーに参加。塩湖のど真ん中で車が何度かエンスト。ドライバーに「この車日本製だぜ」なんて文句言われても困る。夜行バスでラパスへ。トイレ付きだけど悪路のため、利用不可。まともに足が地に着かないほどの揺れ。（車中泊）　

9/23　8:30にラパス発。デサグアデーロ経由でペルーに入国。アレキパ（2300m）へ。トイレ付きのバスという約束だったがまんまと騙され、トイレの使えないバスに乗せられる。もちろんのごとく途中でエンスト。夜、アレキパ着。（アレキパ泊）

9/24　アレキパ市内散策。スーパーマーケットでペピーノ（前回の日記参照）を発見して感激。また、土産物屋の人と仲良くなってアドレス交換。夜行バスでナスカへ。（車中泊）

9/25　早朝、ナスカ着。75＄の言い値を50＄（送迎・空港税込）に値切って地上絵のフライトへ出発。昼過ぎ、バスでパラカスの街へ。行く予定だったピスコの街は８月の大地震でまだぺっちゃんことの噂。ちなみに刑務所の崩壊で付近に６００人の囚人が逃げてます・・・。夕食は「ホテルからすぐ50m」と言われたが1000mは歩かされる。とはいえ、イギリス人夫婦と美味しいシーフードを堪能。（パラカス泊）

9/26　ミニガラパゴスと言われるパジェスタ島で海鳥やアザラシを間近で観察。昼頃のバスでリマに戻ると、ターミナルで持ち物を全て盗られた韓国人がいる。彼は西語が全く話せないらしく、英語で説明していたが、バスターミナルの人は一人として英語を解さない。韓国人やと思われた俺が呼ばれ、簡単な西語と電子辞書で通訳するはめに。彼は無事大使館に着けたでしょうか？夜の便でリマを発つ。（機中泊）

9/27　イヤホンを借りようとしたらＣＡが「Five dollar.」とかジョークを言う。ＡＮＡのＣＡがそんなジョーク日本で言ったら・・・と想像すると面白すぎ。（機中泊）

9/28　夜８時、伊丹空港着。