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2007年06月13日00:17

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スイス〜氷河急行と謎の旅行者編

6/2(土)
今日はあの有名な氷河急行を全線走破し、ツェルマットへ向かう予定。

でもせっかくサンモリッツまで来たんだから、ベルニナ路線も乗ってみたい。

ベルニナ路線は氷河急行の次に有名だし、景色は氷河急行以上という噂。

何よりスイスパスがあるから無料だ。

早朝に起きて氷河急行の出発までにちょこっと乗ることに決定。

ところが!!

途中のポントレジーナまでは順調に行ったのだが、そこで列車を逃してしまう!!

あまりにも寒かった(気温は一桁)から待合室で待機していると、別のホームから列車が定刻に発車><

基本、スイスでは列車は定刻に出るのだから、2分前ぐらいにホームに行って様子を伺っとくべきだった。

俺のミスだ。テンション下がりまくり。

仕方なく宿に帰って一眠りした後、朝食。

宿でのバイキング形式なので、昼飯を食わなくていいぐらいたらふくに食べておく。昼飯代を節約せねば。

氷河急行(このプレミア列車だけは座席指定)は日本人の団体ツアーばっかりいる車両だった。

全区間で8時間に及ぶ旅だが、車窓は野原、花畑、牧場、渓谷、雪山など多種多様で全然飽きない。

途中、団体客の人にサンドイッチを恵んでもらう。(もちろん俺がお願いしてもらったわけじゃないですよ。向こうのご好意で。)

けどはっきり言って不味い。ツアーの人はこんなの食べてるのかぁ。街のベーカリー行ってパン買ったらありえないほど美味いんやけどなぁ。

そして隣の車両から一人旅の日本人男性登場。

俺の席の向かいに座り、色々話しかけてくる。

この60代のおじさん、どうやら借金取りから逃げ回るために海外をあちこち旅行しながら周ってるんだとか。

あんまり深いことを尋ねるのはよそう。

ともあれ彼は旅人しては大先輩。世界各地を何十ヶ国も回ってるみたいなので色々話を聞く。

俺も節約の旅だが、この人は更にすごく、ホテルの朝食を昼や夜の分までぱくってきて備蓄し、噴水の水まで飲むんだそうだ(笑)。

そのくせワイン買いまくってるし、氷河急行の一等車の切符持ってるし、謎だ。

18:00頃ツェルマット着。ツェルマットは日本人だらけ。

6/3(日)
青空が少し見える!チャンス!

ってなわけで、ゴルナーグラード展望台へ。

登山列車のチケットはスイスパスがあるから50%OFFのはず・・・。

えっ!?

25%OFF!?

「スイスパスとスイスユースパスは同じじゃないんだ」by窓口の係員

そりゃないわ〜><

通常運賃は往復約7000円。

これが半額にならないのは痛い><

日本人団体の車両とは別の車両に乗り込むと、その車両には俺と中国人の親子(母親と中学生ぐらいの男の子)のみ。

早速チャイ語で話しかけて打ち解ける。

旅の情報を交換し、一緒に写真を撮り合ったりした。

列車からの車窓は素晴らしく、何より空いているので窓を自由に開け、右に行ったり左に行ったりしながら写真が撮り放題。

ゴルナーグラード展望台到着。(写真1)標高は3000m程度で気温は0℃前後だが風も無く、意外なほど寒くは無い。

展望台からはマッターホルンが望めず、正直車窓の風景のほうがいいように感じるが、3000mまで列車で楽々来れてしまうのはさすがスイス。

話は変わるがトイレの小便器にはハエの絵が。

このハエを狙えってことみたいです(笑)。(ちなみにスイスは高度が高いので蚊はほとんどいないが、ハエは多い)

ツェルマットに戻ると天気はかなり良い感じ。

急遽、エッギスホルンに行こうと決める。

駅の窓口で「エッギスホルンに行きたいんやけど日帰りできるかな?」

と尋ねると、20秒もしない間に駅すぱあとの検索結果みたいなのを往復分くれた。非常に親切。確かに紙もらうのが一番分かりやすいもんね。

エッギスホルンへのロープウェイは半額になった。

往復で2000円ちょっと。

思えばここの展望台が一番コストパフォーマンスが良い。

ちなみに英語ではロープウェイはケーブルカーと呼びます。

知ってましたか??

俺はこのトリビアを中学の時に知って、今回初めて役に立ちました(笑)

展望台は・・・



すごい!!

絶景!!

(写真2)

残念ながらここの場合は写真じゃほとんど伝わりません。

「感じる」部分が大きいんです。

360度の絶景は写真じゃ表せないし、何より静か!!

周囲は俺しかいない。氷河が流れる(?)ゴゴゴーって音が聞こえる以外に無音の空間!!

大自然を感じるにはこうでなくては!!

観光客は欧米人が数人のみ。

日本人は周囲の街を含め全く見当たりませんでした。

日本人、行くとこ決まってすぎ(笑)

→続く

※写真3はツェルマットの街から見たマッターホルン。「カッコ良い山だなぁ!!」と感激した。
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