「犯人は外国人だ!!!」と興奮して愛国心が勃起してる日本の皆さんも多いが、
古来奈良のシカは「神鹿」。神仏の御使いだ。
見てないけど、ちょうどNHK「豊臣兄弟」も大和統治の話をやってるようだ。
大和は日本で2番目に偉い家系・藤原摂関家の国。
春日大社は藤原氏の氏神、興福寺は藤原氏の菩提。
春日大社は興福寺の鎮守社。興福寺は春日大社の神宮寺。
大和の神鹿は、古代から戦国時代まで、興福寺の僧兵によって保護された。
もし、過失でも、殺してしまったら、さらし者にされ、石子詰め。
石子詰めとは、穴を掘って、首だけ出して、石で埋める。石の重みでじわじわ圧死。
江戸時代には、治安維持は奈良奉行に移るが、初期は石子詰めも続いたようだ。
ただ、神鹿も角切などで人間の脅威にならないように管理した。
江戸時代は、住民保護を意識していて、やっぱ、中世ではないのだ。
石を使った処刑は、日本だけでなく、前近代世界共通。
旧約聖書に載っている。ユダヤ教・キリスト教、イスラムでは、石打刑。
穴を掘って、首だけ出して、石で埋める。人間が集団で石を頭部に投げて撃ち殺す。
石の英語STONEを、動詞にするとSTONEDで石打刑の意味になる。
石打刑・石子詰めは、日本でも聖書でも、殺人や強盗みたいな人間に対する犯罪ではなく、共同体に対する倫理的犯罪への刑であることも共通している。
21世紀をグローバリズムとか言ったりするが、前近代だって、ユーラシア端と端、中東パレスチナと極東日本で、人間はほとんど同じ発想で生きていたグローバルだった。
ホモ・サピエンスは、気味が悪いくらい(笑)、多様性が無い。
■体の一部がない子ジカの死骸4体 奈良・東大寺や興福寺の境内などで発見相次ぐ 人による加害行為の可能性も
(TBS NEWS DIG - 10月23日 12:16)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8999548
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