【日本人よ、お前はどうするんだ?】
と個人個人の覚悟を問うた、右翼でもなく、左翼でもない、小説家。
商人の街・大阪生まれ。戦後経済高度成長を経験した小松左京。
1973年「日本沈没」
米軍基地の街・佐世保生まれ。バブル景気と失われた30年を生きた村上龍。
1987年「愛と幻想のファシズム」
1994年「五分後の世界」
2000年「希望の国のエクソダス」
2005年「半島を出よ」
小松左京は、戦争を経験してるのに、日本にも、アメリカにも、怨念が無かった。あっけないほどフラット。大阪人だねえ。だからSFが書けたんだろう。
村上龍には、米軍基地が重くのしかかる。戦後日本への怨念が凄まじい。
バブル景気の真っ最中、「愛と幻想のファシズム」。
バブル崩壊で、「五分後の世界」「希望の国のエクソダス」「半島を出よ」。
バブル景気とバブル崩壊が、経済的にも、精神的にも、かなり直撃したんだろう。
文芸の世界はまったく門外漢で、どう評価されてるのは知らないが、
同じく米軍基地の琉球人の私には、村上龍からドス黒いまでの反米感情をビンビン感じる。
その延長線上の属国・戦後日本への憤怒。まるで226事件の青年将校だ。
明清帝国・ヤマト・アメリカと、他者に従属しながら生きて来た琉球人の私からすれば、「属国のナニがそんなにイヤなのか?」
「独立自尊で、シンドイ思いして、ホントに幸せかね?」
「そもそも、EUを含め、世界に、独立自尊の国なんて、ほとんど無いじゃん」
「無理せず、周囲に頭を下げて、呑気に、生きていこうじゃないか」
と、思うんだけどね(笑)。
作家・村上龍さん死去、74歳 著作に『限りなく透明に近いブルー』『13歳のハローワーク』など 『カンブリア宮殿』でMC
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=8999618
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