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2026年10月15日08:01

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「テクノ封建制」〜バイデン(民主)も、JDヴァンス(共和)も、AOC(民主)も、ルビオ(共和)も、カトリック。 

「アメリカとカトリック」という話は、キリスト教に興味のない人に説明するには、2000年前から始めないといけなくなるので長くなるが、250年前から始めると、

大雑把にいえば、
アメリカはイギリスからの亡命者ピューリタンが主力で建国した国。
ピューリタンはイギリス国教会(王様の宗派)の過激分派。
イギリス国教会はカトリックのバチカンと喧嘩別れしたプロテスタントの一つ。
イギリス国教会自体が反カトリックなので、過激分派ピューリタンはさらに反カトリック。

アメリカは建国当時から反カトリックな国だった。
WASPというのはホワイト・アングロサクソン・プロテスタントの略称で、アメリカの勝ち組を意味する。

後からアメリカに移民した白人カトリックは差別され常に負け組だった。
大きく、アイルランド(ケルト)、イタリア(ラテン)、ポーランド(スラブ)の3種。
負け組だったが、主に大都市と工業地帯に住み、アメリカの発展で人口を増やした。

3種の中で英語が喋れたアイルランドが有利で、1950年代、ついにケネディ(民主)が大統領なる。
でも、戦後の当時ですら、カトリックだから、アイリッシュだから、という理由でケネディを嫌うWASPは多かった。

アメリカにおけるアイリッシュの地位は独特だ。負け犬でも数が多いので、政治家も多い。レーガン(共和)も、黒人オバマ(民主)も、アイリッシュの血を引いている。

さすがに近年はアイリッシュ差別も無くなったが、カトリックはやはりプロテスタントの国アメリカの本流ではない。

バイデン(民主)は、由緒正しいアイリッシュ・カトリックになる。

20世紀以降のアメリカは、ヒスパニックというカトリックが登場し、アイリッシュ以上に差別されながら、黒人を越える大勢力となる。

AOC(民主)も、ルビオ(共和)も、ヒスパニック・カトリックである。

しかし、アメリカのカトリックに変わった潮流が生まれる。
19世紀20世紀まで、ヒスパニックにも、立身出世のために、プロテスタントに改宗するカトリックも多かったが、
21世紀、ごく少数だが、カトリックに改宗するプロテスタントが出てきた。
特に、「テック右派」といわれる新興金持ち勢力、イーロン・マスクの周辺。

JDヴァンス(共和)は、カトリックから神学的にも最も遠いバプテストから、カトリックに改宗した。かなり珍しいケースだ。

資本主義とは、乱暴にいえば、プロテスタント神学なのだ。特にカルヴァン派。
個人主義、自助努力、自由競争、自由市場、すべてカルヴァン神学だ。

中世が生んだ、共同体・相互扶助を重視するカトリックは、資本主義と相性が悪い。
だから、南欧やラテンアメリカは、なかなか経済成長しない。

なのに、ガチガチの資本主義精神の塊・シリコンバレーから、非・資本主義のカトリック神学が人気になる。
テック右派は、自分たちが自由競争で恩恵を受けたクセに、勝ち組に成り上がった途端、自由競争を否定し、自分たちだけで成功の独占を目指す。

この新しい思想を「新しい中世」「テクノ封建制」と呼ぶ。ネットで見たことあるでしょ?

トランプを応援する勢力には2種類いる。
MAGAや福音派は、昔ながらのアメリカ・プロテスタントである。
テクノ封建制のテック右派は、21世紀のカトリック(異端思想)である。

当然、古いバチカンは、テクノ封建制を正統なカトリックとは認めない。

将来、異端審問の結果、テック右派は、バチカンから離脱して、「アメリカン・カトリック」という新しい宗派になるかかもしれない。
シリコンバレーが「21世紀異端のバチカン」だ。


■ローマ教皇レオ14世「肺腺がん」判明 肺に“しこり”のようなもの確認され切除手術 術後は順調 ローマ教皇庁発表
(TBS NEWS DIG - 10月14日 06:42)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8987077
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