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2026年10月02日18:46

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【NEWS】赤い羽根を「着用」と言うのは厳密には不適切

■大臣や省庁幹部が例年10月から身に着ける赤い羽根…今年度は着用を控える 厚生労働省が政府全体に文書で通達 北海道での使途不明金問題を受けて
(TBS NEWS DIG - 10月01日 15:57)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8971375

言葉の用法は、時代とともにかなり揺らぐものだし、
地域差も大きいので、
絶対的にアウトか?と言われれば、微妙だと答えるけれど、
それでも「基本的に正しいとは言えない」ことは事実であり、
少なくとも、自分の仕事だったらNGだ。

例えば、
「匂いを嗅ぐ」
と言う行為を、
「ニオウ」
と言う人がいる。

気持ち悪って思うけど、そこそこいっぱいいるよね。
西の方が多そう。
吉本系の漫才師は「嗅ぐ」と言っているのを見たことがなく、
全て「匂う」だから。

匂うは、
正しい用法でいえば「梅の花が匂う」など、
「嗅ぐ」という行為ではなく、
自然物が匂いを漂わせている時に使うのが本来の正しさ。
「臭」の字を使っても同じです。
「ガスが臭う」「おならが臭う」「ゴミが臭う」

大別すると、
心地よい「ニオイ」が漂う時には、「匂う」
心地悪い「ニオイ」が漂う時には「臭う」です。


どこで、「嗅ぐ」を「ニオウ」と言い出したのか、
AI先生に調べさせました。

文献上は、明治大正辺りからと考えられると。
で、このおかしな方言は濃密に「西の方」です。

吉本の人がよく「におってみる」って言っていて、きもちわるって感じていたけれど、
  *東京ではそんな言葉はなかったよ。
   だから、いつだったかは忘れたけれど、
   とんねるずの石橋が使っていたのに衝撃を受けた。
今は、かなりな地方の人が使うよね。

テレビのせいだとは思うけど。

で本題の「着用」はこれに近い感覚があるんだよね。



「におってみる」ほど、下品でみっともない言葉ではないですけど。


これは、「着」という漢字の由来や、使われてきた意味に由来する。

「着」は、「著」が変化したもので、
元々の意味は「草が生えて覆う」みたいなことからなんだけど、
だから、「着床」とか「到着」とかの方が本来の意味に近い。
くっつく。
という意味が強いから。
そこで衣服になって「ぴったりくっついて覆うもの」に着ると字を当てる。

  *和語としての「きる」(着る)は、来るなどと同じところからなのでは?
   とも言われているが、確定ではない。
   私としては「切る」と「着る」は実は、
   白と黒(shira 白白と白い様、kura 黒々とくらい様)や、
   赤と青同様、二つの対立概念なのでは?と考えている。
   「切る」空間を切断する、離れる、
   「着る」空間を密着させる、くっつくではないか?
   上代の発音では、母音は明快に違う別の言葉である。

そこでなんだけど、
「着用」はやっぱり、基本衣服なんだよね。

だから、上着、下着、かつら、マスク、メガネあたりまでは「着用」できても、
アクセサリー、指輪やバッジ、赤い羽根は「着用」ではない。
という

    「さじ加減」

わかってないだろうな。
もちろん、絶対基準ではないですからね。

着用と装着は、目的性の問題が入ってくるのだけれど、
基本的にはどっちもいける。
「ガスマスクを着用(装着)する」
「勝負下着を装着(着用)する」
こんな感じの差異はある。どっちを選ぶかは、表現の問題。

指輪は本来、装着でも着用でもないけれど、
ドラクエ的に「祈りの指輪を装着する」はある。
着用とは言わないけどね。
あとは、「メリケンサックを装着する」とか。
これが、メリケンサックを着用する」と小説とかに書かれたら、
「バカなんじゃないの?」って思うでしょ?

でも「水の羽衣」や「怪しいビキニ」は装着が基本で、
着用でもいい部分がある。
ロトの鎧も着用できる。

ここがね、着用の境界なんですよ。

「破壊の剣を着用する」
バカですか?ってことですよ。

「赤い羽根を着用する」はね。







◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
大臣や省庁幹部が例年10月から身に着ける赤い羽根…今年度は着用を控える 厚生労働省が政府全体に文書で通達 北海道での使途不明金問題を受けて
2026年10月01日 15:57 TBS NEWS DIG

10月1日から始まる赤い羽根共同募金運動に合わせ、例年、大臣などがPRの一環として赤い羽根を着用しますが、北海道で集めた寄付金が使途不明になっている問題を受け、政府全体で赤い羽根の着用を控えていることが分かりました。

赤い羽根募金などを運営する「北海道共同募金会」では、集めた寄付金およそ2億5000万円が使途不明になっています。

この問題の発覚を受け、10月1日から始まる赤い羽根共同募金運動に合わせて、例年行っている赤い羽根の着用を、厚生労働省が政府全体に対し、今年度は控えるよう周知したことが分かりました。

例年であれば、厚労省が大臣や各省庁の幹部に対し、10月1日から2週間、PRの一環として赤い羽根の着用を呼びかけていますが、今年度は控えるよう、文書で伝えたということです。
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