きょうは岸君プロデュース曲「PATRASCHE」のレヴューです。
これはまず、タイトルの発音がわからなくて困った。
「フランダースの犬」に出てくる、主人公の仲良しの犬の名前だから
固有名詞。当然辞書で発音調べても載ってないし。
岸君が言うには、「パ」のところに強勢を置いて発音、が正しいらしい。
作詞Pecori、作曲MONJOE・SHUN・Number_i だそうです。
この4th.シングルはロサンジェルスで制作して、録音に関わったスタッフはアメリカ人、という話を3人がしてた、と思うんだけど、曲作りは今までのチームのまま、何も変わってないのね、と改めて認識。
ところで、たまきは小学生の時に小説「フランダースの犬」を読んだ記憶があるのです。
でも最近、ググってみたら、記憶にある話とはかなり違う。
記憶では、セントバーナードってでっかい犬と主人というか親友の大事な少年の感動的な物語で、ストーリーは全然覚えてないけど、雪の日に少年が夜、人里離れた所で倒れて身動きできず、助けを呼ぶこともできないので、朝になって誰かが来るまで、その犬が少年の体に覆いかぶさって彼の体を温め続けた、ってことだけ覚えているのです。
だから、その少年は飼い犬のセントバーナードのパトラッシュのおかげで助かった、という話だ、と思ってたの。
とにかく、子供の時に読んで、感動で胸を熱くして、涙したのをよく覚えてて、それ以来、セントバーナードだけは、犬は好きじゃないけど大好き、素晴らしい犬なのだ、と思い込んでた。
でも実際にはパトラッシュはフランダース犬、とかいう犬種らしいし、一番大きな違いは、少年もパトラッシュも一緒に寒さの中で死んでいく話だった、と昨夜知ってショックを受けた…
子供の頃に経験したことって、その後の人生観に大きな影響を及ぼすし、そのせいでその犬種が大好きになる、とか大型犬はみんな好き、とか好みまで左右されるのに、それが全くの勘違いから来てた…なんて話、自分のことだけでも、他にもいっぱいありそう。
それにしても、この曲の歌詞を見ると、そんな悲しくも感動的な話とは無関係、という、かなりドライな印象になってますね。
ただ、「愛」の為、か、自分の最も大切なものの為に命を懸けて走り続けたパトラッシュ、そしてようやく少年の元へ辿り着いた時にはすでに、彼は死にかけていて、犬の方も老犬だったし、力尽きて二人一緒に抱きしめあい、温め合いながら死んでいく、という話と、通じる箇所もあるにはあるのです。
iが線をはみ出る
無我夢中で
走れ
パトラッシュ
この辺り。パトラッシュが、最後の力を振り絞って、大切な人と一緒に死ぬためにだけ、命がけで走り続ける姿が多くの人の感動を呼んだわけですよね。
そんな風に、何か「自分にとって命を懸けて達成したいもの、手に入れたいもの」の為に「走れ、走れ」と自分に言い続けてるのかな?
という感じがしましたよ。そうだ、太宰治の「走れメロス」のことも思い出した。
あれも、大切な親友ー自分を信じて一身を犠牲にしてくれたーの為に、命がけで走り続ける話ですよね。
岸君は、この曲を作るにあたって、最初に思ってたのと、かなり違うものになった、と言ってる、なんて話もチラ、と聞いた。
そうかも、って気がします。
こういう感動系の歌にしては、ちょっとドライな印象があるもんね。
神君が、今回のシングルアルバムは「デジタル」という共通のテーマを意識して制作してる、と言ってたかな?
それで、なのかもしれない。
敢えて、こういう感動系の曲もドライな「デジタル感」で統一したのかも。
あの…たまきは、ですね、しょう君担なのだけど(しつこく言ってる?)彼のあの、ゴリゴリ系の歌い方もすごい、って思うけど、エモい系の曲の時の表現力が、半端なく好きなんですよ。
「これじゃ、ファンが多いわけだ」と思う。
彼の感情の在り方は、変な言い方すると「最大公約数」的な、不変の感情、というか、大多数の人が内側に持ちながら表現できずにいる、表に出せずにいる感情を包括して持っているので、多くの人の心に届くんだな…つまり最も多くの人にアピールする「最もノーマルな性格、感情」の持ち主なんですよ、と思ってるの。
これ、前から思ってて言ったことないけど。
だからこういう、感動系の曲を、「デジタル界」から離れた、もっと有機的な世界観で作ったら、彼はとても人の感情に届く、説得力のある歌唱をしたんだろうな…なんて思っちゃった。
(ちょっと関係ない話でごめんなさい)
ところで、やっと到着しました!
4th.single
【初回限定盤A(CD+DVD)】
※スリーブジャケット付
WPZL-32334~35 / \2,200(税込)
収録曲:
M1.REBON
M2.BUGS LIFE
M3.DIGITAL GIRL
M4.NUMBERS PT.2(平野紫耀プロデュース楽曲)
明日はこれについて書きますね。
ではまた。
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