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2026年05月19日21:32

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青の不在証明(アリバイ)

今日は晴れの一日。

ご近所で、昼夜とわずワンワン!とうるさく吠えてた犬が
ご主人の引っ越しにつれていなくなって、ホッ!とするかと思いきや
なんだか無性に寂しく感じて、もうリードを引きちぎって
うちに迷い込んで来ることもないんだなぁと思うと、悲しくてしょうがない一日なのです。


さて!みなさんもすっかり地デジには慣れたことだと思います。
朝の情報番組に表示されている時計が、一分経過するとき
ゆっくりゆっくりめくれていくのも、当たり前になりました。

そもそも地デジに変わったのは何故かというと、昔の技術だったアナログ放送が
電波の帯域、つまり面積をたくさん使用していたから、なんですねー。

つまるところ、テレビだけに広範な面積を割けなくなったんですが
では、その空いたところを何に使うかと申しますと、
言わずもがなケータイ、スマートフォンであります。

デジタルだと信号を「圧縮」できますから、使用する電波の面積は減らしつつ
高画質や高音質を確保できる、そういう目算のもと
地デジは国策として推し進められたわけなんですねー。


そんなドラスティックな変更ですから、いろいろな変化も避けられません。

たとえば、テレビ朝日が伝統のチャンネル10を棄てたのはワンセグが原因だといわれていて、
ケータイには1〜9、そして0というキー配置しかなく、したがって10チャンネルは
1、0みたいな二度押しの「不正確で面倒な」入力になってしまうがゆえ
選ばれなくなるリスクを避けた、そう考えられているのですねー。

あるいは先述の、表示時計がゆっくりめくれていくのも
NHKが時計の画面になって正午に「ピッ、ピッ、ポーン!」と時報をやらなくなったのも
すべては地デジ化が原因なんですねー。

これも先述のデジタルならではの弊害でして
「圧縮」した以上は「解凍」しなくちゃいけないんですが
「解凍」するツール、つまり地デジ対応テレビの性能は一様ではありません。

つまり、電波で信号を受信、その信号を解凍して表示するのに
機器間で誤差というかタイムラグが発生していて
そのラグが各家庭のテレビ受信機で一定ではないため
アバウトな時間表示しかできなくなったんですね。

信号のデジタル化のため表示がアナログ化するという
なんともパラドキシカルな結果なのです 笑



さて!そんなアナログ放送にも、実は信号の圧縮は存在していた、というのはご存じでしょうか。
僕はこれをあなたの「記憶」から直接証拠、つまり物的証拠を挙げておみせいたします 。

って、本当はそんなたいそうなものではないのですが。。。汗



実はアナログ放送時代にも、一度ドラスティックな革新は為されていまして、
それは白黒放送からカラー放送へのアップグレードなのです。

ご存じのように光には3原色というものがあります。
それは、この3色さえあれば、配色によってあらゆる色が再現できる
そういう概念だ、と承知いたしております。

その3原色とは、古くからコンピュータに触れてきた方なら覚えておられるでしょうが
その色を表すアルファベットの頭文字から「RGB」と呼ばれています。

すなわち、Rレッド、Gグリーン、Bブルー、ということになります。

アナログ放送のカラー化は、まさにこの3原色を電波で送ることに他ならなかったのですが
いくらケータイがない時代とはいえ3色送るほどの余裕がなかったんですね。

くわえて世の中のテレビは、まだほとんどが白黒なわけですから白黒放送を止めるわけにはいきません。
つまり、白黒に加えて3原色の信号を電波に乗せなくてはいけないわけですが
そこまでの帯域は確保できなかったのです。
どうやっても、乗せられるのは白黒信号と3原色のうち2色まで、となりました。

ですが、ご存じのようにカラー放送は実現されました。
そこにはアナログなりの「圧縮」の知恵があったんですね。

どうやって実現したのか。

先述の3原色ですが、全色をオフにすれば黒となりますよね。
では!逆に「全色」を「等分」にオンすると?

はい、白になるんです。

ここで思い出してほしいのは、互換性保持のため削るわけにはいかなかった「白黒」信号なのです。
つまり、3原色の統合たる白信号はもう存在してるんですね。

なので、送ることができる2色はそのまま出力しつつ
最後の1色は「白から2色を適宜マイナスする」という「引き算」で勝手に生み出される

そういう仕組みなのです。

頭いいですよねー 嬉

ちなみに3原色のうち送られてこない当該の色信号は、タイトルの通り「青」なんですけど
宣言しましたように?その証拠を提示いたします。

アナログテレビには各種の調整ツマミがあったと思うんですが、
それには「明るさ」や「色の濃さ」や「垂直同期」に並んで「色あい」というツマミがありましたよね。

あれ、ツマミの左右で「おもいっきり赤」や「おもいっきり緑」の画面にできたのに
「おもいっきり青」にだけはできませんでした。

思い出してください、3原色のこと。
RGBの赤と緑は信号が来てるから、その増減ができるんですが
青には元信号がないから、そんな調整ができなかった、というわけなんですねー。



もちろん、こんなこと知らなくたってテレビは見られますが
知ったら知ったで、また見方も変わるものだと愚考いたします。

もうテレビを見ない人も増えたようにも聞き及びます。
自分もその類ではありますが、

そこにも先達たちの工夫や努力や知恵、そんな縁の下の力持ちたちがいたのだ

そのことに想いをいたすことは忘れたくないなぁ、、、、

なんて、もう老害を隠し切れなくなってきた 汗 炊き込みご飯なのです。
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コメント

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