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2026年03月04日09:50

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【NEWS】文字の起源ではないけどな、面白いぞ

“文字の起源”を覆す発見か 4万年前の旧石器人類が刻んだ記号、原楔形文字に匹敵の情報量 PNAS誌で掲載
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=32&from=diary&id=8693284

今、ちょっくらPNASで読んできた。
この記事の概要通りで、基本的におかしなことになっていない。

  *注 この手の記事は分かってない奴が翻訳すると、
     先入観でおかしなことしがち。

https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2520385123
(タダで読めるよ、だから学術系は好きだよハート達(複数ハート))


詳しい解説はしないけれど、
「オーリニャック文化」というのがあって、
これの遺物には、「記号のようなもの」が結構刻まれていて、
文字なのではないか?装飾ではなく意味があるのではないか?
と考えられていたのだけれど、
それについて、200点近い移動可能な遺物から採取した「記号のようなもの」を、
統計的にAIさんに分析させたら、
「非常に濃密な情報を持っている」という結論になったと。

雑にいうとそういうことね。


ちなみに記事では触れていないが、
「オーリニャック文化」というのは、主にピレネーであって、
ドイツじゃないからね。
今回の研究は、
「ドイツ南西部のシュヴァーベン・オーリニャック洞窟群」の遺物と、
ウルク(メソポタミアな)の原楔形文字との比較を研究の基本において、

   「原楔形文字に匹敵する情報量がある!!!」

という知見を得たということ。

記事にもある通り、

>メソポタミアの原楔形文字はその後約1000年でシュメール語を表す本格的な文字体系へと発展した一方、旧石器時代の記号体系は約1万年にわたり情報密度が安定したまま変化せず、やがて消滅した。

ということで、この記号のようなものは文字として発展していないので、
果たして、情報伝達できていたのか?というと疑問が残る。

それはこの一文、

>ただし、この旧石器時代の記号体系が原楔形文字と同じ機能を果たしていたかどうかを証明することは困難、あるいは不可能だと認めている。

本当に「記号体系」なのかも確定できないし、
情報を伝えるシニフィアンとして「共通認識」があったかどうかも不明。
ただ、なんらかの意味があったのは確実だろうと。

そういう話。


意味が通るのかどうか、つまり解読できる要素があるのか?
というと、全くわからない。


いやしかし面白いよこれ。

ちなみに、「文字の起源」というとだな、
一般的にはこの記事にも出てきた、

「メソポタミアの楔形文字」
    →アルファベット方式の確立。

さらに、
「エジプトのヒエログリフ」
    →発展系からコプト文字などが生まれ、アルファベットの原型になる。

この二つで、ほぼ現代のアルファベットを使う文字体系が出来上がっている。


それから、中国の「甲骨文字」と「マヤ文字」
甲骨は間違いなく、日本語も含めた「漢字文化」の起点になっているので、
文字の起源であるのは間違いない。

今使われている世界の文字表記は、
「アルファベットと漢字」の2大勢力だけと言っていいレベル。
なので、その起源は、
「メソポタミア・エジプト系」と「中国系」で間違いない。


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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
“文字の起源”を覆す発見か 4万年前の旧石器人類が刻んだ記号、原楔形文字に匹敵の情報量 PNAS誌で掲載
2026年03月04日 08:10 ITmedia NEWS


 ドイツのザールラント大学とドイツのベルリン国立博物館群に所属する研究者らがPNAS誌で発表した論文「Humans 40,000 y ago developed a system of conventional signs」は、旧石器時代の記号が初期の文字に匹敵する情報量を持っていたことを明らかにした研究報告だ。

 4万年以上前の旧石器時代の人類は、すでに道具や彫刻に記号を刻み込んでいた。これらの記号は単なる模様ではなく、数万年後の紀元前約3500〜3350年にメソポタミアで生まれた最初期の原楔形文字に匹敵するほどの複雑さと情報量を持っていたという。

 ドイツ南西部のシュヴァーベンジュラ山脈にある洞窟群などでは、3万4000年から4万3000年前にさかのぼる遺物が多数発見されている。例えば、マンモスの牙で作られた彫像や、ライオンと人間の混合生物が描かれた象牙の板には、線や切れ込み、点、十字といった記号が意図的かつ反復的に刻まれている。研究チームは、これらが当時の人類が情報を伝達し、思考を記録するための初期の記号システムだったと指摘している。

 研究の過程で、記号の意味そのものを解読しようとするのではなく、約260点の遺物に残された3000以上の記号をデジタル化。人間の目では見落としてしまうような複雑な規則性をあぶり出すため、統計モデルと機械学習の分類アルゴリズムを活用しながら、その並び方のパターンを分析した。

 結果、旧石器時代の記号は現代の文字のように話し言葉をそのまま表しているわけではないものの、情報密度を示す指標においては、最初期の原楔形文字と統計的にほぼ同じレベルに達していることが判明した。最初期の原楔形文字もまた、旧石器時代の記号と同じように特定の記号を何度も繰り返す特徴を持っていた。

 ただし、この旧石器時代の記号体系が原楔形文字と同じ機能を果たしていたかどうかを証明することは困難、あるいは不可能だと認めている。

 また両者の違いとして、メソポタミアの原楔形文字はその後約1000年でシュメール語を表す本格的な文字体系へと発展した一方、旧石器時代の記号体系は約1万年にわたり情報密度が安定したまま変化せず、やがて消滅した。

 Source and Image Credits: C. Bentz, & E. Dutkiewicz, Humans 40,000 y ago developed a system of conventional signs, Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 123(9)e2520385123, https://doi.org/10.1073/pnas.2520385123(2026).

 ※Innovative Tech:2019年にスタートした本連載「Innovative Tech」は、世界中の幅広い分野から最先端の研究論文を独自視点で厳選、解説する。執筆は研究論文メディア「Seamless」(シームレス)を主宰し、日課として数多くの論文に目を通す山下氏が担当。イラストや漫画は、同メディア所属のアーティスト・おね氏が手掛けている。X:@shiropen2
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