浦里といえば、とりあえず明烏?
明烏って、大抵の人は歌舞伎ですか?落語ですか?
古典歌舞伎、古典落語として、どっちも有名な演目ですしねえ。
歌舞伎の方は、
明烏夢泡雪(あけがらすゆめのあわゆき)と、
それを元に清元にした明烏花濡衣(あけがらすはなのぬれぎぬ)があるんですが、
とりわけ、雪の中での遊女浦里が折檻されるシーンが人気がありまして、
この踊りはなかなか見応えのあるものでございます。
落語は、ちょっと話の仕立てが違うんだけど、
こっちも有名どころ。
江戸落語なんですが、上方でも演じるっぽい。
上方に本格的な人情落語がないのは、
「文楽が盛んだからじゃないでしょうかね?」と米朝がいってたんですが、
この明烏があるのは、落語では心中話じゃないからでしょうね。
文楽といえば、明烏は桂文楽の得意なネタでした。
明烏夢泡雪
元々は、新内節で、とある実話をもとに作られました。
明和六年(1769)
伊之助と遊女三芳野(三吉野)が三河島で心中した事件です。
これが、新内になって「時次郎と浦里」
どうしてそういう名前がついたのかは全く知らないのですが、
(教えてくれると助かる)
ここから、明烏の話は全て浦里時次郎になります。
松竹のフィルムベースに戦前に撮られた「明烏夢泡雪」があるんですが、
見たことはありません。
この話、とっても好きなので映画でも見たいですね。
というようなお話はここまでにして、
「浦里」という日本酒を買いまして。
うすにごり。
シュワシュワの開けるの注意のやつです
うすにごりって「夢の淡雪」って感じがしませんか?
なんていい風情。
実はここの酒、ほとんど知らなかったんですよね。
明治創業の筑波では名門だとかなんだとか。
味はねえ。
美味しいよ。
かなり美味しいよ。
シュワシュワ系なのに酸味も甘味も緩くて、
すっきりした感じ。
特徴がないといえばないけれど、その「ない感じ」が特徴なんでしょう。
きれいで上品で、美味しい。
そんな感じ。
小川酵母ねえ。
そう言われるとすごいのかなあ?って気がしますが、
協会10号ですね。
酸が出にくくフルーティと言われます。
使っているところは、そこそこあるんじゃないかな?
でね、この小川酵母を作り上げた小川知可良博士は、
元国税局鑑定室長でして、
この「浦里酒造」とは特に関係があるとは思えないんですが、
小川博士は退官後に茨城で別の酒造会社に勤めてますので、
何か深いご縁があるのかもしれませんね。
実際、10号確立にはこの勤め先が関わっておりますので。
気になったのはね、
「杜氏 浦里知可良」
つまり小川知可良の名を名乗っていると。
本名なのかな?それもないわけじゃないだろうけど、さて。
ちょっと調べる。
かんたんなのは、「浦里酒造の代表者」とかですよね。
会社名
合資会社 浦里酒造店
所在地
〒300-2617 茨城県つくば市吉沼982
電話番号
029-865-0032
代表者名
浦里 浩司
銘柄
霧筑波 福笑 浦里
創業
明治10年(1877年)
(* ̄- ̄)ふ〜ん。
「浦里は姓でございましたか」
でこの浩司さんが、六代目蔵元であり杜氏も務める「浦里知可良」ではないかな?
代表が、先代先先代ってことも十分にあり得るんでその辺は確定じゃないですが。
で、当主として「浦里知可良」を名乗るようにしたのではないかな?
なんとなく、歌舞伎にでも出かけたい気になった「浦里」でした。
また買っちゃおうかな
米の品種が書いてないんですが、なんでしょうね?
茨城の酒造好適米ってんだから、「ひたち錦」ですかねえ?
名前を書いていないのはブレンドかもしれませんね。
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