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2025年11月25日19:24

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冬眠

(１１／２４の内容です)
今日はちょっと暖かかったので、家の近所でちょこっと200Rの乗り納めをしてからバッテリーを外して撤収。

これでオートバイは今シーズン終了です。
(厳密に言えば職場に置きっぱなしの125Rだけはまだ稼働可能だけど)

実のところ、既に結構な量の雪が積もっている道央圏と違って・・・
うちのあたりは夜とかに少々ちらつく事はあっても、大した量は降ってないので、現在のところ路面もご覧の通り。

まだ全然乗れそうではあるし、この時期の気温で問題になりやすい指先の冷えも、某作業服屋さんで購入したバイク用っぽく見える安価な電熱グローブが予想以上にとっても暖かくて、これなら本格的に積もる寸前までいけるんじゃね?と思わないこともないのですが。

ちょっと日陰に入ると、夜間に軽く舞ってきた雪が道路脇とかに残ってて、この黒い部分が濡れてるのか凍結してるか見分けがつきにくく大変危険なので、コケる前にそろそろ諦めよう、と判断しました。^^;ブラックアイスだったら絶対コケる

今年、一番距離乗ったのはアグスタ様。

いや、なんか壊れるなら保証が効く早いうちに出て欲しい、と思ってちょっと帯広まで、といった普段なら２００Rで済ますような用事のときにもなるべく稼働の機会を多くしたいという理由でアグスタ様で行ってたからなんですが。
(しかも純正サイドバッグ付けていればちょっとした買い物程度はできて、案外普通に実用的)

メーター表示上８千キロ程度で納車されてるので４千キロくらいは乗ったことになります。(３千キロ走行時に、男爵にて一度オイル交換)

意外なことに(?)しょっぱなにウインカー折っちゃったのを除けば機械的にはノントラブルでした。
(もちろん構造的にアレなんで面倒が多いのは確かだけど、それはトラブルじゃないのでノーカウント)

長距離には向かないけど、イナズマさんよりも軽量でエンジンの反応は鋭くとっても刺激的な乗り味。
これでも絶対的な速さっていう点では、リッタースポーツとかには敵わないんだろうけど、それでも油断してると一瞬でとんでもない速度まで到達して、自分的にはもう十分以上に「過激すぎじゃね?」という印象。

VXは初めて乗ったときもそんなに緊張しなかったけど、ストラダーレ様はイナズマさんに最初に乗った頃を思い出す・・・ってくらいにけっこう神経張り詰めて乗る必要があって、低回転で多少神経質なエンジンと、決して良くはない足つきも相まって正直、今でも若干の緊張感が漂います(笑)

で、１シーズン約４千キロくらい乗ってみて、日常的にちょっと気になる点。

①メーターの表示が見えない
これは自分が老眼気味とか、視力の問題とか気になる気にならないは個人差があるとこでしょうが・・・スピードとギア、あとバーグラフ表示の回転計や燃料以外は、字が小さくて、しかもフォントが細いため走行中は時計やエンジンモード表示、距離計などが全く読めません。

更にメーター下の部分にある警告ランプ類も、独立したランプじゃなく一体でカバーされていて車のメーターのようにマークで表示されるタイプで、高級感はあるのですが・・・・そもそも小さいのに図案化されているので、走行中は何が光っているのか全く読み取れないという難点が(苦笑)
(色分けされているのである程度の見当はつくけど)

実用面ではVXやイナズマのように、独立した丸いのが光るタイプのほうが大きくて見やすいんだな・・・と再認識。(画像はVX)

②メーターが見えない、その２
これはある意味仕方ないっちゃ仕方ないのですが・・・。

ストラダーレ様は、見た目だと判りにくいのですが、操作系がかなりオフ車的な位置関係のバイクです。
ガソリンタンクの全長が短くハンドルが手前寄り。
で、当然ながらハンドルのところにメーターが付いてます。

・・・ハンドルが手元に近いため、前向いているとメーターが視界に入りません^^;;

椅子に座って前を向いてると、自分の膝はほとんど視界に入りませんよね？割とそんなイメージ。

実際の人間の目の視野とは少し違いますが、アクションカムをチェストマウント(胸の部分にベルトで取り付ける装着方法)で撮影した画像で比較すると・・・

イナズマの場合

割と普通ですね。

VXの場合

イナズマよりもハンドルが遠い印象な分、上半身が多少前傾してるため、画角がちょっと下を向いてハンドル付け根まで映ってますね。
胸に着けてるので、実際の目線位置よりは低いですが、こんな視界なら違和感ないのですが・・・。

オフ車。SX200Rの場合

同じ位置、同じカメラで撮影してても、上体が起きてる上にハンドルが手前のためライトカウル上端が見えるだけでメーター映ってませんね。
このカメラの画角は人間の視界より狭いため、これでも人の視界でならこのすぐ下側にあるスピードメーターまでギリ見えてます。

で。ストラダーレ様。

人の視界でもまったく見えません(笑)
前向いていて、特にフルフェイスヘルメット被っている場合は、フルフェイスの顎ガード部分が邪魔で、視界内どころか視線動かしてチラ見すらできず、いちいち顔を下に向けないと全く視界に入りません(汗)

やたらスピード出やすいのに、全くスピードメーターが視界に入ってないってのはちょっと怖い(笑)

よく「フルフェイスは視界狭くて嫌」って人がいて、自分的には「別に正面と左右方向が視界狭いわけじゃなし、走行中にタンクの上なんて見えてなくても関係なくね?」なんて割と本気で思ってましたが、まさか自分自身がフルフェイスの視界で不自由を実感する羽目になるとは^^;;;

という訳で、基本的には自分フルフェイス派なのですが、ストラダーレ様のときはメインで使っているカムイ３じゃ不便なのでスポーツジェットと呼ばれるタイプのヘルメットを導入することに・・・・
(ジェットヘルなら顎部分がないので、ギリ視線移動でメーターがチラ見できるようになる)

何を買うかアレコレ悩んだ末、いつもの如くサイズが合う合わない問題が発生しにくいように、今回は手近なところで現物比較もできて、しかも安価な男爵のオリジナルヘルメット「ゼロス２」で済ませることに。
(札幌までいかないと大手用品店が無い田舎って不便・・・・)

https://www.youtube.com/shorts/hFWRmhz0irQ

しかし、これが思ってたよりも大当たり。

なにしろサイズがXXLまであるので、いつもの「XLでも小さかった!」になっても大丈夫、と思ってXLを試着させてもらったら、なんとユルすぎ(驚)

嘘?と思って試しにLを試着させてもらったら、丁度か少し余裕があるくらいで、Lでもカムイ3のXXL内装よりもむしろ楽かな？って状態。

これほど極端にサイズ感が違うってのは予想外だけど、Lで良いなら小さい方の帽体になるので若干軽くもなるしソッチで決定。

２万円程度と、全排気量対応２輪用ヘルメットとしては割と安価な価格帯のものに分類される製品なのですが、低価格帯の製品にありがちなABS樹脂じゃなく、より軽量で高性能とされるFRP製なのもポイント高い。

格納式インナーサンシェード付き。

ワンタッチバックルは両側ともにがっちりとした金属製。

顎紐は内装の隙間から生えてくるんじゃなく、わざわざ内装に顎紐を通す袖みたいな部分があってチークパッドと顎紐カバーが一体で、顎紐締めるとチークパッドの密着が高まるような設計。
ヘルメットロックに掛ける時用のDリングも普段内装の中に隠せてプラプラさせないようになってるなど、えらく細部まで凝った作り。

体重計に乗せて重量を確認したところでは1.4キロ前後。
FRP製で、小さい方の帽体としては内装が薄くて有利なハズのLサイズですが、インナーサンシェードや金属製バックルは重量増の要素なので、驚くほど軽いって訳では無い。
(にしても、カムイ３なんかはフルフェイスにインナーサンシェード付きで1.7キロ近くあるから十分軽い)

シールド下側を少し折り返してエアロっぽくしてる形状的に、OGKカブトのエクシード２っぽいなぁ・・・と思ってたけど、エクシード２の半額程度でFRP製、しかも静粛性なんかもジェットとしては悪くなくて重量も結構軽い。

これは思ってた以上に良いものです。^^;コスパ良好。男爵、侮れんな

さて、これでこれから約４ヶ月くらいはバイク無し-_-;つまらん
せめて冬でも盆栽作業できる作業場があればなぁ^^;;シーズンオフに整備が捗るのに

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