蚊は“ビールを飲む人”を好んで刺す、研究チーム「要するに享楽主義者を好む」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=8477982
「蚊は“ビールを飲む人”を好んで刺す」
これは昔から言われていることで、
ビールに限らず「飲酒後は蚊に刺されやすい」ということ。
特に、ビールが効果的とも言われている。
このことについて話す前に、
タイトルに書いた「蚊はO型の血を好む」から。
2004年ぐらいの研究で、
「蚊はABO式の血液型で差が出るのか?」
というものが出た。
もっと古くからあるかもしれない、簡単だから。
とりあえず、有名なのは2004年だと思う。
理由にまでは辿り着いていない。
予想はできるものの証明はできない(できていない)から。
なので絶対ではないけれど、
「おそらく蚊は、ABO式の血液型を判別している」
というのが、統計的にそこそこ有意なつまり説得力のあるレベルで確認できたと。
蚊が、
*関係ないけれど漢字で「蚊」と書くのは嫌なのだが、
カタカナだとなんか読みにくいので、
生物学的にはなんか美しくない漢字で書いてます。
遠くから、血液型ごとの匂いを嗅ぎ分けるのか?
というのは、微妙な気がする。
ただし、皮膚に非常に接近したり少しでも接触すれば、
「対象生物の血液型を感知できる」可能性は高いと思う。
そうでなければ、選択的に特定の血液型を好む傾向は理解できない。
「よしラッキーこいつO型だ!吸ったろ!」
「ちぃ、こいつAだ(Bだ)!まあ我慢しよう」
「けっ、ABだ。やめやめ」
こういう傾向があるということだ。
ただし、そこまで絶対ではないので、
状況や、他の好ましい要素などが加味されるのかもしれない。
しかし、そこにO型とAB型の人類が並んでいて、
どっちからも自由に吸えるとしたなら、
「多くの蚊が、O型の方に集まる」
書き忘れたが、
蚊に好まれる(刺されやすい)順位は、O > A or B > AB である。
なぜそうなるのか?
例えば、「フェロモン」というものがある。
これは特定の物質ではなく、生物が生成、分泌して、
「同種の生物の行動に影響を与えるもの」の総称。
ヒトは、HLAタイプでフェロモンを出しているのではないか?
なので、遺伝子設計によって「好きな異性の匂い、嫌いな匂い」が存在すると。
自分と同じ、近いHLAタイプを忌避する設計なのでは?
これは仮説です。
ありうるな。
つまりね、ヒトでさえも「実は微細な匂いを感知している可能性がある」
どっかの神の舌を持つなんちゃらなら、
「ヒトの皮膚をぺろっと舐めれば血液型がわかる」かもしれないよ。
蚊は、それをやっているっていうこと。
ではなぜ、血液型で「味が違う」のか?
これは簡単。そもそもくっついている物質が違うからです。
O型にはない、N-アセチルガラクトサミン、余計にくっついたガラクトース。
これらの物質、あるいはこれらを「くっつけるための酵素」が、
好きじゃない可能性が高い。
どうしてそうなのかは、蚊の中の生体構造、
消化系などを化学的に調べないとわからんけどね。
それを両方持っているAB型が一番嫌われる理由。
蚊は、おそらく皮膚の表面から「これらの味」あるいは「臭い」を嗅ぎ分ける。
本題、「蚊は“ビールを飲む人”を好んで刺す」
これはおそらく、誰もが思う二酸化炭素の影響だ。
メス蚊にとっては、血を吸える哺乳類を見つけることが生存の全てなので、
(正確にはその後の繁殖のためだが)
二酸化炭素の検知能力は、非常に高いはず。
ちなみにこれ、ほとんどの昆虫がそうです。
例えば、カブトムシの幼虫は「二酸化炭素で微生物を探している」と考えられている。
土の中で、「食える土」を選ぶには生物が発する匂いを感知できないとダメなので、
それが二酸化炭素だと。
成虫にも多分効く。
カブトムシのトラップに、焼酎が有効なのはアルコールだからだろうけど、
当然ながら、周囲には二酸化炭素が増えるはずである。
そもそもなぜ、アルコールに誘引されるのか?と考えると、
「発酵臭だから」だ。
甘い蜜でもなんでもいいんだが、
それらが微生物によって分解される過程で出る「発酵臭」が、蜜の存在につながる。
当然ながら、そこには二酸化炭素。
つまり、アルコール+二酸化炭素である「発酵臭」こそが、
昆虫全般を惹きつけやすいのだ。
ビールのような、糖度もアルコールも二酸化炭素も高めな飲料は、
蚊にとっての「理想の食事先」のようになるのかもしれない。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
蚊は“ビールを飲む人”を好んで刺す、研究チーム「要するに享楽主義者を好む」
2025年09月16日 05:15 ナリナリドットコム
蚊は“ビールを飲む人”を好んで刺す傾向にあるという。
オランダのラドバウド大学の研究チームは、音楽フェスティバルに参加した500人が、数千匹のメスの蚊に晒される実験を実施。参加者は全員、衛生状態、食事内容、フェスティバルでの行動に関する質問票に回答した後、蚊で満たされた特製ケージに腕を差し込むこととなった。
蚊は人の腕の匂いを嗅ぐことはできるものの、ケージのため刺すことはできず、ビデオカメラが蚊が刺そうとした回数を記録、その結果、ビールを飲んだ人は飲んでいない人より1.35倍蚊に好まれることが判明した。
研究チームはこう述べる。
「蚊は日焼け止めを避け、ビールを飲み、他人と寝床を共にする者に引き寄せられます。要するに我々の中の享楽主義者を好むということです」
同研究論文にはこう記載されている。
「我々は蚊を引き寄せる者と、ほぼ無傷でいられる幸運な者とに分かれた世界に生きています。なぜ一部の人々がより多くの蚊に刺されるのか、その理由は依然としてほとんど謎のままです」
「参加者の中で、蚊は禁酒している人よりもビールを飲む人を明らかに好みました」
ログインしてコメントを確認・投稿する