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2025年07月14日14:50

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白夜(ネタバレ)

今、近所のAFIでマルチェロ・マストロヤンニ祭というか何でかしらないけど彼の映画の連続上映をやってるんだけど。昨日始まって今日は2本目、ビスコンティ監督の1957年公開の「白夜」ってのを観てきたのよね。

いや〜、観てるうちにこれはもしや変な映画?と思って見てたら全然違ってもっと変な映画だったわ。あらすじはこれを見るとして(http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=12783)、昔自分ちに下宿してた男に恋(ジャン・マレー)に恋をするナタリア(マリア・シェル)。いやさ、マリア・シェルが日本人受けするカワイイ金髪の女で、ジャン・マレー、戦後すぐのフランス映画のスターだけど動いてるのを観るのはこれが初めてで、なんかじーさんなのよ。かわいいマリア・シェルが恋するのに50位のジジィが?って感じで。皺が多いし、いつもしかめっ面してるし、深い眉間の皺でホント、怖そう。1913年生まれだからこの映画の時は43歳位?ま、昔の俳優だから今だったら50以上に見えても不思議じゃないわな、ってとこね。で、出て行って帰ってこないのを待つマリア・シェル。二人の恋愛時の話もジャン・マレーは心ここにあらず感だし、一緒になってもDVしそうな険しい顔。「アンタ、騙されてるんじゃ?」って感じで一年経って帰ってくるといっても帰ってこない。それを待つ信じられない位ウブなマリア・シェル。一方的な恋狂いって感じ?最初はマルチェロ・マストロヤンニも「そんなバカな話があるか」で信じないのよね。で、アタシはもうね、ナイーブなマリア・シェルが実はメンヘラ女で顔がかわいいので気に入ってたマルチェロ・マストロヤンニもどんどんメンヘラ女に引き込まれて翻弄される話だと思ったの。だってマリア・シェル、ホント、急に高笑いしたりメンヘラ具合が凄い。観てる間も思ったもの、ホストに入れあげてお金貢ぐ女ってこんな感じなのかしらね?って。

で、結局なんやかんやあって、最後の最後で土壇場返しでジャン・マレーが待ち合わせのところに帰ってきてマリア・シェルが胸に飛び込んでマリチェロ・マストロヤンニは失恋して置いてかれる、って映画なんだけどさ。ジャン・マレー、マリア・シェルが腕の中に飛び込んできても全然嬉しそうじゃないし、なんか面倒くさそう。ってことで、「メンヘラ女に振り回される男」の話だと思ってたら元鞘で変な終わり方をする映画だった。

アタシが作り直すんだったら、メンヘラ女を主軸に添えてどんどん壊れてく様を描くわね、って思ったわ。題材はガールズバーに入れあげるオッサンかホストに入れあげるアフォ女か、はたまたツイッター小説家、「はみがき」か?ってとこじゃね?
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