C型肝炎が進行して肝硬変に、そしてそれが肝臓ガンになっていたことがわかった時は既にステージ4。そして余命3ヶ月との宣告を受けた笹野富美夫さんという方がいらっしゃいます。
そんな彼は身辺整理を始めましたが、1年半後に寛解(かんかい:病状が治まって支障なく生活できること。完治ではありません)、社会復帰されました。
レントゲンやCT/MRI検査でガン切除手術はムリと誰もがサジを投げた末期ガンを克服したのです。統合医療という身体に殆ど負荷が無い(メスを入れない)方法で。ただ13回も入退院を繰り返したそうですが。
「ガン統合医療」とは、患者一人ひとりの体質や病状に鑑み、下記のような色々な施術・治療を組み合わせて(手術をせずに)免疫によるガン細胞排除を目指すことです。
●抗ガン剤投与
●フコイダン摂取
●温熱治療
●水素ガス吸入
●鍼灸
●漢方
●アロマセラピー
●カイロプラクティック
●整体
● マッサージ
笹野さんの場合、1番目の「抗ガン剤投与」は行っておりません(効果に疑問を持たれていました)。
また2番目の「フコイダン」とは、コンブやワカメ・モズクなどの海藻に含まれるヌメリ成分(水溶性食物繊維)で、抗凝血作用・抗腫瘍作用・抗炎症作用・細胞接着阻害作用・細胞保護作用などの効能があり、ガンへの抵抗力を高める(罹患しにくくしたり進行を遅らせたり)と考えられています。
笹野さんに限らず、ステージ4のガン患者が寛解状態になる例は枚挙に遑がありません。
手術のために開腹しても、病巣が拡がりすぎていて切除できない場合はそのまま何もせずに縫合します。インオペ(inoperable=手術不能)です。
「手の施しようかない患者」と見なされ、おのずと統合医療を行う(免疫に頼る)ことになりますが、そんな人が考えられないほど長期間生存したり寛解したり、時には自然治癒する場合すらあります。人間の免疫力は図り知れません。
ボクにもそんな知人がいました。東京在住だったN氏は、開腹してみるとアチラコチラにガンが転移しており、執刀医は静かにインオペにしました。
彼は「もって2ヶ月」と告知されましたが、7年間お元気でした(残念ながら今は鬼籍に入ってらっしゃいます)。
彼は入院せずに自宅で好きなことをして過ごしました。資産もあってお金に苦労することはなく、趣味に明け暮れていました。だからストレスは殆ど無かったのではないかと思います。
この「ストレスと無縁」ということは、ガンに限らずあらゆる病気に罹患しないように、しても気(生命エネルギー)を高めて寛解するためにすこぶる重要なことです。
瘀血(おけつ:血液の流れが滞り、さまざまな不調が起こる状態)や水滞(すいたい:水分の巡りが悪くなり、余分な水や老廃物が溜まってしまう状態)の主因はストレスと言われていますからね。
https://images.app.goo.gl/VzJ5wUU1xY4QstLz7
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