たしか5歳の頃から高校生になるまで、ピアノを習っていました。
子供ってバカですから、ちょっと練習しただけで『月光』や『ラ・カンパネラ』レベルの曲を弾けるようになると思ってのことなのでしょうが(他人事)、実際は「こどもバイエル」だったかなんだったかまあそんな感じの教本で延々「運指」をやらされ、ちっとも楽しくないので、もうその時点で嫌になっているのですが、やめさせてもらえませんでした。
のちに「『エリーゼのために』が弾けるようになったらやめていい」と言われたのですが、弾けるようになってもやめさせてもらえませんでした。
で、まあ、(当時住んでいたフィリピンで)音楽コンクールで金賞を取ってしまい、先生が親に「たけおは才能があるから、このまま音楽の道に」と言ったものの、親は「日本では音楽で食べていけないから」と。
で、今、もっと食べていけない世界にいます。
いまだに「おまえは音感があるんだから、調律師になればよかったな」とかなんとか言われています。 やかましわ。
■7割以上が“音楽を途中で挫折”、「費用の高さ」も障壁に‐Duolingo調査
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=8076660
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