mixiユーザー(id:3176446)

2024年10月27日13:40

102 view

写真の漫画が下手すぎるのですが…

たぶん、「フリー素材」の写真を使っているのでしょうが、それにしても下手すぎる。
きっと、撮影するスタッフの中に絵心のある人が誰もいなかったんだろうなぁ。
あと、普通「日本の漫画」といえば、スケッチブックではなくB4判にカットされたケント紙に描くものですから。

まあそれはさておき、本の流通制度が関わっているところもあるのでしょうが、日本人は『鳥獣戯画』とか浮世絵とか、昔から「記号化された絵」の娯楽に親しんでいるから、そして、やはり手塚治虫先生の存在が大きいのではないかと思います。
それまで「漫画」といえば、新聞の4コマ漫画や1コマの風刺漫画しかなかったところに「自在にコマを割った画面構成」を持ち込んだ功績はものすごいものが。
『新宝島』を読んで衝撃を受けて漫画家を志した作家さんも多いというあたり、やはり手塚先生は「漫画の神様」なんだなぁ、と。

あと(2)、漫画がこれだけ多くの人に親しまれるようになったのには「紙芝居」「貸本」という素地があったのも大きいのではないかと。
紙芝居や貸本漫画に親しんだ世代が成長し、抵抗なく漫画雑誌や単行本に親しむようになり、自ずとその下の世代も、当たり前のように漫画に親しむようになったのではないかと思います。

そういえば、昔は電車の中で『ジャンプ』とかの漫画誌を読むサラリーマンがいて「近頃の若いもんは」的なことを言う人がいたものですが、今はめっきり見かけませんね。
ガラケーが普及し始めた頃あたりから、電車の中で漫画誌を読む人を見かけなくなったような。
そして今は、スマホですからね。
でもって、スマホで読むのに特化した「タテヨミ漫画」なるものが出てきていますし。
「紙の漫画が売れない」なんてことを言いますが、気がついたら知らない出版社や知らない漫画誌が山のように現れていますし、まだまだこれからも漫画は伸びていくものと思いますよ。

………しかし、近頃「なろう系」の影響が漫画に及んでいるのはなんとかならんものか、という気も。
登録している企業から「小説のコミカライズにあたっての作家募集」のようなメールがたまに届くのですが、どれもこれも「なろう系」のそればっかり。
「あたしは死んだ。スイーツ(笑)」こと「ケータイ小説」も5年くらいブームが続いていたのでそれぐらいか…と思ったら豈図らんや、かれこれ5年以上「なろう系」ブームは続いているような。
書店へ行けば「異世界」という札が下がっている区分けがあるくらいですし。
「異世界」以外、現実世界寄りの日常を描いた作品やミステリーやラブコメといった作品は、「なろう」には存在しないのか。
…いや、もしかしたらそういう作品も「なろう」には投稿されているものの、「現世の記憶を持ったままファンタジー世界に生まれ変わって、さらになぜか備わったチート能力で無双してウハウハ」てな作品ばかり読んで、なおかつそれを欲しがる「なろう」の読者層にはウケなくて、アニメや漫画にならないとか?

フォト


■日本でマンガが広がった背景に、どんな「仕組み」があったのか
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=8072854
0 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年10月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の日記

もっと見る