しかしそれでも

何かで読んだ話によると、「極悪同盟」の決まりは

・時間を守る
・人の悪口を言わない
・仲間を大切にする

…だったとかで、普通の人のそれよりもはるかにいい人の集まりやん、と。

しかし、当時の観客たちは熱かったんですな。
わざわざゴキブリ入りのケーキを作って崩れないように送る手間隙を考えると、相当な情熱がないと。
そういえば、『おしん』がテレビで放映されていた当時、「おしんにあげてくれ」とお金をNHKに送ってくる人がいたとか。
そして、劇中でおしんに意地悪をする役を演じていた俳優さんは、街角で石を投げられたこともあったとか。
当時の視聴者は、フィクションと現実の区別がつかないバカ…といいますか、それだけ熱くテレビを見ていたんですな。

ゴキブリといえば、ワシも名古屋在住の誰かから、ゴキブリ入りの封筒を頂戴したことがありますよ。
ある日「山本岳央行」という宛名の封筒が届き、「なんだよ、礼儀を知らない奴だな」と開封したら、ゴキブリの死骸がポロンと。
わざわざゴキブリを調達して封筒に入れ、切手を貼り、ポストに持っていく手間隙と暗い情熱を考えたら、わざわざご苦労さん、ですな。

そういえば、同じ人間から同時に2通、「不幸の手紙」を頂戴したこともありますし。
こっちは切手が貼られていなく、「切手代払えよ」という郵便局のお手紙がくっついていましたが、放置。
それは市販の封筒ではなく、適当な紙を折り曲げてセロテープで止めて作られたイビツな形の袋に入っていました。
郵便切手どころか封筒すらも用意できない貧乏人の仕業だったんですな。やれやれ。




■伝説の"極悪女王"ダンプ松本インタビュー「ゴキブリ入りケーキにしても『死ね』と書かれた山のような年賀状にしても『わざわざありがとう！』って気持ちだったね」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=141&from=diary&id=8058507