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2024年09月16日15:49

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人命>法律は暴論

■邦人救出、超法規措置も=自民・林氏「その後に引責辞任」―総裁選
(時事通信社 - 09月15日 18:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=8020851
自民党総裁選に立候補した林芳正官房長官が台湾有事に言及して「自分が総裁になって台湾有事が起きたら邦人救出に関しては超法規的措置をとって法律よりも人命救済を優先します。邦人救出後に責任とって辞職します」とコメントしてましたが、
人命を法律よりも優先する前例を作るのはヤバくないですか?
日本で一番最初にそういうバカな前例を作ったのは杉原千畝だと思いますが、この低能官僚がやらかした愚行のせいで林さんみたいなバカが出てきてしまった気がします。

フォト


(杉原千畝については『諜報の天才杉原千畝』という本によると、単なる人道的行為ではなく、自分が出したビザを有効とするため緻密な工作を施していて、その工作の延長線上から独ソ開戦情報をいち早くつかむなど外交官として大活躍したそうなので、
皮相的に今回のケースと杉原の活動を単純に比較すべきではないかもしれませんが、ここでは敢えて一般にイメージされている杉原千畝を例で挙げています)

むかし、外務省に杉原千畝の名誉を回復するように圧力をかけたバカが鈴木宗男でした。
この当時外務省の責任者だった小和田先生(現皇后の実父)はそれに対して断乎反対しています。
「当時一官僚に過ぎなかった杉原千畝が超法規的措置で独断で行動したことを肯定的に評価して名誉を回復させてしまうとそれが悪しき前例になって、今後超法規的措置をとることを防止できなくなってしまう、或いは規律違反を独断でおかした官僚を処罰しにくくなってしまう」という理由でしたが、確かにその通りですし、実際に今回林みたいなバカなことをぬかす奴が出てきてしまいました。
少し前にも海上保安庁の巡視船に支那の漁船が体当たりしてきて船長を逮捕しましたが、日本政府はシナとコトを構えるのはマズいと分かっていたから漁船体当たりの映像も撮っていたけどそれは出さないようにして船長を釈放して帰国させました。
それで万事丸く収まるはずだったのに、勘違いした正義感だけムダに強いバカが隠蔽した衝突映像をYouTubeに公開してしまいました。
これは愚行のはずなのに、何故か世論はこのバカを支持していましたね。

当時自民党総裁で法律に詳しかった谷垣貞一先生はこのバカの愚行を「二・二六事件の青年将校に似ている。私も彼の行動に心情的には共感できなくはないけど、やはりダメなものはダメ」とちゃんとコメントしてました。多少なりとも法律勉強している人には自明のことですけど、あれは法治国家における明白な法律違反でした。

厳密に言えば「民主主義の法治国家の根幹に関わる部分で最高権力者が背任を行っていて、その証拠を一個人が持っている」という状況です。民主主義が機能するためには国民は政治家が何を行っているかの情報を知る必要が有ります(もちろん公開できないこともあるでしょうがあのケースは当てはまらない)。
支那の嘘に付き合うために国民に真実を報告しない(当然主権者である国民に報告する義務があると考えます)という背任です。

谷垣さんはこの背任を追求してビデオを出させるのが本当の野党の役割であり、あのような形での流出は望ましくなかったという思いではなかったかと思います。
こういう海上保安庁の映像流出させたバカや林みたいなアホが出てくる元凶を作ったのは杉原千畝と「杉原千畝の名誉を回復させろ」などと外務省に圧力をかけたロシヤスパイ政治家の鈴木宗男だと私は思います。

実務的な「正しさ」と常識の範囲内における「正しさ」というのはしばしば対立する事がありますが、対立した場合は原則として実務に合わせるべきでしょう。
例えが悪いかもしれませんが、アイヒマン裁判の時に
アイヒマンが言ったとされる『私は実務家として、上から命令されたからやった。仕事だからやっただけだ』
っていう発言は近代社会の組織の構成員としては完璧に正しいと思います。

そりゃあ確かに水滸伝の英雄豪傑みたく法律無視して仁義を貫くアウトローは『人間的に』見えるかもだけど、こんなもんもてはやしたら法治が成立しないでしょう?
まさに儒は文をもって法を乱し、侠は武をもって禁を犯すという世界で、今回の林さんの発言はそういう社会を出来させかねない暴言だと思いました。




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