浜の真砂は尽きるとも

浜の真砂は尽きるとも、世にバカ親の種は尽きまじ。

>齊藤ゾンビ氏は「抱っこした小さな子供を無理やり店頭の怖い人形に近づけ、子供が嫌がる姿を見て親が笑い、喜んでいる姿をよく見かけました」「無抵抗の子供がかわいそうだと感じました」と、振り返る。
(中略)
>話題のポスト投稿主・杏さんも「最近SNSで、子供にわざと嫌がらせをして泣かせ、大人が笑いながら動画を撮る様子が流れてくることが多かったです。セミを持って虫が苦手な子供を追いかけたり、ハロウィンのお化けに子供を無理やり近付けたり…」「子供に寄り添うことが何よりも優先である親の立場として、決して他人事ではないなと感じました」と、親としての思いを語ってくれた。
(ニュース記事より引用)

家庭用ビデオカメラが出回り始めた頃、ちっさい我が子に包丁を握らせ野菜を切らせて、その危なっかしい様子を「おもしろ映像」としてテレビ番組に投稿するバカ親(そしてそれを「おもしろ映像」として取り上げるバカなテレビ番組スタッフ)がいましたが、今もそういう我が子をおもちゃか何かと勘違いしているバカ親は脈々と。
「自分がされたら嫌なことは他人にもやらない」という人としての基本を、親から教わらなかったんか? …って、そういうバカの親は、そんなことも知らずわからず、我が子に教えなかったんでしょうね。だから、こういうバカ親が世の中に。

バカな親にはピンとこないでしょうが、小さい子供はわけもわからず怖いものを押し付けられると、無意識下に消えない傷ができるものなのですよ。
それを、一億歩譲って他人の子供にやるならまだしも、自分の子供にやるかね。
しかもそれを面白がってやるとは。…まあ、世の中、自分で面白いと思わないのにそういうことをやる人はおらんでしょうが。
子供が嫌いな人でなしのワシでもこのくらいのことが想像がつくというのに、子供を作るほど好きなのであろう人間が、そんなことでどうするのか。
…あるいは、自身も親からそういうことをされて面白がられて、我が子にも「おもしろ」としてやってしまっているとか?
よく、親から虐待されて育った人が自分の子供を虐待するなんて話がありますし。

そこからすると、日本古来の「なまはげ」もどんなもんかと思うのですよ。
いきなり家の中に化け物が入ってきて、さんざん脅かされて子供が泣くのに対し、大人はそれを面白がって見ているんでしょ? そんなん、絶対トラウマになるわ。
もっとも、「なまはげ」的なものは世界中にありますが。世界中に子供を脅かして泣くのを面白がる文化があるということ???




■お化け屋敷に現れた「お化けより怖い人間」が恐ろしすぎる　無意識でなってしまう可能性も…
(Sirabee - 09月06日 04:50)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=8008810