mixiユーザー(id:25773567)

2024年08月25日23:37

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25万ドルの価値

昨日、AFIでやってるスタンリー・ドーネン特集でオードリー・ヘップバーンとケイリー・グラントのシャレードを観てきたんだけど、ホゥ、と思ったこと。

最初にオードリー・ヘップバーンの旦那さんが殺されるところから映画が始まって、殺された理由が明らかにされてくのよね。で、旦那さんはCIAの前身、軍の諜報機関で働いてて、仲間の4人と一緒にドイツ軍から$25万ドルの金塊を盗んでどこかに埋めた。仲間の内生き残った3人がその金塊のありかを知りたくって殺したらしい、でお金のありかを知ってるのはオードリー・ヘップバーンだ、ということで狙われる話。

で、その金額$25万。ってか今のレートで日本円にしても¥3,625万で大した金額じゃないじゃない?それを4人で山分けしたら一人¥900万っていうショボい金額でかかわった人間が次々に殺されていく。しかも映画の中では$25万をA quarter million dollars!と何べんも言ってさも凄い金額のように言ってる。

映画公開が1963年なので1963年の25万ドルの価値ってのを考えてみたのよね。1963年のCPI(消費者物価指数)の年間平均は30.4。現在314.5なのでそれで調整すると$2,586,677、$260万、日本円で¥3億8千万弱。でも、所得も上がってるので現在の一人当たりの国民所得と比較したらどうなのか?ってことで1963年の一人当たりのGDPが$3,375、現在$85,375。これで調整すると$6,323,703、$632万、¥9億1742万。う〜ん、4人で分けたら$160万もないからこれで人殺しをするとか微妙な金額だわな、でもする人間がでるのもわかる気がする、って金額だったわ。結局、4人が殺されるんだけど、それは戦争中の恨みで殺される、って話で金額じゃなかった、んだけど、「この金額のお金で血眼になる」の感じが今一伝わらないかもしれないわねぇ、と思った。

1999年の映画、Office Spaceを観たときも書いたけど、あの映画では100万ドル手に入ったら仕事辞める!って話だったのよね。あれから25年、100万ドル($1ミリオン)で仕事辞める人間なんていないわよね、って話なんだけど、2020年代後半だと、「30歳の人間が仕事辞める金額」、「50歳の人間が人殺しをする金額」ってどの位だったら納得いくのかしらね?今のアメリカ、株式市場がこんなになって皆お金持ちになったので今の感覚だと$10ミリオン~$100ミリオンの間のどこかが「仕事辞める」金額で$1ビリオン位が「人殺せる」金額かしらね?ウインク
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