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2024年05月17日20:55

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襟裳岬〜フレンズ〜昭和歌謡177同名異曲〜卒業は尾崎豊と斉藤由貴

前に「映画(特に洋画)のタイトルに肖ったと思わる歌謡曲」のテーマの日記を
書いた時、「フレンズ」(昭和46年11月日本公開、アメリカイギリス合作)も
取り上げようと思った。
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これは、14歳の少女と15歳の少年の恋愛と出産を描いた作品。
いや、本編は見ていないが、ちょうど私と同じ世代が主人公なので
当時の中学、高校生向きの雑誌にもよく取り上げられていた。

で、同名の歌謡曲は、歌唱レベッカ(ボーカルはNOKKO)
作詞: NOKKO、作曲: 土橋安騎夫、60年が有名だろうが、

作詞をしたNOKKOは別に映画を意識したわけではないと言っている。
時期的にも肖りではないだろう。
それより、平山三紀にも同名の曲がある。作詞:橋本淳,作曲:筒美京平

これなんか時期的(47年3月リリース)に映画の肖りっぽい。
で、どっちを紹介しようか迷った結果、どっちも紹介しなかった。

また、ジュリーの「追憶(49年)」も映画の肖りと紹介したが、
五木ひろしにも、同名の曲(62年)があるんだね。知らんけれど。
フォト

ということで、今回のテーマは、同名異曲(両方ともシングルA面で、ある程度ヒットした曲)

♬まず「襟裳岬」
後述する「卒業」とか「少女」は、よくある言葉で題名が被ってもおかしくないが、
そう良く聞く地名でもない「襟裳岬」が2曲あり、それぞれ大ヒットしたのは
特筆される。
〇島倉千代子版、作詞:丘灯至夫 、作曲:遠藤実 36年。
当時100万枚を超す大ヒットだが、私も記憶にない。


〇森進一版、作詞:岡本おさみ/作曲:吉田拓郎49年1月

これは無論、覚えている。同年、レコード大賞、日本歌謡大賞受賞曲。
暮れの紅白歌合戦のトリで、この二曲が披露された。
森のヒットに触発されたんだろうね。元祖は島倉と言わんばかりに。

♬「17才」
〇南沙織版、作詞:有馬三恵子、作曲:筒美京平、46年6月

いわずと知れた彼女のデビュー曲

〇河合奈保子版、作詞:竜真知子/作曲:水谷公生56年3月

「17才」がどうのこうのという題名なら「十七の夏」桜田淳子、「気になる17才」
あいざき進也とかあるが、ずばり「17才」と題名をぶつけてくるとは、
ケンカを売っているのか!?と思ったが、河合奈保子ちゃんなら許す(^^:

♬「卒業」
〇尾崎豊版(作詞、作曲も)、60年1月

尾崎は、59年には「15の夜」で知っていた。この曲は♬行儀よく、真面目になんて
糞くらえ、夜の校舎、窓ガラス壊して回った♬と過激な歌詞が話題になった。

〇斉藤由貴版、作詞 ;松本隆 / 作曲;筒美京平、60年2月

斎藤由貴は、前年「ミス・マガジン」で世に出て、これがデビュー曲、
まぁ鳴り物付きでデビューした割にはそう良い曲でもないと感じたが、
この2曲は奇しくも同時期にヒットし、さらにこの両者は、その後、噂になったなぁ。

♬「少女]
〇五輪真弓版(作詞、作曲も)47年11月

五輪のデビュー曲、弱冠21歳、日本の無名の小娘が、アメリカでレコーディング、
あの大スター、キャロル・キングに伴奏のピアノを弾かせた、という前代未聞の曲。
私は翌年の春、ラーメン屋の有線で、この曲を聞き、感動し、店員に歌手、題名を
教えてもらい、店を出てレコード屋に飛び込んで購入。最もインパクトを与えた曲である。

 〇村下孝蔵版(作詞、作曲も)59年4月

まぁそうヒットしたとも言えないかも知れない。私も彼のベストアルバムで
知ったくらいだが良い曲なんだよな。

♬「ロマンス」
〇GARO版作詞: 山上路夫・作曲: 堀内護、48年8月

レコード大賞大衆賞

〇岩崎宏美版、作詞:阿久悠/作曲・編曲:筒美京平、50年7月

デビュー2曲目、レコード大賞新人賞受賞。初期のヒット曲。

手(パー)中島みゆきの「りばいばる」と五輪真弓の「リバイバル」は、
平仮名とカタカナの違いがあるので違う題名としよう。

あせあせ昭和の曲を検索すると、私の知らない最近の同名が出て来る。


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