これまで画像生成に関しては、専門のサイトあるいはアプリが必要となっていたのが、今回のバージョンアップによりチャット感覚で色々描いてくれるようになった。
正直言ってその出来にかなり驚いている。
テストとして与えたお題は「聖書を書く聖ヒエロニムス、中世の写本風に」というもの。
まずは既存のアプリで。
DiffusionBee
これはMac専用のアプリで、webに依存せずして画像生成してくれるという優れもの。
フリーウェアであり、コストや作成制限が一切ないという利点がある。
…雰囲気は出ていますが、服に書いてはいないか?w
あとディテールがかなり苦しかったり。
PixAI
おそらく最も扱いやすい生成系AIサイト。ポイント制であり、沢山絵を描かせるとなると一定のコストを負担する必要がある。
…より精緻にはなったが、「中世の写本風」というお題が無視されているような気がする。
そして、
ChatGPT4o。
…これは凄い。いや、もうちょっと下手でも良かったというか下手でいいのだが、背景とかがもろ中世ヨーロッパしている。
さらに「フェルメール風にも描いてよ」と書いたら、すぐに以下が作成された。
…ディテールが素晴らしすぎる。本物はもうちょっとくすんだ感じであるけれども。
むかし和田誠がパロディ趣味を全開にした本(「倫敦巴里」)を出していたが、彼が才能を傾けて出した力作が容易に再現できてしまうという点では、一種の恐ろしさすら感じました。
自分はプロの絵描きでもなんでもないので、凄ぇ凄ぇと騒いでいればいいけれども、創作サイドに立つ人たちには脅威以外のなんでもないような気がする。だって、背景とかを描く作業が省力化できてしまう可能性が大きいから。
そこで「都内の何処にでもある住宅街」を描かせてみたら、こうなりました。
もうちょっとアレンジすればマンガの背景にそのまま使えそうな予感がしてならない。
自分みたいなお気楽なポンチ絵描きは線数のすくない大雑把な絵を描いていていればいいが、商業画の在り方は今後大きく変わっていくのではないだろうか?著作権問題を巻き込みつつ…
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