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2024年04月30日09:54

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本物の音を聴いたことが無い

Ado「喜ばしいこと、糧にしなければいけないこと、しかと受け止めて」国立ライブの感想記す
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=7844354
自分もDTMerなのであまり人のことは言えないが、やっぱりコンサートに行った方がいい。コンサートと言ってもロックのフェスティバルとかでなく、小さなものでもいい。音響がないものもある。音響があるものでも小さなものでもいい。実際の音を聴かないといけない。どんなに時代が進んでも電子音がすべてを支配するようなことはできない。

私が言うコンサートというのはホールでやるクラッシックの演奏でもいいし、保育園の子供が叩く太鼓でもいい。小学生の鼓笛隊でもいい。生音の良さを知ることだろう。最近はDTMが手の届くものになっているので誰もが音楽を作れる環境にある。

しかし、PCとイヤホンやヘッドホンから聴こえてくる音という極めて狭い世界で作った電子音の世界でしかない。食事の買い出し以外外に出ず部屋に籠って作曲していると狭い世界しか見えない。

DTMerの私も確かに作曲している時はPCに向き合ているが、町に出掛けた時、イベントに行った時に演奏があるとなると生音を聴く。保育園児の演奏でも感動する。それは演奏が上手いヘタ関係なく生音の良さだと思う。

最近はレコードが回帰の動きが見られるのもそういう要素があるのではないかと思う。レコードの音も生音かというとそうでもない部分もあるが少なくともスタジオで発生した音を録音しているから電子音ではない。

私も局を作る時は演奏をPCに取り込むほど上手くないので電子音で全部作るけど極力いろいろ操作して生音に近づけようとしている。でも生音にはならないが、その努力はすべきだ。それと電子音でしか表現できないようなパターンで表現している人もいるが、正直自分のアンテナには乗って来ない。3秒で聴くのを止める。それは人間の進化の歴史から音楽と共に生きてきた人間の脳との関係で受け入れられない部分があるのだと思う。じゃあ、作る方は平気なのか?と言われるのだろうが、作った人ですら何度も聴いて良い経だとは思っていないのではないか?と思っている。音を組むことは出来てもそれは他人には無理だろうという技術的な優位性を誇示する意味があるだけで何度も聴いて陶酔するような要素は無いと思う。ボーカロイドの早口歌唱も人間には出来ない上ではボーカロイドの強みかもしれないが、それが心地いいかどうかは別の問題だろう。

自分が思う感覚としてはボーカロイドの歌わせ方もかなりのセンスを要求される。ベタ打ちでは大した歌声にはならないが、高度なセンスを要求されるため、ベタ打ちでもそれなりに聴こえるように出来ないか?と考えた末、早口歌声と言う表現になったのではないか?と思っている。それは今までにない表現だから人々(ボカロP)のトレンドになったがそれが良いものかどうかは分からない。それに影響を受けてビッグアーティストになった人も居るのだろうから一定の効果はあったのだろうけれども、じゃあ、その人たちが高速歌声でやっているかというと違う。

そういう音に疲れた人々が何を求めたかと言うと昭和歌唱なのだろうと思う。

私はドンズバ世代だが自分は昭和歌唱からの脱却を求めてDTMをしていたから正直驚いた。歌唱力と言う点では素晴らしいものがあるが、奥ゆかしすぎて自分には耐えられなかったが、それを求める若者がいるという。

子育てもそうだが核家族化が進んだのはこの50年ほどのことで人間は社会性の動物なので母が100%子育てとかは進化的にあり得ないという。誰かに預け、預けられをするのが普通だとも。なので保育園に預けて、働きに行くという方が進化的には沿っているのだという。それと同じで電子音が出てきたのはこの数十年の話で原始の時代から人々は手作りの楽器を奏でてきた。だから電子音も人間の遺伝的、文化的なところでなじんでくるのには少なくとも数千年以上、時代を重ねる必要がある。

生音を聴くというのはそういうことで、DTMをするにしてもあくまでも生演奏する時のためのプレゼン用として作るという方が良いのかも知れない。

この記事は前のところでも書いたが、音響技術者が生音コンサートの経験が深い人ほど電子音を操るのは難しいのではないかと思う。それ以前に日本の楽曲は最近はよりだが、生音でも高速なものが多く特にアニメ系はそういう傾向にある。しかし、作るのは作れてもそれが何度も聴くに堪えるものかというと「?」だ。高速でカクカクとエッジを刻んだ音が一見格好いいがそれはちょっと違う。ノリが良い曲の話を書いたがノリが良い=テンポが速いは違う。ノリが良い曲はテンポを120くらいまで遅くしても良いもので、ノリのバロメータは200越えの曲を120で聴いてみることだ。ノリが悪くなったり、聴けないようなモノになったらそれはノリが良いのではなく、速さでなんとかさせているということだろう。

何でもいいから生音を聴くことだ。
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