映画「クラユカバ」 感想 ＆ 映画「クラメルカガリ」 感想

今回見た映画は「クラユカバ」、2020年にパイロット版も制作された塚原重義の初のオリジナル長編アニメだ。
序章は2021年に一部劇場で公開されたらしいけど聞いたこと無かったな、そこからようやく全編が制作された。
予告映像も見てないのでどんな作品かは全然知らず、ここまで何の情報も無いまま映画を見るのも久しぶりだ。

　
内容は、探偵を営む荘太郎は依頼者が集団失踪事件で消えてしまった事から事件の調査を開始するが、使っている情報屋のサキも誘拐されたため街の地下「クラガリ」へ潜入し装甲列車の指揮官タンネと出会う展開だ。
大正浪漫あふれる世界観はレトロなスチームパンク作品といった感じだね、落語調のセリフもマッチしていた。

　
映像も雰囲気に合ったキャラデザと淡い塗りが良かったね、おそらく作品の根底には細かい設定もあると思う。
ただ上映時間が60分と短いため話の起承で終わってしまっている印象だ、せっかくのキャラがもったいない。
荘太郎の過去は何となく分かったけど、タンネの正体や首謀犯だった奇術団の目的が何なのか不明のままだ。

　
テンポは良くて見やすかったけど、1クール作品のプロローグのような感じだったのでもう少し続きが欲しかった。
あえて全てを見せず余韻を残すという手法なのかな、主人公の荘太郎を演じた神田伯山の声は中々良かった。
面白かったかと言われるとそこまででもなかったけど、メインビジュアルを見て気になるなら見てもいいと思う。



今日のアニメ感想
昨日の五等分の花嫁のイベントはどんな雰囲気だったかなと思ったけど、さすがに普通に終わったようだねw
http://yaraon-blog.com/archives/256532
あやねるが連呼したという「リコーダーとコンガ」は意識して言ったのかな、松岡君はいたたまれなかっただろう。

ダンジョン飯　第17話
キメラ化したファリンの方から現れるとは思わなかった、しかもここまで凶悪なモンスターになっていたとは。
ファリンの攻撃力が強いのでかなりシビアな戦闘だったな、蘇生がある世界とはいえ殺し方もエグかった。
シュローやカブルーたちもこのまま同行すると思ってたわ、4人だけで狂乱の魔術師を倒すのはきつそう。
　
　

魔法科高校の劣等生 第3シーズン　第4話
ずっとイキっていた七宝がやり込められる展開だったが、そんな嫌なヤツではなかったので今後成長しそう。
自分の過去を思い出して苦い顔をする森崎にはちょっと笑った、達也の凄さを思い知らせたい深雪の圧よw
香澄の七宝への態度は意外だった、ダブルセブン編は呆気なかったのでスティープルチェース編に期待。
　
　

ガールズバンドクライ　第4話
祖母の前では本音を言えないすばるに正直に話せと迫る仁菜、それなのに結局言わせないとか何なのw
仁菜が思ったままに行動するヤバイ子なので周りも振り回されてる感じ、すばるとはかなり仲良くなったな。
桃香の方は自分の過去をあまり語りたがらないんだよね、未加入の2名の子たちもめんどくさいんだろうな。
　
　

その他のアニメ最新話感想
○ 夜のクラゲは泳げない　第4話
○ 魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい？　第4話
○ 響け！ユーフォニアム3　第4話
△ ゆるキャン△ SEASON3　第4話
△ ささやくように恋を唄う　第3話
△ ブルーアーカイブ The Animation　第4話
△ 無職転生 II 〜異世界行ったら本気だす〜　第16話
△ 死神坊ちゃんと黒メイド　第28話
△ オーイ！とんぼ　第4話
△ 変人のサラダボウル　第4話
△ うる星やつら　第38話
△ 烏は主を選ばない　第4話
△ Re:Monster　第4話
△ WIND BREAKER　第4話
△ THE NEW GATE【ザ・ニュー・ゲート】　第3話
△ ワンルーム、日当たり普通、天使つき。　第4話
△ アイドルマスター シャイニーカラーズ　第4話
△ アストロノオト　第4話
△ 転生したらスライムだった件 第3期　第4話
△ HIGHSPEED Étoile　第4話
× 花野井くんと恋の病　第4話
総評
ヨルクラはサンフラとは今後関わる事になりそうだ、まどめはザガンが魔王になったけどろくな事が無さそう。
ユーフォは今回も黄前お悩み相談所の対応が見事だった、ゆるキャンは吊り橋巡りがしてみたくなったな。
死神坊ちゃんはシャーデーの想いが反転しまった感じなのか、ささ恋はとりあえず綺麗な関係に落ち着いた。
　
　
　





今回見に行った映画は「クラメルカガリ」、塚原重義のオリジナルアニメ「クラユカバ」のスピンオフ作品となる。
今作はデュラララ!!の作者・成田良悟が原案を手掛けたそうで、それなら大きく外れる事は無いと思っている。
とは言えクラユカバと同じく予告映像も一切見ていないので雰囲気も分からない、話は繋がっているのだろうか。

　
内容は、“箱庭”と呼ばれる炭鉱町で地図屋を営む少女カガリと町からの脱却を夢見る少年ユウヤが不審な連続陥没事故によって日常が侵されていく展開で、町の利権を巡る騒乱にカガリは巻き込まれていく。
大正浪漫とスチームパンクを合わせた世界観はクラユカバと同じだけど、登場キャラや舞台は全く別だった。

　
カガリの飄々とした感じが中々良かったね、こんな場所で一生を終えたくないというユウヤの青臭さも好きだ。
他のキャラも魅力はあるんだけど尺が短いので個々の活躍シーンは少ないし、キャラの背景も不明のままだ。
連続陥没事故の真相に辿り着いただけで箱庭での日々は続いていく、新しい穴には結局潜らずに終わった。

　
栄和島と伊勢屋はデュラララのあの2人を思い出させるけど意外と仲良さげだったな、やり合う所も見たかった。
クラユカバと同じく1クール作品のプロローグという感じだったね、個人的にはこちらの方が好みだったかな。
まあせっかく行くならクラユカバとセットで見た方がより楽しめると思うよ、どちらから見ても全く問題なしだ。