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2024年04月29日07:02

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アスピリンが大腸がんを予防か

かと言って早計な素人判断は禁物ですが。
 
【毎日のアスピリンが大腸がんを予防、免疫の監視を強化か、研究 ナショジオ】
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/042400231/ 抜粋
・・この研究で示唆されているのは、アスピリンが想定とはやや異なる働きをして、免疫系の監視機能の反応を刺激し、大腸がんの進行を防いだり遅らせたりしているということだ。

 人の免疫系は常に体内を監視して正常でない細胞を探している。そしてがん細胞を見つけると、体外から侵入してくる細菌やウイルスを殺すのと同じようにそれを殺す・・

・・ただし、アスピリンがどのように働いてがんの進行を予防したり遅らせたりするのか、また、患者の中でもどのような人が毎日のアスピリン服用の恩恵を受けるのかについては、まだわかっていない点が多い。

 アスピリンを継続的に服用している人は大腸がんのリスクが低くなるが、消化管から出血する可能性などの「リスクとのバランスをとる必要があります」・・

・・2020年4月に医学誌「Annals of Oncology」に発表された、45件の観察研究の結果を分析したレビュー論文 からは、定期的なアスピリンの使用が大腸がんの発生率の低さと関連していることがわかっている。大腸がんの発症リスクは1日あたり75〜100ミリグラムの服用では10%、1日あたり325ミリグラムでは35%減っていた。

 そのほかにも、毎日のアスピリンの服用と大腸がんの進行の遅さとの関連を示す研究や、すでに大腸がんと診断されている患者の死亡リスクを減らすことを示した研究がある。

「われわれが知りたいのは、そうした現象にアスピリンがどのように関わっているのかです」

◇ 研究が示唆するメカニズム◇
・・患者の12%は、心臓病の予防のために低用量のアスピリンを毎日服用していた。アスピリンを服用していなかった患者と比べると、リンパ節への転移率が低く、また腫瘍に入り込んでいる免疫細胞の数が多かった。

・・研究者らはまた、アスピリンの服用者では免疫系の監視機能の反応を引き起こす免疫マーカーのレベル(濃度)が高いことも発見した。
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