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2024年04月17日23:33

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まるでワールドスクエアのようだ

この日曜日、富津市の山を歩いてきました。
この白狐集落周辺のエリアは、既に今年4回目となります。
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この辺りの地形は、鋸山から北へ続く鋸山北稜線(仮称)、そして梨沢西アルプス(仮称)が南北にのびており、その間に白狐集落などが有る白狐谷(仮称)が広がるという配置です。
過去3回は、白狐谷にクルマを駐めて梨沢西アルプスのあちこちを歩き回りながら、鋸山トレイルラン大会で走ったコースをなんとか見出だす事が出来ましたが、鋸山北稜線から白狐谷へ下るルートが不明のままで、ここを歩いてみたかったのです。

今回はここが一番のポイントであり、余裕の有る午前中に通過しておきたい…という考えから、いつものように白狐集落ではなく、鋸山北稜線のトレイル入口近くに駐車する予定でした。
金谷IC近くから林道金谷元名線を登って行くのですが、過去何度か通った時よりかなり荒れている(@ ̄□ ̄@;)!!

かなりの急斜面に穿たれた林道なので、以前から落石はそれなりに目にしていましたが、前回ここへ来た時からたぶん3年余、この間急速に荒廃が進んだのでしょうか、落石や路面の窪みが格段に増え、通行出来る幅が狭まっています。
先の状態も不明な事から、このまま進むと最悪戻れなくなる可能性有る…と考え、路肩が広くしっかりした場所を見つけてクルマを駐めました。
トレイル入口まで暫しの歩き( ̄▽ ̄;)
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途中、鋸山の岩襖が見えます。
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少し先の左手には広々とした平場…
何年か前に初めてここを見た時は、明らかに人の手が入っていそうだし、なんでこんな場所に?と驚いたもの。
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YouTubeだったと思いますが、クロカン四駆でここへ入っている動画も見た記憶が有ります。

雨水が溜まったのか、ところどころ池?水溜まり?が有るのが、まるで池塘のよう(⌒0⌒)/~~
…でもないですが、正に房総の苗場山( ̄▽ ̄;)

しばらく歩くとT字路に突き当たります。
このうち今まで歩いて来た道から右手に向かうのが林道金谷元名線、左手に向かうのが林道竹岡線(通称竹岡林道)ですが、後者はその荒廃ぶりが凄まじく、4輪での走行はずっと前から不可能です。

このT字路から竹岡林道へ少し入ったところにトレイルの入口が有り、2010年&2013年の2回、鋸山トレイルラン大会にてここから白狐集落まで下って行った訳です。

入口は少し急下降ですが、すぐに斜面をトラバースするように北へ。
荒れてはいるものの、これくらいなら…と思ったのも束の間、斜面が崩落しておりました。
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更にここを越えてもまた崩落(。>д<)

白狐集落まで続く尾根はまだ先に有りますから、その尾根の末端となる小ピークに一度登り、高巻きして尾根を下りました。

おっ、右手から道が合流…おそらく先ほどの道の続きでしょう。
こちら側の荒れ具合はさほどではなかったので、こちらからも確認してみます。
つい先ほど見た覚えが有る崩落跡!
やはりこれが鋸山トレイルランの時に走った道でした。
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先へ進みます。

殆どは小ピークを巻くように道は繋がっています。
しかし、ところどころ崩落したり埋まっていたりで、道のまま進めないところも有りました。

地形図上に破線が描かれた辺りまで下り、もうすぐで白狐集落だと思えば、左下に谷間の平場が有る辺りで道が消えました。
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とは言え、おそらく耕作地だったであろう平場が繋がっているので、下る事自体は問題有りません。

しかし、この平場を刻むように川が現れました。
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その上に流れが見当たらないので、ここの湧水が水源という事でしょうか。
そして、おそらくこの右岸側だったと思われる道は消えています。
この平場のあちこちに色々な物が散乱している事から考えると、私が最後にここを走った2013年以降、大雨がこの谷間に集中し、耕作地も道も流されてしまったのでしょうか。

それでも耕作地跡を下って行くと、間も無く白狐集落に到着。
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あちこち見ていた事も有り、この道を抜けるのに、おそらく2時間くらいかかりました( ̄▽ ̄;)

舗装路を暫し南下…
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間も無く東奥野林道と奥野林道の分岐へ。
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2010年の鋸山トレイルランの際、ロンさんがいらした場所です。

お昼近かった事と、土の上はそろそろヒルが出かねないので、ここで昼食としました。

食後は奥野林道へ!
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目指すは白狐峠!そしてチバンドキャニオン!
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奥野林道もこの辺りの他の林道と同様、かなり荒れ荒れ。
単車で入りつつも途中で断念するYouTube動画も見た事が有ります。
とは言え、徒歩であればどうと言う事は有りません。

ここは平行して流れている川に注ぐ支流の水路隧道。
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我々が歩いている道の真下に有りました。
という事は、おそらく元々の地形のように見えるこの道も、実は盛り土なのでしょうか。

それにしても記憶が刺激されない…
一応2回ここを走っている筈ですが、見覚え無い場所ばかり。
おそらくこの後のチバンドキャニオンの印象が強烈なのと、疲れきってヘロヘロ状態で進んでいたからかもしれません。

本来の林道がどのようなルートだったのか分かりませんが、道はやがて川を右手を見送り、その傾斜を一気に上げていきます。
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この傾斜の途中で、とれとれでお会いしていたスタッフのかーさんが声をかけて下さった事だけは覚えておりました。

そしてチバンドキャニオン(⌒0⌒)/~~
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本家グランドキャニオン同様、白狐川が長い年月をかけて大地を刻み深い谷をつくった…という訳ではありません。
ここは採石場跡であり、元々の地形がどうだったのか不明ですが、削りに削った結果、実に不思議で雄大な光景を作り出しています。
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このツーブロックのアタマみたいのが小鋸山で、その手前右側がテーブルマウンテンと名付けられたよう。
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数年前、突如として世間で大ブームとなり(一部界隈にて)、その後は有志により案内板がだんだん整備されてきたのでしょう。

テーブルマウンテン、次いで小鋸山を登り、郡界尾根を進みます。
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ここは2年くらい前に反対側から歩いておりました。

なかなかスリリングな場所を抜けて行くと、間も無く林道金谷元名線に出ます。
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ここを歩いて行くと、やがて朝スタートしたT字路に。
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まだ時間が早いので、この先、竹岡林道も久し振りに歩いてみました。

ここまで歩いて来た金谷元名線もけっこうボコボコで整備状態良くないのですが、竹岡林道はその荒れ具合の次元が桁違い。
崩落で道が完全に埋まってしまっていたり、道の真ん中に大きな溝が掘られていたり…深さは最大で3m近いところも有るでしょう。
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と言うか、以前より深くなっていないか?
荒廃が一層進んでいる気がします。
流れて来た土砂が積もって行くのと平行して、底はどんどん削られていっているのかも…
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定点カメラのような物で変化を見てみたい気もしますが、チバンドキャニオンとは別の意味で、これこそ正に房総のグランドキャニオン!

3台の廃車は相変わらず…
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この林道、終点近くは湿地になっていますが、ここは時期によって池と化している事も有るよう。
以前来た時は乾期だったのか、泥濘は比較的限られていたのですが、最近まで雨季だったのでしょうか。
池にこそなっていなかったものの、泥濘が酷く、ここで引き返す事に…
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池状態なのを見た事は無いのですが、立木と合間って、雨季は房総の大正池と化すのでしょう( ̄▽ ̄;)

さて
2月から4回の山歩きで、鋸山トレイルラン大会で走ったのが何処だったのか?なんとか判明しました。
とは言え、判明したのは良いものの、このエリアは荒廃が激しく、同じコースが今後トレイルラン大会で使われる事は無いでしょう。
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まぁなんにしても…有意義な山歩きでした。

こちらは白狐集落。
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水面に浮かぶ桜の花びらが、何故か枡目状になっています。
何故だろう(´・ω・`)?

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