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2024年04月17日11:47

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【ガソスタ割り込み】災害取材を行うマスコミが、現地で非常識な行動をとる理由

「報道することが使命」と言うことは立派だが、同業他社より派手で見栄えのする映像やインタビューをとることの方が優先されたり、

「ウリたちは庶民とは違う。世論を導くものだ」
「厳しい受験や入社試験を突破したエリートニダ」

という特権階級な意識があるから、マスゴミって被災地での迷惑行為を繰り返すんだろうね。

入社試験だって、実際は在日特権とやらのコネ入社の連中が相当数紛れ込んでいるのにね。(まあ奴らは「血が穢れた日本人と違って、ウリたちは優れた大韓民族ニダと言う何の根拠もない謎の自信過剰なだけな気がするが)
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熊本地震の取材をしていた「関西テレビ放送」の中継車が、被災地のガソリンスタンドで給油待ちをしていた車列に割り込んだとして、同局がお詫び文を出した(関連記事)。

割り込みは、被災者のTwitterで指摘。当初は「デマではないか」なんて擁護(ようご)の声もあがっていたが、当事者が非を認めた形となった。

 ただ、現地では他にも同様の話があるようだ。避難所の駐車場にマスコミの取材車両が大挙して押し寄せたことで迷惑だという声がTwitterで拡散されているし、お笑い芸人の田村淳さんも自身のアカウントで報道陣に以下のように呼びかけている。

 報道のヘリで現地の大事なアナウンスがかき消されたり…報道の照明で夜中に照らされたり…報道の中継車が道を塞いで通れなかったり…報道の人がいなかったら、僕たちは現地の様子を知る事ができないのですが…どうか被災された方の気持ちを優先して、現地の様子を伝えて欲しいです。

 ご存じの方も多いと思うが、この手のトラブルは東日本大震災でもよく聞かれたし、古くは阪神・淡路大震災でも問題となっている。田村さんが言うように、報道は被災地の様子を伝えるという使命を果たす一方で、被災者の方たちをかなりイラっとさせている現実があるのだ。

なぜこうなってしまうのか。

 いろいろな意見があるだろうが、問題の根幹には、マスコミが、「災害の爪痕を世に広く知らしめなくてはいけない」という強迫観念にも似た思い込みにとらわれていることが大きいのではないかと思っている。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1604/19/news043.html


非常識極まりない行動

関西テレビのクルーは、「災害現場に早く……」という焦りがあったのか(写真はイメージです)
 デイリースポーツの取材に応じた関西テレビ広報によれば、取材クルーは宿泊先の熊本市内を朝出発し、被害が大きかった益城町に向かう途中だった。中継や取材素材送信の作業などで時間が切迫していたことで、割り込みを行ったという。

 この日は朝から各局が益城町から中継を行っている。「後発」の関テレクルーらの尻に火がついていたのは容易に想像できる。とにかく早く現地に急行し、倒壊した家屋など「地震の爪痕」を見つけなくてはいけない。インタビューに応じる被災者も必要だ。レポート原稿やカメラ割りなど中継の段取りも考えれば、チンタラしている場合ではない――。

 つまり、彼らが割り込みという非常識な行動をとった背景には、「被災者の論理」より「マスコミの論理」を優先させてしまうからなのだ。この論理とは一言で言えば、とにかく「分かりやすく派手な被害」を伝えることこそが正義だという考え方である。

 被害を免れた建物より、倒壊した家屋。安堵の笑顔より、不安に怯える表情。命からがら逃げた人にマイクを突きつけ、「どうですか? 怖かったでしょう?」とやる。こういうことが「優先すべき仕事」になってしまっているので、ガソリンの給油待ちをしている被災者の姿が見えないのだ。

 ただ、マスコミのみなさんをかばうわけではないが、彼らがこのような「分かりやすく派手な被害」に固執してしまうのは、「性」(さが)というか、「絶対に完治しない病」のようなものだと思っている。

 もうずいぶん前になるが、まだ記者をやっていたとき、北海道の有珠山(うすざん)が噴火をして現地で取材をしたことがある。噴煙は地上3000メートルまでのぼり、国道も寸断。近隣住民は避難を余儀なくされるという大きな災害だった。

 道内はもちろん、日本中でさまざまなイベントが「自粛」された。「日曜洋画劇場」で放映されるはずだった火山を舞台にしたパニック映画『ダンテズ・ピーク』も他の映画に差し替えになって、連日のように噴火の様子や、避難所で疲弊した被災者の様子が報道された。

 ただ、これは現地にいた人間からすると、かなり違和感があった。噴火2日前に近隣住民ら約1万人を避難させたおかげで、人的被害はゼロ。洞爺湖温泉(とうやこおんせん)という「観光の街」ということもあり、中には「噴火に負けるか!」と声を掛け合って、元気な被災者も多くいたからだ。

被害」こそが伝える価値がある
 実際、噴火から10日足らずで、被災したスナックのママが安全な地域に臨時店舗をオープンした。被災者にも好評で、避難所の体育館から夜な夜なやって来て、カラオケで歌ったり、酒を楽しんでいた。

 こういう被災地の「現実」をなんとか伝えたいと考えたが、記者をしていた雑誌ではボツ。現地のマスコミはみな知っていたので、どこかが報じるだろうと思っていたが、全国紙の地方版が小さく取り上げただけ。全国から集結したマスコミは、「疲労重なる避難生活」という見出しとともに、「体育館で寝泊まりし、疲れた表情の被災者」の写真や映像を毎日取り上げ続けた。つまり、「災害報道」というのは、とにもかくにも「弱者」に寄り添い、常に「被害」にフォーカスをあてなくてはいけないという暗黙のルールがあるのだ。困難の中で明るく過ごす被災者や復興へ向けた動きは、ニュースバリューが低いとみなされてしまう。

 今回もそれは変わらない。分かりやすいのが『読売新聞』だ。4月17日の一面には、《暴れる大地に涙》《学生犠牲 友人ら無念》《妻「どうしてあの人が」》《優しい人だったのに》という見出しが踊り、男子学生や亡くなった方たちの顔写真とともに倒壊したアパートが映る。

 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1604/19/news043_3.html

 翌18日の一面も同様のトーンが続く。大見出しには《熊本地震 避難11万人》。《死者新たに1人 42人に》《南阿蘇7人に安否不明》という言葉とともに、土砂崩れ現場で必死の救援作業を行う自衛隊の様子を、西部本社が出したヘリが空撮した写真が大きく掲載されている。

 新聞の一面というものは、その新聞社が最も報じるべきと考えるものが掲載される。つまり、『読売新聞』が今回の熊本地震で、「最も伝えるべき価値のあるニュース」と考えたのは「被害」になっているということだ。

「伝えるべき価値」が値崩れ
 ただ、個人的には新聞が一面をつかって報じることは、もっと他にあるのではないかという気もしている。

 例えば「支援」だ。先ほど引用した田村さんのSNSでは、福岡市が公開している熊本への救援物資の送り方などを取り上げ、「拡散」している。熊本出身のタレントのスザンヌさんも自身が被災している中で、ブログを被災者や支援者の情報交換の場に明け渡している。もしこれを『読売』の一面でやったら――。見出しをつけた人には悪いが、「暴れる大地に涙」よりよほど被災者のためになるメッセージではないか。

 さらに言えば、こういう「被害」を伝えることにこそ「価値」があるという報道スタンスは後々深刻な事態を招く。自然災害は徐々に「被害」は回復される。もちろん、悲しみは癒えないし、傷跡も残る。しかし、マスコミが飛びつく「分かりやすく派手な被害」は徐々に消えていく。

 それは言い換えれば、マスコミにとっての「伝えるべき価値」が下落するということだ。「被害」こそが新聞の一面を飾るような価値があるという考えなのだから、「被害の回復」はそれよりも価値が下がってしまうのは当然だろう。東日本大震災のとき、あれほど被災地に押しかけたマスコミが、「復興」という兆しが見えた途端、パタリとやって来なくなったのはこれが理由である。

 このような「被害押し」の報道姿勢は、今話題となっている「行き過ぎた自粛ムード」とも決して無関係ではない。

「災害報道」と「自粛」のあり方
  「分かりやすく派手な被害」を強調され、連日のように繰り返し報じられれば、誰でも馬鹿騒ぎを悪いと考え身を慎む。尾木ママが言うような、「人間らしい共感能力」ということもあるかもしれないが、「罪悪感」という部分も大きいと思っている。テレビや新聞が「甚大な被害」を強調すればするほど、人々は「気の毒に」と心を痛める一方で、自分たちの恵まれた境遇に胸をなでおろす。その「罪悪感」が「自粛」の空気を生む。

 「自粛」という言葉の意味をひけば、「自分から進んで、行いや態度を改めて、慎むこと」とある。素直に読めば、「他者への慈しみや気遣い」より、あくまで「自分のため」のような印象を受ける。

 果たしてこの「慎み」はいったい誰のためのものか。我々が自粛をすることで、本当に被災者のみなさんは喜んでいるのか。

 日本はどこでも自然災害が起こり得る。これから被災をするであろうすべての人のため、「災害報道」と「自粛」のあり方を、真剣に議論すべきときがきているのかもしれない。


■「あの時は終わりだなという感じ」熊本地震から8年 最大震度7を2度観測 復興いまも続く
(TBS NEWS DIG - 04月16日 12:08)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7827583
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