精神異常×人権

「人権概念に貫かれてる」とされる現行マッカーサー植民地憲法下日本。
障碍者差別はいけない、やる側がむしろ馬鹿にされる、というのが「常識」になっている模様。

が、ここで不思議なのは「精神異常者」に対する扱い。
今の日本では多分、「知的、身体、内部、精神」の四つに別れるとされる「障碍者」だが、例えば「津久井やまゆり園」事件では被害者が知的、身体障害で「差別偏見はいけない」的空気が流れた。
対する加害者は通院入院歴ありバリバリの精神障碍者。

セックス依存症のタイガー・ウッズ、小児性愛マイケル・ジャクソン、そして引用該当者水原氏他ギャンブル依存症はそれが事実として認定されれば、アル中同様、れっきとした「精神障害者」。
仮にアル中施設を精神障害者が襲ったとして、加害被害の同情、心情はどっちにどう動くのやら。
「『津久井やまゆり』を見てもわかるように精神異常者を野放しにすればどこまで被害が広がるか、39条で無罪だからやられ損、隔離しろ、近所に置くな」の論法で「精神障害加害者真っ黒」、「被害側身体知的障害真っ白」、ならば=差別内差別→精神障害者徹底差別糾弾排除隔離はどんどんやりましょう。となり、というか実際なっていて障碍者別差別ピラミッドがある。

アメリカの概念は知らないし、人種差別やら麻薬依存が大きいから、日本風精神障害なんかにかまってられない、みたいな「定石」があるのかもしれないが。

もし日本で障碍者手帳が出てる、通院、入院歴がある人を障碍者とするなら、身体、知的、内部のみ持ち上げ、精神異常者は徹底排除、差別しろ、なら。
「反差別」を叫んでる連中、報道をやってるそいつら自身の差別意識がまずはでかい。
ユダヤ人はナチスの被害者だと言いながら、わずか数年のナチス政権よりはるかに長く建国以来、イスラエルは今もパレスチナ侵略虐殺全滅を旗印に極悪戦争続行中。
アメリカやら大戦中の対ユダヤ加害者ドイツもイスラエルべったり、アメリカ大統領選なんか与野党、手に手を取って武器、金出しまくり。

・・・の構造やら宗教戦争なんか宗教禁止にしなけりゃ終わらないだろう、の感覚が自分にはあるし、外国のなんたら、意識は全くわからないが。

自国日本でも「差別多重構造」がある。
誰もギャンブル依存やら異常性欲者、精神異常を治療、この当事者にも人権あり、は言わない。

ものわかりいい顔して、「人権」の旗はふりかざしてるその当人含め「みんな差別が大好きだ」。

といっても法律上、裁判の作戦上「ギャンブル依存症」の言葉を使ってる、一から十まで同情弁解の余地なし、というのが事実なら懲役30年でも終身刑でも自分のまいた種だし。

しかも違法借金なんか踏み倒して、旅券あるうちに帰国すれば返済の必要なんかなかったろうに、胴元返金は続けた行為自体が「異常」、自分の選択なんだから人権なんか認める隙なし、とみるならそれもそれ。

けれど根本、麻薬にしろ酒にしろ異常性愛にしろ解決策はただ一つ、「当事者をその対象がない空間限定で生活させる」しかないだろう。あるいは今はできないが脳の移植手術で全く別人格にするか。前段のロボトミー手術復活か。

なので、「差別内差別」があったり、ギャンブルのみならずクスリ、酒他「依存症」が判明したら過疎地やら無人島行きにするのが対策だろう。
シャブ中、アル中みたいに、やっては入れる、出しては捕まえる、では当人ともかく、他人に被害が広がるばかり。

にしても「彼」の場合は通常じゃできない額が賭けれてしまった、ところにも問題あり。
防ぎようはなかったのか？
「球団、スタッフの管理やいかん」というにできなかった、という一件だったのだろう。

日本式に39条あるから無罪、一般刑務所行きはないが死ぬまで医療刑務所、の事実上終身刑、があるのかないのか、いいのか悪いのか、は不明。
法治主義の限界か。その枠を突破するものこそが精神異常か。

◆異常VS正常◆
「精神異常」用語自体体裁悪いから使うな、になってるけれど。
身体、知的、内部、他の「障害」の下に置かれる、人権完全抹殺されてる「精神障害」概念じゃ当事者もかかわる他人、社会もマイナスしかない。
現行泣き寝入り野放し、見て見ぬふり、に使う場合「精神障害」、プラス方面解決に向かう場合は「精神異常」の使い分け、「差別内差別」より「用語差別」で突破口・・・・

◇引用◇
■水原容疑者　大谷選手に口裏合わせを依頼か「肩代わりしたことにしてほしい」米報道
(TBS NEWS DIG - 04月15日 04:42)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7825828