秀吉に追放された３人　の雑感

豊臣秀吉の逆鱗に触れ、追放された３人の武将
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/dfbb246fba6254e2581235db7220caef9aca0382
>神子田正治
>仙石秀久
>尾藤知宣

大門先生の記事。この中で一番やらかし度が高いであろう仙石秀久が大名に復帰できて、落ち度はあろうとも功も立てていた神子田正治は　高野山送りだけではおさまらず、その後さらに高野山からも追い出しているあたり、秀吉の人となりが伺えるなと。

尾藤知宣は以前の日記にも書いたとおり、かつて小笠原氏に仕えていた血筋だったということで、九州でのやらかしで所領没収後された後、小笠原貞慶の客分になっている。秀吉の勘気を蒙って知宣が処刑されると、小笠原貞慶もとばっちりで所領没収されている。

尾藤知宣の九州のやらかしに関しては、秀長の兵糧売りつけ事案とも関連していて、大半の大名が　ドン引きしながらも「これもお付き合い」と秀長から兵糧を買った中、尾藤知宣だけが「は？カネないし」とブチ切れて、参陣大名で親睦のお茶会やろうという誘いに、「は？秀長から兵糧を買うカネもないのに、茶会する余裕あるはずないだろ」とイヤミで返して、秀長のメンツを潰したとかいう話。その後のいくさで、ことあるごとに秀長の方針に反対したのは、この辺の絡みがあったからではないか言われている。

再来年の「豊臣兄弟」。兵糧売りつけとか、尾藤知宣とか、どう描くのだろうかと。