「岸田は交代するべき」と言った幹部　の雑感

補選“全敗”に「トップの責任を問う声」 岸田総理は引き続き解散模索【衆議院補欠選挙】
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マスコミ用語でいう「自民党幹部」は、幹事長・総務会長・政調会長・選対委員長（いわゆる党４役）に、参議院議員会長・参議院議員幹事長。現在だと茂木敏充、森山裕、渡海紀三郎、小渕優子、関口昌一、松山政司ということになる。

党４役で敗北責任を言い出すとブーメランになるので、参議院の方かなと思ったのだけれども、党内野党で無派閥だった渡海紀三郎だったら、ブーメランなんか気にせずに言ってしまうかもしれないなと。

参議院の方だとすると、松山政司は（名目上解散しているが）岸田派なので、言うのだとしたら関口昌一。関口は茂木派ではあったが、青木（息子）と小渕に次ぐスピードで茂木派を離脱しているので、幹事長である茂木が責任取らされることになっても何とも思わないだろうと。

まぁ渡海にしろ関口にしろ、党全体をひっくり返すようなムーブメントを起こせるとは思えないわけで、今日明日に政権がどうこうするなんてことはないだろう。だいたい岸田以外だったら負けなかったかと言うと、そんなことはないだろうし、今すぐ岸田に代わって火中の栗を拾いたいやつがいるかというと、そんなことはないだろうと。